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#6 未婚シングルマザーという選択肢

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(2023.1.24追記)

当時のリアルな心境を書いたnoteを発掘したので、再度公開しました!
当時の状況がよくわかると思い掲載します。

以下本文です。
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こんにちは、東京から青森へ移住したマリエです。今回は、読みたい方だけお読みくださいませ。
【未婚シングルマザー】という生き方についてです。最後の方だけ一部有料記事にしています。

"家族の一形態"であり、それ以上でも以下でもない

父と母の二人が揃っているのが「ふつうの家庭」という概念は現代社会ではもはや主流じゃなくて(主流だけども)、シングルマザーもシングルファザーも、シングルグランマ(?)も逆にヤングケアラーもいろいろあって、家族のカタチって昔よりとても多様になった(のが表にでてきた)。

未婚シングルってめずらしいのかな、と思っていたけど、思っている以上に未婚シングルさんがまわりに潜伏していることに、子ども産んでから気付きました。(すでに4人の未婚シングルさんをリアルで知っている、SNS経由だともっとたくさん)

政府の人口動態調査によると、2020年の非嫡出子の割合は2.4%。
同世代では100人に2.4人の未婚シングルさんがいることに。そう考えると少ないか、、

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003411618

私が未婚シングルマザーを選んだ理由

ちょっとどうでもいいんですけど、「独身子持ち」っていう表現も最近いいかなって思ってる。(なにが)
さて、私は未婚シングルマザー2年目、気持ち的には妊娠期も含むので3年目、なぜ私が未婚シングルマザーになったかについて書きます。

以前Youtubeで未婚シングルを選んだ理由について語った動画がありましたが、今は非公開にしています。観たことある方は、今回の記事はその内容とほぼ同様です^^

当時、元交際者との間で妊娠をしたのですが、今後どうしていくかという話し合いをし、相手から「(交際、結婚、妊娠の流れを経たいから)今は堕してほしい」ということを言われました。

私自身、「子どもを堕ろす」という選択肢は一ミリも考えていなかったので、これは決裂だな〜と思って「了解です、私は産みます、さようなら」という感じでシンプルなお別れをしました。

相手は好きな人だったけれど、授かった命を一緒に喜べない人とは今後の人生をともに歩んでいけないだろうし、子どものことを一度でも「堕してほしい」と口にした人間を父親になんてぜったいにしたくないという思いが私にはあった。ゆえ、認知や養育費もなしです。

当時、悲しい気持ちや複雑な感情になることはもちろんあったけど、今やその頃のネガティブな感情をほぼ思い出せない…。人間の脳みそってうまくできているものです(あはは

既婚・未婚/ひとり親・ふたり親に優劣はない

私自身がシングルマザー家庭で育ったので、そもそも「父親がいない暮らし」は身近なもの。だから、「ひとり親」に対する不安は一寸も持ちませんでした。経済的に不利でもワンオペが大変でも、厄介な父親がいるほうが辛い家庭もあると思うし…(複雑よね、、

もしひとり親や未婚シングルが身近じゃなくて、「片親はかわいそうな家庭」とか「両親そろってないとちゃんと育たない」とかネガティブな先入観を持っている人がいたら、本当にそれは人それぞれですよ、と伝えたい。

両親そろってる = いい
片親 = わるい

みたいな印象や、「生まれてくる子どもが可哀想なんじゃないか」と悩んでいる未婚・既婚シングル予備軍の方がいらっしゃいましたら、ポジティブなパターンの人に会ってみるとよいかもです(本当にミラクルハッピーなパターンもあるので…)

もちろん統計としてシングルマザーの貧困率は社会問題になっているので相対的には不利やと思います。

私の場合、子どもが生まれる前は「果たして我が未婚シングル人生、どうなるのだろう…」と思っていたけど、いざなってみれば想像以上に性に合っていて、私にとっては最高な選択だった、、と心底思っています。

ただ、「私には合っていた」だけで、これが他の人に合うかはわからないし、私にとっては最高に幸せな生き方でも、人には安易に勧められるもんじゃない。責任や葛藤が伴う選択だから、誤解を生むような発信は避けなければいけないな、と思っています。

未婚シングルマザーという生き方は、合う人には合う

私がこの記事を書く理由は、今もし未婚シングルになるかの瀬戸際にいて、周りの人から「未婚シングルなんてだめだ」とか「父親がいないと可哀想」とかネガティブなことを言われている人がいたら、【ここに超ハッピーパターンも存在してますよ〜】という一例を示したいから。
もし周りに励ましてくれる人がいなくても、ここに(そして他にもたくさん)未婚シングルで楽しく生きてるタイプも生息してるよってことを伝えたいです。(何度もいうけど、合う合わないはあるから慎重に選んでくださいまし)

産む前に決めたルール:自分を大切にすること

私が未婚シングルマザーを選んで生きると決めたときから、自分のなかで決めたルールがあります。それは、逆説的かもしれないけど「自分を大切にすること」
誤解をされそうな表現だけど、言葉を変えれば「子どもを優先しない」「自分を優先する」でもいいと思います。(だからといって「親が子どもを放って好き勝手する」という意味ではないです、もちろん)

解釈によっては「親として失格だ!」みたいな槍が飛んできそうなのですけど、そうではなくて。ひとり親や産後のお母さんって、本当に追い詰められると心のコントロールが効かなくなると思うんです。産後のお母さんの自殺や無理心中は、決して遠い話ではないと思っている。

(児童虐待の)被害に遭った18歳未満の子どもは同2.2%増の2219人で過去最多。死亡した子どもは54人で、このうち29人が無理心中だった。

出典

子どもの健やかな生活は、親の健やかな生活があってこそ成り立つものだと私は思う。まずは【自分】をきちんと守ってあげないと、【子ども】すら守ることはできないと思うから、私は「自分を大切にする」ことを心の中で約束しました。

具体的には何かというと、

  • 「子どものために〜」と捉えるのではなく、「私は○○したいから〜」と自分起点で物事を考える

  • やりたくないことはやらない(どうしてもやらなきゃいけないことは、どうやったらやらなくて済むかを考える)

  • 外部サービスや市販の便利グッズを活用する

  • やりたいことはやる(子どもを理由にできないことを一つでも減らす)

ほんの小さなボタンの掛け違えで、捉え方一つで心身のストレス負荷は大きく変わると思う。もっと詳しく書きたいけどそれはまたいずれ。

相手方への恨みや憎しみがなくならない方へ

もしこの記事を読んでいるなかで、同じような境遇やシングルさんで相手側の理不尽さや無責任さ、裏切りなどで苦しい想いをし、どうしてもその気持ちが消えず、恨みやつらみで気持ちが支配されている人がいたら、ぜひ伝えたいことがあります。以下マインドの切り替え方について、もしよければお読みください。(いつかちゃんと書きたいと思っていて、やっと書ける、、うれしい、、)

内容的に誰にでも公開するのは控えたいので有料記事としますm(_ _)m

今は非公開にしたYoutubeで配信してたものと同内容なので、当時動画をご視聴くださった方は読まなくて大丈夫です!

相手への恨みや憎しみを失くす方法

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