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Web展示「冬の光」総括

2020年9月29日~10月13日 coten

coten展示の第二弾はこの「冬の光」を選びました。
これは Note:cotenによるWeb個展のススメ。の ”3.cotenでどんな展示をするか ” で書いた「過去展示シリーズのリバイバル展示」にあたります。

過去展示とは2018年1月12日~21日にBar TRINI (東梅田)で行われた
『撮って出し写ルンです展』です。
撮影した一本のフィルムカメラ写ルンですが回収され、その27枚全てがそのまま展示されました。セレクト・レタッチも出来ない鬼企画でした。

その当時、何をテーマにしようかと悩んだ結果、「冬の光」というスナップ写真を展示することにしました。また、展示用の一本分のプリントは搬入の時まで見れませんので、ブックを製作する為に全く同じ構図で別の写ルンですでも同時撮影をしました(ブック用には他のモノも少し多めに撮影しました)。

テーマを決めてから提出納期まで二週間しかなかったので、東京と大阪をとにかく光を求めて街角を歩きまわりました。写ルンですの仕様はF10、1/140秒、ISO400と固定なので、適正露出の画角を探すことが肝要でした。

冬の光

<冬の光 キャプション>
冬は寒いから嫌いだが、冬の光は好きだ。
街角に降り注ぐ光を見ていると、光と影による光景が次々と変化していく。それはあたかも、生と死の如く。


これが『撮って出し写ルンです展』での展示です。

冬の光展示


そして、これがブックです。

画像2

正直、完成度は
ブック > coten展示 > 撮って出し写ルンです展 だと思います。
ブックは流れや、見開きの二枚のコンビネーションを考えて、写真を効果的に見てもらえるような仕掛けの自由度が高いのに比べ、撮って出しで並べるのはやはり厳しいです(汗)

では、最後にブックに入っていた写真も含めて5枚掲載しておきます。

2017写ルンです28

2017写ルンです11

2017写ルンです69

2017写ルンです25

2017写ルンです29

冬の光の美しさを感じて頂けると嬉しいです。
では、また。

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