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降臨する記憶を拾い集める マカピーな日々#0773

マカピーです。
昨日雹を交えた激しい雷雨がありました。
皆さんのところは大丈夫でしたか?マカピーの庭ではハヤトウリの葉っぱがズタズタにされてしまいました!

更に今朝の散歩では公園近くの道路には叩き落された、葉が側溝沿いに集まっている様子にその降りの激しさがわかるのでした。

また今日は「燃えるゴミ」収集日で、市指定の黄色のプラスチック袋をもって収集場所まで歩いていると、ゴミ出しを終えて戻った近所のおじさんと会いました。

マカピー:「いい天気ですね。でも昨日の雷雨は凄かったですね!?」
おじさん:「ああ、あれほど雹が降るのも珍しかったよ」

と、普通の会話でしたが、フッとこれが群馬の郷里だったらどんな風に自分は話していたろうかって思ったのです。

マカピー:「なっかーら、昨日の夕立はスゲかったいねー!」

なんだか、語感から粗野な感じがしますが「お国訛り」とはそんなものかも知れませんね。

どうしてそんな「ふるさとの言葉」が急に思い出されたかというと、昨日東京で群馬出身の女性と会って話をしたから、と思い当たりました。

でも、マカピーの記憶では、その場面ではお互いに上州弁(群馬言葉)で話したわけではないはずなのです。

でもさらに不思議なことに、今朝に『バンテン替わり』という言葉が口をついて出てきたのです。

あれれ?この言葉を最後に使ったのは中学生くらいまでだったと覚えているくらいかなり昔のことだったのです。

言葉の意味は、おそらく「交互に」だと想像します。

つまり「この遊具は一つしかないから、みんなでバンテン替わりで使いなさい」というような用法になるのかと思います。

ところで、こんな感じで子供のころ以降、使わなくなり失われた言葉がふと脳裏をかすめることがあります。

でも「ああ、そんな言葉もあったかしら?」と一瞬考えても、行動している最中ではすぐに場面が切り替わった際に、そうの「チラッ」とのぞいたヒントはまた深い記憶のどこかに仕舞われてしまう事が多いのです。

それが、幾年かぶりで同郷人と話をすると、深層心理の奥底に淀んでいたものが、記憶の表面に浮かび上がってくるような様子になるのではないでしょうか?

たまたま今回、マカピーはうまく言葉を「すくい取れた」のかも知れません。

で、それがどうしたんだって?

そうなんです。そんなことはどうでもいいことなんです。

それでも、心理学的な書籍にはそうした「降臨してくるメッセージ」には深い意味や重要なヒントが隠されている可能性があるって知ったのでした。

そういえば、ノーベル生理学・医学賞を受賞したワトソンさんとクリックさんの『DNAの二重螺旋構造』を発見した話もそうしたヒラメキだったとも聞いています!

それから、日本人でもその記憶の片りんを捕まえたくて、自動車を運転していても、メモできるように太ももにメモパッドをくくりつけて「降臨」の瞬間を待っている人がいたという逸話も聞きました。

マカピーの深層心理から何か湧き出るアイデアがとてつもなく重要な人生の転機になるようなメッセージを秘めているとしたら・・・そう思ったから単純なマカピーはすぐ真似してみたんです。

そのために一時は家のいたるところにメモを置いた時期がありました。

車の中、散歩中のシャツの胸ポケット、トイレの中、枕元、茶の間、風呂の中でも防水プラスチックのシールパックに入れたメモ帳や紙切れを置いておきました。

でも、数か月間続けたのですがどうもメッセージをキャッチすることはできませんでした。

期待したのは夢でした。

夢を見ている最中にも、自我があって「よしよし、来たぞー!このことをメモしておこう」って考えているのです。

ところが、目が覚めたとたんにサーッと記憶が薄れていってしまうのでした。

「あー、待ってくれ。書き取っていないうちに消えないでーっ」



見た内容のいくつかの単語を紙にメモして、後で思い出そうにもできないのです。

これを幾度か繰り返している脇で、マカピー妻が言うのでした。

マカピー妻:「明け方に夢を見たけど、ワタシがネパールのカトマンズを友達のアヤちゃんと旅をしているのよ。そしたら隣のクボタさんが家族で来ていたのよ。不思議だなーっておもって声をかけると、なんと私と同じホテルに泊まっているのよ。だからネパール人のタシに頼んでタメルのネパール料理屋で一緒に夕食を食べることにしたのよ!」

マカピー:「よくそこまで覚えてるよね。ボクなんてメモ取ろうと思っても覚えられないんだ。確かに今でも面白そうな夢だったのはわかるんだけどキミみたいに詳しく覚えてないんだ」

マカピー妻:「だから、最近メモ用紙が視界から消えたと思ったわ」
マカピー:「夢や心に浮かんだヒントを書き留めたかったんだけど、覚えていられなくて思ったよりもずっと難しいんで止めたんだ」

マカピー妻:「じゃあ私の夢だったら教えてやってもいいよ!」
マカピー:「え、ボクの代わりに君の夢の内容を書き取ってどうするの?自分の夢に託されたメッセージが何だったのか知りたいんだ!」




マカピー妻:「で、それがわかると良いことあるの?」
マカピー:「さ、それはどうかな?」
マカピー妻:「・・・前からそうだったけど、しょうもないことにエネルギーを費やす人なのね、アンタって人は!?」


マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。異端視になることを恐れるな!




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