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#017 予習から始めよう
拝啓 この連載記事を一度でも読んでくださった方へ
初回「#001 身の丈にあった文章でいい」の冒頭で、
わたしは、このように書き留めました。
巷には、小説を書きたい人のためのハウツー本やノウハウ本、
ネットのあちこちにも、手順やマニュアルなど、たくさん載っています。
ゼロからスタートする方は、そちらの方が勉強になると思います。
この記事は、いざ執筆に挑戦したけれど、
途中で挫折してしまった方に捧げる[ヒント集]です。
あるいは、ハウツーやノウハウなどを読んでみて、
「自分には無理かも」と怖気づいてしまった方への[お手紙]です。
ぜひ、ご活用くださいませ。
この、いわば宣言に、まったく変更ありませんが、
あらためて読み返してみて、もっと丁寧に書こうと反省しました。
なので、この連載記事のイントロダクションを、
いまさらながら書くことにします。
脱稿までと、脱稿後について、わたし自身が思っていることを書きます。
※脱稿とは、原稿を書き終えることです。
[1]予習 ⇒[2]受業(学ぶ&実践)⇒[3]復習 ⇒[4]?
この順番で書いていきます。
ちなみに、受業は誤字ではありません。
「業を授ける」ではなく「業を受ける」で正しいです。
つまり「授業を受ける」という意味です。
はい。
全4回の、今回はその第1回目、[1]予習 についてです。
[1]予習/基本を知る(学びのスタートラインに立つ)
ネットのあちこちに数多存在している手順やマニュアルですが、
おおむねどれも同じような内容です。
もともと存在していた手順やマニュアルがあって、
それをコピペして弄ったモノかもしれません。
執筆された方によって、バージョンアップされたモノもありますし、
上手にカスタマイズされたモノもあります。
もちろん、その手順やマニュアルは、役立つ内容ですし、
執筆者の意見も参考になります。
ですが、いまどきは、ネットのあちこち探しに行かなくても、
チャットGPT先生に訊ねれば、親切に教えてくださいます。
なお最近は、
チャットGPT先生の解説を弄って載せたようなモノも、
散見されます。
つぎに、ハウツー本やノウハウ本について。
さすが書籍化された本だけあって、しっかり役立つ内容です。
しかし、その書籍と自分との相性があると思います。
購入前に立ち読みできれば、立ち読みしてから買ってください。
どうも立ち読みは気が引ける。そもそも書店が近所にない。
そうした事情がある方には、図書館をオススメします。
たいてい置いてあります。
大きな図書館に行けば、複数あります。読み放題です。
ちなみにわたしの場合、
唯一相性ピッタリだったのが、こちらの文庫本です。
この[note]で記事を書かれている方にもオススメです。
しかし、いかんせん古い本(初版1992年)です。
読む or 読まない、買う or 買わないは、ご自身で判断してください。
この文庫本は、文章を書くすべての方に役立つ本だとわたしは思います。
さて、
ハウツー本やノウハウ本、手順やマニュアルを読んで、
おそらく多くの方が「書いてみよう」と思い始めるはずです。
しかし、怖気づいてしまう方も、なかにはいらっしゃいます。
「難易度高そう」「こりゃ大変だ」「自分には無理かも」
せっかく興味を持ったのに、なんとまぁ、勿体ない。
この連載記事「あきらめ続けたあなたに|挫折しない小説の書き方」は、
そうした尻込みしてしまった方も、対象にしています。
「難しく考えすぎちゃダメ」「全然イケる」とお伝えしたい。
せっかく抱いた興味を抑え込まないでほしいのです。
そんな理由もあって、
エッセイという形の連載記事にしてあります。
わたし自身の創作エピソードなどを交えることで、
実際に小説を書き切ったひと、いまでも書き続けているひとは、
「こんな失敗やこんな成功体験をしてたんだ」
「そんなことを考えながら執筆してるんだ」
そう思っていただくことで、
「やっぱりチャレンジしてみよう」
「試しにプロット作成してみようかな」
興味をもった始まりの時点に引き返すきっかけにしていただきたいのです。
おこがましいことは、百も承知で、
わたしは勝手に「それがわたしの役割」だと思っています。
(ほんとマジで、身の程しらず)
てか、多くの方と、コレを共有したいのです。
「書く」って(しんどいけど)楽しいよね。
はい。
ネットのあちこちにある手順やマニュアルの記事を読みました。
あるいはハウツー本やノウハウ本の類いを読みました。
これで、ひとまず予習は終わりました。
ですが、まだまだ学びのスタートラインに立ったにすぎません。
次回は、[2]受業について、書きます。(おそらく長文です)
~ 先ほども紹介しましたが、コレ、ホントにオススメの文庫本です ~
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