見出し画像

cotenによるWeb個展のススメ。

残念ながら coten のサービスは終了しました(2024年7月追記)。

こんにちは。

1.展示のメリットとデメリット

僕は今まで写真活動の中で展示に力を入れてきました。
紙で大きく写真を伸ばしての展示では、出来る限り在廊することにより、観に来てくださる方々と直接会話して展示への想いを伝えたり、客観的な意見を頂いたりして、自分の写真道を歩む道標にしてきました。
これらはSNSでは到底出来ない展示の大きなメリットなんですが、展示のデメリットは会期が終わってしまうと展示が消滅してしまうことなんですよね。当たり前ですが。展示が終わった時の白い壁の寂しさよ。

僕はその展示のデメリットを補完するために、展示をアーカイブとして残す目的もあり、写真集(ブック)を作製したり、このnoteに展示への想いを総括として記録することをしてきました。

ただ、展示はそうそう何度も出来ないんですよね(特に個展は)。費用もかかるし、手間もかかるし、在廊する時間も必要です。
もっと手軽に展示をする手法の一つとして、cotenによるWeb展示があるので皆さんにも紹介したいと思います。

2.cotenの特徴とメリット

費用レス、手軽、遠隔の方々にも観てもらえるというWeb展示のメリットは当然として、以下の四点のcotenの特徴とメリットを私見を交えて述べたいと思います。cotenのHPここをクリック!

1)開催期間

個展の開催期間は二週間です。これは長過ぎず、短過ぎず丁度良いかなと思います。その間に他の個展は開催出来ませんが、個展が開催されている間に次の展示の準備が出来ます。

2)展示枚数

展示枚数は最大12枚です。これも多過ぎず、少な過ぎず丁度良いかなと思います。多過ぎると煩雑になるし、少な過ぎると個展という概念から外れてしまいます。

3)アーカイブ

展示期間が終了した後に展示はアーカイブとして保存されます。
展示期間中は写真をスワイプ出来ますが、展示終了後にはスワイプが出来なくなるという差別化仕様も絶妙だと思います。

4)交流

フォロー機能があるので、お気に入りの写真家の個展を継続的に観に行けます。個展へのコメントで会話出来ますので、他のSNSとは違った方々との繋がりが出来る可能性もあり、写真を通じての交流の輪が広がります

これらのcotenの仕様はとてもセンスが良いですね。
その他には、個展のテーマコンテスト、写真集作製と販売、そして、リアル展示宣伝という機能もあります。

3.cotenでどんな個展をするのか

誤解して欲しくないのですが、僕はリアル展示活動を縮小してWeb展示に移行すると考えている訳ではありません。リアル展示は現行通りメインストリームとして位置付けています。

では、現時点で僕がこのcotenで、どんな展示をしたいと考えているかというと以下のようなイメージです。

● 10枚程度の群写真の展示(もっと気軽に展示したい)
● リアル展示との同時開催展示
● 過去展示シリーズのリバイバル展示
● 実験的な展示

このcotenで展示することを意識して撮影することで、自分の写真も変わるかもしれないと自分に期待しています(笑)

皆さんも一緒に個展しませんか?

4.最初のcotenでの個展

今回、cotenでの初個展として、「廃退の海辺」という展示を2020年9月15日~29日で行ってますので、ご来場をお待ちしています。

では、また。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?