神様?のおはなし②
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【自ら動けるのは非常にいい。しかし、ずっと動き続けるのにも飽きてきた。】
なにかないのか…。
【もう一つ同じもの作ったらいいんじゃないのか!?】
そして、神様はもう一つ同じ入れ物を作り、交代で中に入ってみたりしました。
手を繋いでみたり。
あんまりすることがなかったので、【感触】というものをつけてみた。
交互に何か触っているなという感じがして面白い。
【それでも飽きる。もう一つ動かすためのものを作るか。】
そして神様はもう一つ動かすための動力を作り、その入れ物は全く同じ動きができるようになった。
【抱きしめたりすると触っている感じがわかる…。触っているとなぜか安心感があるな。】
しかし、そのうち同じ動きをすることにも飽きてきました。
【2つとも違う動きができるようにしてみようか。そのためにはお互いに考えるという力がいるな。】
そして動かすための【思考】を作りました。
お互いに違う動きをして、相手が違うことをするのが非常に面白い。
動きだけで長らく遊んだが、しばらくするとそれにも飽きてきました。
そして、お互いに何かやり取りができたらいいのではないかと考えました。
そこで、コミュニケーションを取るための【言葉と聴く力】を作ってみました。
音を発して、色々伝えることができるようになると相手の考えがより分かるようになりました。
違うことを考え、動き、コミュニケーションを取れることがこんなに楽しいなんて知らなかった神様は大いに喜びました。
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