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【旅ログ】ケアンズ⑤世界遺産グレートバリアリーフを上空から眺める

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朝ごはんは、昨日買ったサラミとチーズとアボカドとレタスを、クロワッサンに挟んで食べた。

おいしすぎ

朝10時半、ホテルからシャトルバスで空港へ向かう。

今日はセスナで、グレートバリアリーフ上空を飛行する!

ケアンズ空港
QLD(クイーンズランド州)
ケアンズは、グレートバリアリーフの真ん中辺り
グレートバリアリーフに生息する海洋生物たち

小型飛行機に乗るのは初めてなので、ちょっと緊張する。

パイロット含めて8人乗り
マイクを通して、英語で解説してくれる

飛んだ。

奥にケアンズ市街

機体が小さいので、風に煽られて少し心もとないのが臨場感。

沖に出て青くなってきた

昨日はフェリーでこの辺りにいたけど、上空からだと波がゆっくり動いてるように見えて、スケールが増す。

美しすぎて顔が笑ってしまう。

写真では表せないほど透き通っていて、海中の珊瑚礁もしっかり見える

覚めるような青で、目がかっぴらく。
スッとする水色が気持ちいい。

マリンアクティビティが人気なグリーン島
グレートバリアリーフには島が約900個ある

大型飛行機とは違う、低空飛行ならではの景色が楽しい。

ヘリコプターで降り立ってる人
グレートバリアリーフと南太平洋の境目
境目には波が漂ってる
グレートバリアリーフの水深は浅いけど、
外礁を超えると急に1000mを超える

なんか生きものいないかなーと目を凝らす。

しばらくすると、黒くてモヨーとしたものが遠くに見えた気がした。でも珊瑚礁かなと思い、目を離す。

すると、パイロットマンが「クジラがいるよ!!」と興奮し始めた。

!!

まさかの、クジラだった。

広い海を、大きな身体をうねらせてゆら〜と泳ぐ姿に、あぁ、野生で生きてるんだなと胸が熱くなる。

どこに行くんだろう。

DAINTREE AIR SERVICES

帰還

さっきのクジラの種類が気になってパイロットマンに聞いてみたら、「種類?知らないねー、クジラはクジラだよ。」と言われた。

他のスタッフの人に写真を見せて聞いてみたら、「お!そのカメラいいね!俺のはね、、」と話し始めた。

調べたらおそらくミンククジラで、6〜7月だけ子育てのために南極から暖かいグレートバリアリーフにやってくるらしい。

🐋


空港を後にし、今日も街へ行く。

毎日歩いているので、地理がなんとなく分かってきた。

短パンの人多い
週末だけやってるラスティーズマーケット
海の近くでお昼ごはん
シーフードとアンチョビのハーフピザ2300円くらい
量り売りでナッツとかお菓子が買える
The Source Bulk Foods Cairns
チリマカデミアナッツ
辛くてジャンキーでめっちゃ美味しい

お土産と後で食べる用に、チリ味・ソルトビネガー味のマカデミアナッツと、オレンジマカデミアチョコと、ベジタブルチップスを買った。

紙袋に入れて、ほくほくしながら買い物するのが楽しい。

お会計したら、“Saki cup”(おちょこ)で
ドラゴンフルーツ昆布茶を飲ませてくれた
バスでホテルに帰る
降車ランプが青なの新鮮


夜ごはん
出来合いのハンバーグにチーズ乗せた

そして夜はまたまだこれから。

今から南半球の星空を見に行く。

オーストラリアでは、北半球の日本では見られない星が見える。

夜にホテル出るの楽しい

19時半、ツアースタッフのお兄さんがシャトルバスで迎えに来てくれて、かめ🐢と私と3人のツアーが始まった。

イメージ

真っ暗でひらけた夜空の中、
「さあ、南十字星はどれでしょう」とクイズを出され、かめと2人で当てたのが楽しかった。

カメレオン座などの星座も教えてもらった。

普段何回も見上げている宇宙の、初めて見る部分を肉眼で見れたことが嬉しかった。

DOKI DOKI TOUR

さとうきび畑の農道と、野生のワラビー
真っ暗
南十字星はオーストラリアの国旗にも描いてある


ちなみに南半球と北半球では、天体の向きも上下反対に見える。

ある日のケアンズ
月は右上に傾いて見える
同日の日本
月は右下に傾いて見える

地球が丸いことを体感する。


翌朝、ホテルをチェックアウトする前に周りを少し散歩した。

電柱が謎に木

ケアンズにはいろんな人がいた。
オーストラリアは割と人種がバラバラなようで、テレビを見ていると、欧米やアフリカ、中東、アジア、いろんな場所にルーツがある人たちがCMにごちゃ混ぜで出てきて驚いた。

街では上裸のおじさんを1日10人くらい見かけるし、裸足で歩いている人もちらほら居る。

裸足でいる人は、5万年以上前からのオーストラリア先住民の子孫アボリジニ」と呼ばれる人たちであることが多い。
現在はケアンズの人口9%にあたるらしい。

ケアンズの経済発展の歴史には、当時のイギリスによる、先住民の迫害という事実も存在している。
調べてみると、ものすごく残酷な当時の様子が出てくる。

その上で、自分たちが今この場所で、バスに乗ったり観光して過ごしていることに、常に少しの違和感を感じながらこの6日間を過ごした。



でも今、ケアンズに訪れた素直な感覚としては、
ラフに観光地と日常が入り混じる日々に、驚きと心地よさを感じた。

空も海も広く、野生動物たちと出会ったときの感情は、しばらく揺るぎない喜びとして自分の中にあるんだろうなと思えた。



帰るのが寂しくて、特に意味もなくガソリンスタンドの写真などを撮る。

空港までは、Uberタクシーで帰った。

運転手は、派手なシャツを着た、でっかい陽気なおっちゃんフィリップさん。
行きのタクシーとは全く違う、イメージしていたザ・オーストラリアみたいな人だった。

かめ🐢のスマホショルダーを見て「スマホ、肩に掛けてる」と爆笑していた。

ありがとうケアンズ
レモンソーダSOLOとステーキパイ

おわり

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