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Be A Happy Person

アメリカ留学する前の私は、自分のことを好きになれなくて、悩んでばかりいました。 自分に生きている価値があるのだろうか、なんて考えていたものです。
 
それが、ニューヨークに住んでみたら、周りはオープンマインドな人ばかりだし、人の言うことを否定するような人はいないしで、人と話すのが楽しくなったのです。 知らない人とでも、いくらでも会話がはずむのがニューヨークで、私はおしゃべりが大好きになりました。
 
そのあたりのことは、今まで2回ほど書いているので、よろしかったらこちらをどうぞ。 今後もまた、何か思い出したら書くかもしれません。
 
ニューヨークのおしゃべりな日常:ご近所編
https://note.com/maca39inches/n/nf1ba1263aea3
 
ニューヨークのおしゃべりな日常:街歩き編
https://note.com/maca39inches/n/ndd9a03571195
 
 
人を信じられる気持ちになり、話すことが怖くなくなり、意味のないことで悩むこともなくなって、なんだ、自分はこれでいいんだ、と思えるようになったのです。 日本で悩んでいたことなんて、悩まなければいけないように思わされていただけで、本当は悩む必要はまったくなかった。 誰に何と思われようと、私は私だ。

毎日が楽しいな~と思って生活していたからか、周りの人からはよく、私は “Happy person” だねと言われたものです。
 
それはフレンドリーな人々のおかげ! すれ違って目が合っただけでニコッと笑顔を exchange 出来たりするのって、なんて幸せな気持ちにさせてくれるのだろう!
 
そして日本に帰ってきたときには驚きました。 街を歩く人たち、なんて表情がないんだろう! みんな下ばっかり見て歩いている!
 
用がないからしゃべらないのは別にいいんだけど、ちょっとした挨拶や声かけもしないですよね。 なんてギスギスしているんだろう。 これも、関連することを以前書きましたので、よろしかったら。
 
“Can I help you?”
https://note.com/maca39inches/n/n5c05c437ab7f
 
 
私はこういう、他人を邪魔に思っているような社会はとても悲しく、息苦しく、何とかしたいと思うのです。
 
ですので、いま私は東京に住んでいながら、ニューヨークで染みついたあの感じのままで話すようにしているのですが、どうなると思います?
 
コンビニのレジでは、まずレジの人に 「こんにちは~」 と言いますが、返事があることはほとんどないですね。 目も合わないです。 「こんにちは」 に対して、「は!?」 と返されるようなこともあります。 おいおい、挨拶を知らないのかい・・・ っと思ってしまいます。
 
「は!?」 と返してくる人の多くには、「なんだこの田舎者は、」 とでもいうような、小馬鹿にしたニュアンスを感じます(田舎を馬鹿にすることもおかしいですよ!)。 コンビニで挨拶なんてするのはかっこ悪い、ということでしょうかね。
 
地下鉄に乗っていて、お父さんと思われる男性が、ストローラーに1歳ぐらいの女の子を乗せて、私の近くに座りました。 車内は空いていたし、私は何となく(まだ帰国したてで) 女の子に 「お父さんとお出かけでよかったね~」 かなんか、話しかけてしまいました。 ニューヨークだったら、女の子かお父さんのどちらかから、必ず反応があるところです。
 
でもこの時は・・・ 全く無視されました。 お父さんは私のほうを見ないように(笑) しているようでした。 「変な人」 扱いですよね!
 
それまでのニューヨークで慣れている感覚から言うと、いい大人が、日本語がわからないわけでもないだろうに、このくらいのコミュニケーションができないのかな、と不思議に思いました。
 
これはちょっと希望が持てる、ということもあります。
 
エレベーターに乗る時、ドアのわきに立っている人が 「開」 のボタンを押してくれること、よくありますよね。 そんなときは、その人に 「ありがとうございます」 て声をかけます(ニューヨークではそんなボタンはなく、手でドアを押さえるので、そうしてもらったら ”Thank you!” とお礼します)。
 
東京でそれをやると、お礼を言われた人が会釈してくれたり、「はーい」 ぐらいの返事をしてくれる人が多いです。 元々、ボタン押してくれるような親切な人々だからでしょうか!
 
ちょっとしたことで、気持ちが伝わって、言われたほうも嫌な気にはならないのだから、どんどん声はかけていこうと思ってます。 言わなければ、いくら心で感謝していたって、何も伝わりませんからね。
 
コンビニのレジだって、こちらが目を見て 「ありがとう。」 って笑顔で言えば、笑顔になってくれる人はそれなりにいます。 みんな、普段の接客では気持ちが伝わらないことが多くて疲れているのでしょう。

笑顔をもらうことでこんなに幸せな気持ちになる、ってことを、知らない人が多そうなのです。 私はどんどん声をかけて、笑顔の大安売りをしていこうと思ってます。

笑顔でいると、自分も幸せになるのです。 それが Happy person ということなのかな。


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