コワいおばさんの正体

あなたのまわりには、コワいおばさんいませんか?

”コワいおばさん”というのは、会社に主に生息しており、周囲の人からはとっつきにくい、なんか言ったら怒られそう、冗談通じなさそう、なんか怒ってるの?などと思われがちな人のことです。男性からそう思われることが多いと思いますが、それは男性から見た場合のこのような異性が本当に異星人並みに解せない存在だから、拒絶してしまうということがあるからなのだと思います。

おばさんと言ってますが、これは男性がコワいおばさん化してることもあるので要注意です。いつもイライラしていたり、なにか質問すると、そんなことも知らないのか?というニュアンスをムンムンに込めて回答してくれるおじさんがわたしの会社にはいて、わたしのなかではこの人も大きな枠でコワいおばさんの一員とカウントさせていただいております。笑

コワいおばさんはなぜこわいのか。

そんなコワい人、めんどくさい人、放っておけばわいいじゃない、と思われるかもしれませんが、ただの同僚であればそれもできますが、私の場合は、部下に二人このタイプがいるもんで、避けて通るわけにもいかない、なんなら仕事に師匠が出ていたりひどいときには周囲からクレームをもらうこともあるため、本人に注意しなければいけない場面もあるんですよね。。。これが本当に本当に今の仕事の最大のストレス源!!!泣&笑

わたしだって触れ合わずに済むなら一生無視して生きていきたいけど、哀しいかな、現状かなわないわけです。

なので、わたしはいつもおばさんがコワい言動を取ったとき、なぜそういう言動になったのか、その背景や経緯を本人に聞くようにしています。そうすると、だいたいこっちが受け取っていた印象と本人の意図には結構なギャップがある。

そもそも本人はコワいと思われていることも知らないし、自分がコワがられるような言動を取っている自覚が全く無い!というのがいちばんの特徴だとわたしは思っています。

ではなぜコワくなるのか。

これはリモートワークが去年から始まって如実に現れたということもあると思っています。

リモートワークになっていちばん変化が大きいのはコミュニケーション方法です。

リモートワークでは、誰かに質問をしたり連絡事項を伝えたりするとき、基本的に文字での会話になります。今まではちょっと席に行って、5分ほどの会話で済ませられた確認事項を、毎回文字を打って相手に伝える、ということをしなければならなくなりました。

ここでコワいおばさんの特徴が悪い形で現れてきます。

コワいおばさんの文面は基本カタイ。絵文字や顔文字もなく、白黒って感じ。モノクロ映画の時代の人か!って感じです。また、そういう人はもともとコミュニケーション能力が高くないため、文面がぶっきらぼうだったり、短くてわかりづらい。主語が抜けてて何の話してるのかわからないなんてことは日常茶飯事ですね。あと、チャットなのに語尾にすぐ、よろしくお願いします。とつけることによって、わたしはここまでしかやりません、ここから先はあなたボールです、と手綱を離して見えない壁を築くわけです。そう、ちょうどあのアクリル板のように。。

こういうチャットをもらうと、

あら?怒ってるのかな?機嫌悪い?コワい〜!

って受け取った側は思うわけです。

なぜコワいおばさんはこんな文面になりがちか?

それはコワいおばさんというのは、とっても真面目な性格の方が多いです。ふだん直接会話するときもあんまり冗談通じない系の人が多い印象だけど、話すときは普通でもメールになると急に超真面目!!!みたいな印象に余計なる。本人は相手に失礼のないようにきちんと伝えなければ、と真面目に作文するので、内容以外の表現が非常に乏しい。今までは直接の会話でそのあたりはカバーできていた部分も、いまは文面の印象が100%ですから、もはやコワいでしかない。笑

真面目で丁寧に書かなければ、というおばさんなりの努力がリモートワークでは100%裏目に出る、という話でした。

リモートワークでは、仕事以外にコミュニケーション能力や表現力というのがかなり大事だなあと実感してます。


ではまた〜

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