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#012 音読してますか?

拝啓 カフェとかで執筆作業をされていらっしゃる方へ


小学生のとき、
国語の授業で「はい。次、◯◯さん」と呼ばれて立って、
音読おんどくしませんでしたか?
ちなみにわたしは、よくめられました。
調子こいて早口になって「ゆっくり!」としかられもしました。

いまどきは、小学校低学年の宿題でも、音読おんどくがあります。
保護者の皆さん、ぜひとも「上手だね~」とめてあげましょう。
きっと読書好きになると思います。

わたしの場合、小学生のとき、読書好きになって、
図書室にあった伝記やら児童文学やら、いろいろな本を借りて読みました。
ちなみに読書好きになると、成績も上がります。
どの教科の教科書も、すべて日本語で書いてあるので、
読書を通じて日本語理解力(読解力)がアップすると、
成績もみるみる上がっていきます。
わたしはヒマつぶしに教科書を読むこともあったので、
そりゃ成績が上がらないはずありません。
小6のときには、
勢い余って小説を書き始める暴挙ぼうきょに出てしまい、
現在、趣味で小説を書くようになってしまった次第です。

…… さて、まくらはこれくらいにして、本題に入ります。

皆さんも、ご自分で書いた文章を読み返すと思います。
一区切ひとくぎりついたところで、
誤字脱字ごじだつじチェックはもちろんのこと、推敲すいこうもされると思います。
その際、ぜひ「音読おんどく」してください。

わたしは読み返すとき、音読おんどくを心がけています。
それが小説の場合、必ずと言っていいほど、音読おんどくします。
もちろんセリフも抑揚よくようつけて声に出します。
「長ゼリフすぎる」とか「舌かみそう」とかの違和感チェックもできるし、
セリフに込めたニュアンスの再確認もできます。
何よりも自分が書いた文章のスタイル(文体)を、
声に出して読むことで、バッチリ確認できます。

わたしは、こう思っています。
「文体のリズムがいい ≑ 読みやすい ⇒ 読者に伝わりやすい」
なので、皆さんにも、音読おんどくをオススメします。

音読おんどくしてから、修正しよう。
読みやすく修正できたら、自分をめてあげよう。

最後に、とても重要なことを申し上げます。

カフェとかで執筆作業をされていらっしゃる方へ。
決して、そこで音読おんどくしないでください。
音読おんどくするなら、周囲に誰もいない場所、
できれば、おうちでお願いします。



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GW、この本を買って読みます。
とても売れているみたいです。
~ 読んだあと、感想を記事にします ~




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