20221019-2



飲酒のせいか早朝に目が覚め、昨晩からの憂鬱とした気持ちのままに初めてのnoteを綴った。そのまま眠りにつき、起きた時間はいつもより遅めの時間帯だった。酵素を飲み、身支度を済ませ、プロテインを飲み、シェイカーを洗ってから家を出た。最短経路と最短時間で手を抜くことなく支度ができた日は気分がいい。いつもの道を駅まで歩く。昨日の深夜ポエムを生み出すような女は、雲ひとつない晴れた朝の光の下に似合わない。恥ずかしさを振り払うようにさくさくと歩く。

歩きながら、取り乱した行動をとったこと、自分の心の内を文章にしたことで、これ以上自分に何ができるんだ?と思えた。ここまで来たら、吹っ切るしかないだろう。姿勢よくきびきび歩くと、太陽の光で細胞が光合成してくれるように感じる。それくらい気持ちは切り替わっていた。いくところまでいくと、自分を取り戻せる。人生はその繰り返しなんだよなあと思う。

会社に出社する前に、コスメキッチンでメリッサの茶葉を購入した。1日2〜3杯飲んで良いようなので、仕事の合間に飲めるように。ハーブティーを飲む余裕を優先してつくる日にしたい。

お昼に、昼食に食べたものについてパートナーから報告が来た。取り乱した内容には一切触れない、いつもの感じ。肩すかしをくらうこともなく、ふむ、とだけ思った。自分を取り戻したことで、仕事に集中できていたおかげかもしれない。こういう時、仕事があることに感謝する。
一人で勝手にぐるぐる回って疲弊するのって建設的じゃないよね。いったん抜け出すと冷静になれるんだけどなあ。根本解決にはなっていないから、またそのうち落ちることもあるだろうけど、振り幅は小さくなっているはず。またその頃には違う選択をして違う未来が待っているかもしれないし。

メリッサのハーブティーは美味しかった。お守りって言ってた先生に久しぶりに連絡したくなった。

定時退社し、街の方向へ歩く。早朝は憂鬱な気持ちを友達に聞いてもらうか、初めての占いにいくか迷っていたくらいだったけど、退社時には歩くという選択が今の自分にいちばんフィットした。その選択ができたことが嬉しかった。すがすがしい気持ちでスタバに入りココアを飲む。ほっと落ち着き、また文章を書く。最近ひとりでゆっくり過ごす時間を設けていなかったからとても満足できた。ひとりの時間を取りすぎるくらい取って日々を過ごしていたくせに、それをしない日々ってやっぱりどこかでバランスを崩すんだろう。そんなよく聞くようなフレーズが思い浮かび、恥ずかしくなる。石田ゆり子のエッセイを読んで、言葉のセンスを磨こう。



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