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too sweatyな水曜日

1日の最初はプロテインを飲み、エレベーターを使わずに階段を上り下りし、氏社へお参りに行く。これが今週から始めた、習慣にしたいルーティーン。
前々から腹筋を割るために腹筋ローラーを夜な夜なコロコロしていたり、なんとなく甘いものを控えたりしていたけれど、ランニングとか有酸素運動がどうしても嫌で逃げ続けていたのだ。それではいつまで経っても自分がサウナで憧れるような人たちの腹筋には近づけないという現実との距離が縮まっていることに気がつき始めたこの頃、割るための有酸素運動として、ようやく重い腰をあげた。
1週間のうち1日だけ例外を設けていて、それが水曜日だ。普段は在宅で仕事だが水曜日だけは出社しなくてはならず、始業前に参拝することが難しい。そのために会社の近くの神社へお参りに行くことで折り合いをつけた。

普段よりも1時間早く家を出て、会社の最寄駅について外に出ると早朝とは外はとても暑かった。ウェザーニュースのアプリを開いて現在地の気温を見ると、まだ9時にもなっていないのに30℃を超えていて、おかしくなるかと思った。
その神社は駅から5分ほどで着くところにあるのに、15分も時間をかけてしまった。私は極度の方向音痴なのでgooglemapに方向感覚を代替してもらっているのだが、人が大勢いる場所やあまりにも距離が近いとなかなかうまく道案内してくれないことがある。今回が駅の近くで人が多く、曲がり角2回分という近距離で、アプリの不得意なシチェーションだった。この間windowsの大規模な不具合があったけれど、もし外出中にgooglemapが使えなくなったら、私の頭の中から方向感覚がなくなってしまう。

なんとか辿り着き、参拝を終え、まだ時間があったのでスタバでコーヒーを頼むことにした。信号待ちの間にモバイルオーダーを済ませ、店内で出来上がるのを待っていた。待っている時に首元のネックレスをいじっていると、指先がちょっと濡れている気がしてうっすらと気持ち悪さを感じていた。ちょっとしてドリンクを受け取る時に自分の首元が目に入った時に、血の気が引いた。緑色のTシャツが真っ黒になっていたのだ。よくよく服を見てみると背中や肩もびっしょり濡れていた。
通勤時間帯のスタバは余裕のある大人の象徴だと思っているので、そんなところに汗でびちょびちょでいることがとても恥ずかしかった。逃げるようにスタバを出たのだけれど、職場に着いたら着いたでソワソワしてしまった。
炎天下の水曜日を乗り切って、余裕のある大人として街を歩くことができるのか。この夏の喫緊の課題である。

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