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#3 大学受験②~入試~

こんばんは。

お久しぶりです。

今日は、私が専門学生ですがなにかと言えるまでに起きた第一歩、大学入試本番について書きます。前回までの話はぜひこの (↓) 記事読んでください。

推薦入試

 前回推薦の奴らに負けないと意地を張っていた私ですが、だからこそ名の知られていない中途半端な大学に行きたくないという気持ちも大きかった。当時、希望する学部に行けないのであれば追加でどんな大学でも受験をするという選択肢を取りたくなかった。そこで保険として見つけたのが今通っている専門学校でした。試験内容は書類と筆記と面接の予定でしたが、コロナの関係で私がしたのは書類を書くこととZOOM面接でした。こんなことを言うべきではないが正味この学校の試験のためにかけた時間は説明会も含めて3時間のみ。ありがたいことに合格を頂いたときもまあ専門学校だもんねと表面上そういう顔をしていました。受験生の10月の過ごし方として酷すぎますね。


大学入学共通テスト

 時はあっという間に過ぎ1月16日。対策はまぁまぁでした(英語だと→塾の冬期講習、センター英語は限られた大問だけ10年分、共テ対策本二冊、リスニング対策で文単)。テスト本番自分はそれなりに良い緊張感をもって上手くできるだろうと思っていましたし、学校が同じ人が同じ教室にいても試験終了まで完全シャットアウトできていたのでどうにかなると最後まで思っていましたが、自分がかけすぎたプレッシャーに負け、途中で頭が真っ白になり、まさかの今まで一番出来が良かった英語で大コケでした。全く笑えない。

私立入試まで

 共テ後、当時を思い出せないですが、精神的におかしくなっていたのは確かです。ですが、この期間はありがたいことに学校の先生を頼りながら入試までの一か月を過ごします。過去問を解いては毎日質問する日々。今になってこんなこともできないと自分を責める私に対して真摯に向き合ってくださった先生には感謝しかありません。当時は、どこかの歌詞にありそうですが今の自分でもびっくりするほど景色が灰色だった気がします。

試験本番

 入試本番は共通テストの失敗を生かして周りの人の数や雰囲気にのまれることなく、自分の持つすべてを振り絞りました。と言えるのであればカッコ良いのでしょうが、実際はそう甘くはなかったです。こんなに寒いのに一人で変な汗をかきながら英文に食らいついたり、ページをめくったら真っ白に見えて文字が読めないという謎現象に襲われたり、隣の人が声出しながら問題読んでいたり、試験中、日常の生活ではなかったですね。私には忘れられない日が二つありました。一つは最終日前日の試験後のバス。既に3日連続で受験しており体はボロボロ、さらにその日の日本史の出来が過去最悪、明日は第一志望校。そんな状態でバスに乗り込み、シャッフル再生で流れた曲がまさかの白日。まじで今じゃないと思いながらも聴いたあの日の白日は一生忘れません。二つ目は最終日。最後の科目がギリギリ30秒前で解き終わって焦りながらも試験やめ、筆記用具を、、、といわれたときに、なぜか全身の力がすっと抜ける感覚を味わいました。それが達成感なのか、安堵なのか、はたまたべつのなにかだったのかは分かりません。短い人生で唯一経験した感覚でした。

試験結果

 全ての大学受験の結果が出たのは2月後半。私は予備校の先生に言われた通り、すべての受験が終わるまで結果は見ずに試験最終日の帰りの電車の中でその日までに出ている受験結果を見ました。正直最初のほうに出てくる結果でよいものがなければこの先希望はゼロ。私はメアドとパスワードさえ入力すれば3秒余りででてくる不合格の文字をこれから何度見るのだろうという暗い気持ちいっぱいでした。日に日に出ていく試験結果はもう最後のほうにはどうせ、と思いながらみていました。たった数文字のパスワードを入力する自分の手がこんなに重たいのは、はじめてでした。ここで事実上、私の専門学校へ行くという進路が確定されます。


続きを書きたいところですが今日はこの辺にしておきます。


では。

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