宮田 誠(Makoto Miyata)

株式会社ユーフォリア 代表取締役 アスリート向け体調管理システム「ONE TAP SP…

宮田 誠(Makoto Miyata)

株式会社ユーフォリア 代表取締役 アスリート向け体調管理システム「ONE TAP SPORTS」をラグビー日本代表・サッカー・野球・バスケなど1700以上のトップチームへ導入。 ルーツのある白馬村を中心に、各地でマラソン・トレイルラン・スキー等の国際大会の運営も手がける。

最近の記事

スポーツx地方創生を10年やってみて

通常ならば今頃は白馬国際トレイルランの準備で、連日ありえないくらいの寝不足だった。 毎年毎年、半年以上も準備して、2000人に楽しんで貰えるか、コースは安全か、宿のキャパや手配は大丈夫か、熊は、蜂は、と不安と期待の毎日。 と同時にゲスト呼んで、前夜祭や後夜祭やって、ノベルティにこだわって、と。 みんな10年間、本当に本当に、多くのものを差し出して、良く頑張った、と思う。 今やこの運営メンバーから村長や観光局長やら要職に就いて、 もちろんそれ以外のメンバーも、皆それぞれ次の

    • 2022年を3分で振り返り

      気付いたら、1年振りのnote投稿。 僕は飽きっぽいのでまぁそんなもんかな。 下記。ユーフォリアの社内向けに、年末に書いた文章を一部抜粋。 ユーフォリアはスタートアップ創業から今年で5年経ちました ユーフォリアの創業は2008年8月18日なので、今年で実は創立して14年になります。しかしながら、2012年にラグビー日本協会に出会うまでは、ONE TAP SPORTSは存在しなかった。 2010-11年。個人的な大きな転機は、当時勤務していたブリヂストンのフルタイムの仕

      • 2021年のユーフォリアを振り返ってみる

        2021年は株式会社ユーフォリアを創業して13期目、スタートアップ経営に舵を切って(第二創業期)から、3期目の年末です。 マコシ(ハッシーとマックをあわせて社内ではそう呼ばれている。マコトとヒロシでゴテンクスみたいな感じ)の、たった二人で始めた小さな手漕ぎのボートは、この数年で少し大きな船になり、2021年の一年で事業規模や人数は倍増しました。 ONE TAP SPORTSというコンディション管理ソフトは2013年に産声を上げ、当時のユーザーはラグビー日本代表1チームでし

        • 運命の日 〜ブラインドサッカー日本代表〜

          皆さんにお願い。 8/29日曜、朝9時、パラリンピック、ブラインドサッカー日本代表vsフランス代表の試合をテレビでぜひ見てください。 特に観たことない方、ぜひ見て欲しいです。 日本代表は、パラリンピック初出場。 世界ランキングは12位。 世界上位はブラジル、アルゼンチン、スペイン、中国、イラン。 ブラジルはパラリンピック4連覇中です。 しかし、日本代表は、今年のワールドグランプリはアルゼンチン相手に引き分け、本気で上位を狙える位置にいると思います。 世界の強豪と比較

        スポーツx地方創生を10年やってみて

          日本代表選手の体調・コンディションは本番直前の今、どんな状況にあるのか?

          歴史上初の無観客開催が決まるなど、コロナ禍で議論が絶えないわけですが、主役である各競技の日本代表選手の皆さんは、本番まで数日〜数十日となった「いま」、どんな状態でいるのか、なかなか報道では触れられていません。 やっと最近になってアスリートのメンタル的な部分にフォーカスが当たっては来ましたが、4年に一度の、いや一生に一度の大舞台にメンタル・フィジカルともに最高の状態(ピーク)を合わせる(「ピーキング」の)ために、各チーム/選手の皆さんは、いま残された貴重な日々を過ごしています

          日本代表選手の体調・コンディションは本番直前の今、どんな状況にあるのか?

          オリンピアンだった叔父が遺したもの。

          先週、叔父が亡くなりました。コロナ禍で葬式にも出られませんでした。 長野県白馬村出身、1968年のグルノーブルオリンピックのアルペンスキー日本代表選手として、そして、2014年のソチのパラリンピックではアルペンスキーの監督で金メダルに貢献。白馬高校出身のオリンピック選手は確か7人いたと思いますが、初代にあたります。 そんな華々しいスポーツの経歴があるものの、全くそれを感じさせない(僕は直接、選手時代の話を聞いたことがほとんどない)、まるで傾奇者のような言動で、白馬村の良い

          オリンピアンだった叔父が遺したもの。

          3.11で芽生えた「当事者意識」を、10年後にもう一度思い出す

          人生で感じたことのない揺れを感じ、見たこともない光景を目にした日々。 何が起きたのか良く分からないまま、自分にできることはないだろうか。それがボランティアだろうが、ネットでの情報シェアだろうが、購買活動だろうが、なんでもいい。誰もが「自分の行動の意味」を真剣に考えた日々。 全てが変わった10年前の今日。 僕自身、仕事もプライベートも諸々も本当に何もかもが変わった。というか、変わらざるを得なかった。文字通り、人生が一変した。 当時の僕は、震災当日から数日間は仲間とともに神

          3.11で芽生えた「当事者意識」を、10年後にもう一度思い出す

          変化に適応できるか否か

          ちなみにですが、いきなりちなみに、なんですが、 「唯一生き残ることができるのは、変化できる者である」 というダーウィンが「進化論」の中で言ったとされる言葉は誤解だそうですね。正しくは、生き残った種は環境適応できる能力を兼ね備えていた、結果論であり、つまり「運が良かった」というのが正しいそうな。誰か詳しい人教えてください。 ただ、思うに、誤解だろうだなんだろうが、2020年という年は、すごくその「変化と適応」「生き残り」ということを考えた年でした。 3月の頭、僕は出張で

          変化に適応できるか否か

          湘南への移住:2020

          今年の一番の我が家のビッグイベントは移住です。30年以上住んだ都心を離れ、9月に湘南・茅ヶ崎へ引っ越しました。 大学時代にサーフィンをはじめた時から長年通った土地。当時から「いつかは湘南で暮らしてみたい」と思っていて、東京オリンピック・パラリンピックが終わったら引っ越したいなと密かに温めていたプランです。 コロナになり、かなり早い段階(2月末)から当社はリモートワークに切り替えました。そんなワークスタイルの変化も背中を大きく押したのは言うまでもありません。 そして更に、

          湘南への移住:2020

          コロナ禍でのトレイルラン大会の主催

          Nothing can block our path! 今年の白馬国際トレイルランのスローガンです。 昨日(11/1)で大会終了後2週間が経過し、新型コロナ感染者の報告はゼロ。やっと終了宣言を出すことができました。 大会が始まる前の2週間、終わってからの2週間と、ほぼ1ヶ月の間、全選手と全スタッフにONE TAP SPORTSで体温・体調を毎日・毎朝入力頂くというオペレーションに、関わる皆さんお一人お一人にご協力頂いたお陰で今日にたどり着くことができました。 しかしな

          コロナ禍でのトレイルラン大会の主催

          当事者意識と、選挙。

          いよいよ参院選・投票日ですね。 選挙権が18歳に引き下げられたことで、興味深く選挙戦を見ています。 僕は、大学時代、活字の本を一冊も読まず、国や政治に中指を立て続けてきたようなナメた人生を送っていたような人間ですが、30歳のころ(約10年前)、友人が居てもてもいられないから立つ(選挙に出る)というので、ただただ「見捨てられない」という一心で、長年に渡り、応援・ビラ作り・ビラ撒き・ポスター貼り・電話・応援演説、と選挙に関わるほぼ全てことは一通り経験させて頂きました。もちろん

          当事者意識と、選挙。