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晃司クン 実はアノ83年組?

以前も書きましたが、私は晃司クンが世に出てくるのをリアルタイムでフォローしていました。と言っても追っかけとかではなく、当時ティーンズ誌なるものがあってそれにアイドル情報がよく載っていたんです。特に新人の。その誌面で、やれ広島だの修道だの水球オリンピック候補だの泳いで上京だのさんざん紹介されていたから、彼がテレビに出て来るころには既におなじみの存在でした。ザ・ベストテンに初めて出た時は、やれやれやっと、ぐらいの気持ちでした。

デビュー当時の、まだあか抜けないおぼこい雰囲気が好きだったなーと昔の記事を振り返ってみたら、なんと「1983年9月に歌手デビュー!」とあるではないか! 実際は84年2月だったんだけど。ということは、当初計画ではアノ83年組になるところだったんですねー。となると、慎吾ちゃんと同期じゃん!

晃司デビュー9月小
shueisha 1983

二人が仲良くなったころ、慎吾ちゃん曰く「まだ会ったことのなかったデビュー前のコージと一緒に出る地方のイベントでコージ側がドタキャンし、時間を埋めるために自分が全部しゃべるハメになってコンニャローと思った」そうだけど、時期的になるほどねって感じ。

慎吾ちゃんはチェッカーズと同期。結果的にチェッカーズが売れ始めたのと晃司クンのデビューが同時期だったから、彼らの方が同期な印象だけど。後年、藤井フミヤ氏曰く「NHK某若手歌番組の新人用出演オーディション会場で、自分たちは低姿勢で “よろしくおねがいしますっ” って感じだったけど、慎吾クンは既に売れていたので余裕しゃくしゃくな雰囲気を漂わせていた」とのこと。

晃司クンがもし計画通り83年デビューだったら、チェッカーズの初ヒットと時期がかぶらず『モニカ』が一位になったかもしれず、また違った運命だったかも。最優秀新人賞も違っていたかもね。

それはそうとイナカから上京したばかりの彼、目が 'つぶら' でキョトン顔でホントかわいいよ。『オバケのQ太郎』のピー子ちゃんみたい。まー、後にあんなに垢抜けて紅白であんなことするとはねぇ…。時代超えて令和になってもライブやったり役者やったり大スターになってるよって、18歳の彼に伝えたい。

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