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よさカードのよさを知ったので「がしがし」使っていくと決めた話

つい先日、自分の『凡人コンプレックス』の話で触れたよさカード
よさラボのチィさんが開発されたこのカードは、なんとてすごい。

何がすごいかと言われると上手く表現できないので、自分で使ってみて体感してほしい。もとい、使い続けてみて体感してほしい。

よさカードは、

👆で触れた通り、様々な言葉や記号、オノマトペや写真などで構成されており、ランダムに抜き取ったカードをきっかけに、自己対話・他者との対話を始めていくというツール。改めてこちらを貼っておく。


徐々に温まっていったカードというツールへの興味

実はよさカードとの出会いは、もう1年前以上? 前のこと。全く別のきっかけでご縁を頂戴した、同じくよさラボのメンバー井上いほこさんに教えてもらった。その時にお試しでカードを1枚引かせてもらったのが始まりだ。

世にはいろんなカードがあって、それをきっかけに自己対話をしたり、コミュニケーションを広げたりしてるのは知ってはいたが、それまで私はカードというものに、そんなに興味はなかった。

ただ、当時の私には超活用しているカードが1つだけあった。アドラー流子育てコーチングの講座で紹介してもらった『魔法のピットインカード』だ。

子どもが生まれ、母になり、まだ言葉の引き出しが少ない娘や息子とのコミュニケーションツールとして導入したピットインカードはとても良かった。

カードに書かれたイラストをもとに、今泣いている娘の「悲しい」はどの悲しいなのか、カードを選んでもらうことで、かける言葉を変えるようにしたら、私と娘のコミュニケーションのすれ違いによるストレスは随分と減った。

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カードは親子のコミュニケーションを円滑にする

そんな感覚を得ていたので、いほこさんから教えてもらった『よさカード』に対してもアレルギーを示すことなく、純粋に「こんなカードがあるのか、へぇ~、面白い」と感じていた。



興味の対象は「よさカード」から「チィさん」へ

初めてのよさカード体験を経て、私は「よさカード」をググった。そして『よさラボ』に辿り着いた。

新しいモノ好きの私は、とりあえずこのカードを作ったチィさんという人物が気になった。私の場合、いつも興味の対象は人。その人が、どんな想いで作って、どんな価値観を持っていて、どんな言葉を発する人なのか。

30も後半になると、およそ真理は1つということにも、いい加減気づいてきて、その真理を誰のフィルターを通して受け取るのが、自分にとって心地良いのか、マッチングの方が大切になっている。

そんなことで、チィさんの発信にいたるところから触れた。一番触れたのは当時コロナをきっかけにチィさんが始めた音声配信。

「チィのよさよさらじお。 こんにちは、チィです」

を私は何回聴いたか分からない。当時の私の朝は、およそ彼女のこんにちはから始まっていた。今思えば、私はこのラジオで「よさカードを引く疑似体験」を繰り返すことで、自然とよさカードの魅力にハマっていったのだと思う。

チィさんの声や言葉に心地よさを感じるということの積み重ねは、彼女の存在を日常にしていった。そしてそれは、よさカードの存在を日常にすることと同義だった。

そんなこともあって、よさカードと出会って1年、私が彼女の運営するオンラインサロン『よさ箱』に参加することは、とても自然な流れだった。

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よさ箱に参加して50日、その変化を改めて追ってみる

オンラインサロン『よさ箱』では、毎朝チィさんがシェアするテーマについて、よさカードを引いて、感じたことをpostするというワークがある。クローズドのコミュニティには「不特定多数に見られない」という安心感があり、いつものSNS投稿より、雑でぶっきらぼうでまっすぐな私を出すことが出来る。それは実にラクで、楽しいワーク。

そんな私のワークの経緯を少しだけここで、振り返ってみようと思う。

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ちなみにこんな感じでシェアされる。それに対して、私が引いたカードがこちら。

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「いつでも取り戻せる」
時間は巻き戻し出来ないけど、乗り遅れても自分のタイミングでちゃんと取り戻せる。
そのきっかけに気づくアンテナだけ張っていよう。
思い出せるように、忘れたくないことは手帳にメモろう。

今は、1年生になったばかりの娘の成長や、こちらには漏らさないちょっとした不安を見落とさないようにしたいという想いが強くて、全体的にいつもの6割くらいでしか仕事と向き合えてない感じがしてます。
言い訳かもしれないけど、今は家庭にウェイトを置きたい。

でも取り戻せるし、鳥が泳げば、波紋が起きるように、自分が動けば小さいかもしれないけど周りにも動きは生じる。

なんだか揺らぎがすごい(笑)


11日目:テーマは「自分のよさ」

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成長欲求。学習は私の中で必要な要素。
なんか知りたい!学びたい!が生まれると集中力が増す気がする。
今もまたそんな状況が生まれつつあり。
0→1は苦手だけど、自分のアンテナがキャッチし、学んだいろんなことを、広めていきたいと思う。


20日目:テーマは「5月」(この日は5月初旬だった)
20日目にして、私の行動に変化が出た。よさカードを初めて夫に引いてもらっている。今思えば、よさカードの「よさ」を他者に伝えたくなり始めたタイミングだったのかもしれない。
私の場合、20日継続すると何か無意識に変化が起き始めるのかもと、そんな新しいことにチャレンジする時の目安にしてみようとも思った。

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今日は夫にカードを引いてもらった内容を。
未来の色は金色。風の谷のナウシカの「その者青き衣をもといて金色の野に降り立つべし…」のやつ。
金色の野のイメージは瀬戸内の凪らしい。

それをイメージして、具体的な行動指針をカードで引いた。「好」→すかさず「餃子」と答えた。
理由は分からないけど、餃子。餃子は中国では縁起物らしい。
「やっぱり好きなことを信じてやってたのでいいと思う! ということで俺は今月は嫌いなことは絶対やらん!」
と宣言して、ついでに餃子を食べると言っていた。
こういうことが生まれるので、よさカードは面白い。餃子なんて、思いもしないワード。


43日目:テーマは「よさ」
サロンメンバーの価値感を浴びること約40日。この頃に入って、これまでの人の長所や強み、らしさに対する自分の概念が変わってきている。
価値観の変化、もとい視野の拡大とでも言おうか。視野が広がるというのは、他者に対する受容の幅が広がるということに繋がる。他者に対する受容の幅が広がるというのは、その前段階として自分自身に対する受容の幅も広がっている。「べき」や「こうあらねば」みたいな固定概念をある程度手放せているということは生きやすさ、軽やかさに繋がっていくし、優しい社会を生むと思う。

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「よさ」ってこれまで、その人のもつ強みとか長所だと思ってたけど、このオンラインサロンでよさカードをひくようになって、「その人なり対象となるモノが多面的であることを知る」ということのように思えてきた。

人は皆、一言では言い表せないくらいに、いろんな背景と感情を持っていって、そこから価値観が形成されるわけだけど、だから強みとか長所ってきっとほんの一部分でしかない。

表面上では捉えにくい、いろんな側面を発見することで、誰かの価値観にハマる可能性が広がる。誰かにとって喜ばれる「よさ」になるのだと思う

「よさ」を知ることでマッチングの精度を高められる。
それは、自分はもちろん他者をも喜ばせることができる。

よさは、まだ見ぬ誰かの喜びとなり、そこから仕事、家庭、プライベートにおける繋がりや時間、空間の豊かさが広がっていく。
それこそ、本来「喜び」が進むべき道のような気がする。


50日目:テーマは「5月」(この日は月末ということで振り返り)
物質的豊かさから精神的な豊かさにシフトしていっている自分を感じる。私が提供している魔法の夢ノート講座でも、精神的な豊かさが得られる(自分自身が満たされた状態を得る)ことで、結果夢が叶ったり、物質的な豊かさに繋がっていくというようなお話をしている。
簡単に言うと、夢が叶うから満たされるんじゃなくて、満たされるから叶っていくという順番。

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私が持っている宝物=これまで費やしてきた経験と時間。
抽象的というか、漠然としてるけど、数年前まで自分には何もないと思ってたのが、自己理解を深めてきたことで、これまでに費やしてきた、時間と経験とお金と、全てが自分の身になっていると感じられる充実感。

5月は早めの梅雨入りのせいか、気持ちが鬱々した。進みたい気持ちと、それを引っ張る自分と。流れに任せてきたことで、月末今ここに来て気持ちが晴れ晴れしてることが1番かなと思う。

毎日よさカードを始めて50日という節目に、5月の終わりを迎え、新しいシーズンに入っていく。それもなんか巡り合わせのようで、ワクワクしてる。

私が持ってる宝物。これまでの私が全部詰め込まれた私自身♡

きっとスピードはそれぞれだと思うが、見える化を継続することで、自分の変化のタイミングを見つけられそうだ


よさカードは自分とのコミュニケーションを円滑にする

こんな感じで、本日54日目を迎えるわけだが『凡人コンプレックス』でも書いたとおり、この50日を経て私の直感のアウトプットの速さは格段に上がったと思っている。

よさカードを毎日引き続けることは、自己対話のトレーニングに繋がった。直感を拾う脳の回路が太くなっていく感覚。なおかつ、カードに導かれてるようで、そのカードは自分が引いているという、主体性すら感じさせる。

自分が引くという主体性と、そこから心が感じることを、思考が上書きする前に出す瞬発力、そしてその心が感じたことに基づいて進もうとする前向きな決断。それを毎日続けていることで、別の場でも、このサロンで鍛えられた自分がスムーズに出せるような感覚がある。

他者の前で自分をスムーズに出せるというのは、自分への信頼があるからに他ならない。自分が自分を信頼しているからこそ、引け目を感じることなく、真っ直ぐに自分を差し出すことができる。

私は、オンラインサロンという場で、自分の価値観を惜しみなく日々アウトプットし、結果として自分自身への信頼を積み重ねてきたんだろう。きっとそれは他のメンバーも同じ。まだ期間中なので、その途中ではあるのだけど。

魔法のピットインカードが私と娘・息子のコミュニケーションを円滑にしたように、よさカードは自分とのコミュニケーションを円滑にしてくれた。自分とのコミュニケーションが円滑になったことで、結果他者との間にも心地良い場を作りやすい状態ができている。
他人と繋がる前に、まずは自分と。そんなことを体感を以って知らせてくれるツールだなと感じた次第。

期間中、私が感じた感覚をたくさんの人に感じ取ってもらいたい。心理的安全性のある空間ではチームももちろん育つけど、個人の底上げも確実になされていく。
今日引いた「がしがし」のカードに導かれるように、今度は私がよさカードをがしがし使って、「場」を作っていきたい。






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