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食の悩みは”パーソナル管理栄養士”へ!ダイエットや健康の相談にのります

こんにちは。日本パーソナル管理栄養士協会代表理事 三城円(さんじょうまどか)です。

食・栄養分野で唯一の国家資格『管理栄養士』

「食に迷ったら誰に相談しますか」

フリーになる準備期間を含め約12年間。この質問をし続けていますが、いまだ「管理栄養士に相談する」というお答えはほぼゼロです。

一方で、コロナが流行り、正しい情報が少なく情報が錯綜していますね。コロナ以外にも肥満や病気の予防にと、糖質制限ダイエット、高脂質ダイエット、プロテインダイエット、ファスティング(断食)、酵素ジュース、腸活などなど…、ありとあらゆる健康法が出ては消え、を繰り返しています。

正直なところ、管理栄養士としては、どの方法が正しいとは言いきれません。

というのも「あなたの目的(理想の姿)」によって、ご提案する方法が異なるからです。

ただやせたいだけ?それとも芸能人・アスリートになりたい?

例えば、モデルのオーディションや見た目を競う大会がある場合、そのイベントが求める体型に向けて減量をしながら、ボディーメイクをする必要があるかもしれません。その際、ある程度エネルギー制限をしながら、PFC比、ビタミン、ミネラル等を補っていく必要があります。その時はサプリメントなどの補助食品を必要とすることもあります。
(私がサポートする場合は、オーディション後もフォローさせていただくことを条件とすることが多いです。)

一方、「なんとなくやせたい」などのダイエットの場合、体重を減らす必要があるのか、体重は変えず『体型』のメリハリを意識した方がよいのかを明らかにする必要があります。
「やせたい」といっていても、「彼氏(彼女)がほしい」「〇〇ちゃんのママ、かわいいと言われたい」「自信をつけたい」「好きなファッションを着こなして、街を堂々と歩きたい」といった本当の目的は別なことが多いのです。

目的に応じた食生活の選択には『未来と今のギャップ分析』から

ゴール(目的)によって食事方法は異なります。

きちんと勉強し、お客様のことを真剣に考えている管理栄養士・パーソナル管理栄養士は、「これさえ食べればよい(食べてはダメ)」ということは、ほとんど言いません。
(逆にいえば「これさえ食べれば大丈夫/これはダメ」と極端なことをいう管理栄養士や専門家は要注意です!!)

例えば、以前私がサポートさせていただいていたお客様は、みそ汁を食べる習慣がなく、具だくさんのみそ汁は好きではないとのこと。そこで、(これなら食べるとおっしゃったので)みそ汁は海藻を入れた具が少ないものにし、野菜などは副菜で食べるようにしました。

また「雑穀が嫌い(鳥の餌のイメージ笑)なので白米がいい」というお客様には、ごはんは白米のままで、他の食品との食べ合わせを工夫いただくよう具体的にアドバイスいたしました。

私は【雑穀ごはん+体内活性みそ汁】を推奨していますが、すべてのパーソナルサポートでこの食事を押し付けることはありません。おひとりおひとりの好みや食習慣を尊重し、よりベターな食事をご提案いたします。

実際パーソナル管理栄養士は、まず以下の①~③のアセスメントを行います。

図の①:ゴールを明確にする
図の②:今のお悩みや過去のご経験などを明確にする
図の③:ギャップを分析する

分析をもとに、おひとりおひとりのライフスタイルや生活環境、価値観などを尊重しながら、達成可能な少し高めの計測可能な目標(いわゆるSMART)とプラン(図の④)を考えます。

これはビジネスフレームワークでいうと『GROWモデル』。

つまり、食や健康も基本の考え方はビジネスと同じです。

“パーソナル管理栄養士”になったのは私オリジナルサポートをしてほしかったから

パーソナル管理栄養士”は、私が作った肩書きです。

そもそも私自身、中学3年生のときからダイエットをはじめ、大学生のときに成功(痩せただけ)。しかし、その体重を維持するために、毎日努力をしていました。

生活環境が一変した大学院時代(24歳くらい)、色々なストレスが重なり、気づいたら摂食障害(過食症と拒食症を繰り返し、一番ひどいときは体重30kg台・体脂肪率5%)になっていました(睡眠障害、うつ病も併発)。

幸いにも同じような経験をした親友がいたので、変な食行動を理解してくれました。しかしやはり第三者に助けを求めた方がよいだろう、と考え、臨床心理士と精神科に行きました。

しかし、私が求めていたサポートとはずいぶん異なり、医者には3分診療(私が名付けてました笑)で薬の処方をしてもらえればいい、と自分を納得させてました。

余談ですが…
その後、1時間も向き合ってくださる医師に出会い、ときには厳しく、私を回復に導いてくださり、心より感謝しています。

管理栄養士がさまざまなように、医者も色々。自分に合う医師や管理栄養士に出会えるのが一番ですね。

ふと我に返ったとき、
●身近に摂食障害で悩む友人がいたこと
●アスリートの場合は、とくにそのような悩みを一人で抱えている選手が多いこと
●ダイエットのやり方はたくさんあるが、自分に合った方法や考え方を一緒に考えてくれる専門家(人)がいないこと

この3つに気づきました。

そこで私が「あったらいいな」をかたちにしたのが、予防分野(病気ではないが、よりよい自分を目指したい人向け)の管理栄養士による食生活相談窓口『San-CuBic(サンキュービック)』。

しかし、まだまだ「食相談=管理栄養士」を認知させるには、私ひとりの力では微力であることから、2015年より『管理栄養士キャリアデザイン塾』をスタート。2017年に一般社団法人 日本パーソナル管理栄養士協会を設立しました(2020年10月時点で約30名の管理栄養士・栄養士・学生がおります)。

当協会では『予防分野』に特化し、根拠+実生活に取り入れられるやり方を、おひとりおひとりに提案・サポートできる“パーソナル管理栄養士”の育成、管理栄養士の起業サポートのほか、企業様とヘルスケアアプリやテイクアウト店の立ち上げ・コンサル、トップアスリートの食事サポート、各種講師、メディア出演やレシピ監修などなど、協会メンバー管理栄養士が『個』として、ときには『チーム』となって活動しています。

なかでも”パーソナル管理栄養士”は、ベーシック研修講座と試験(60時間以上)、協会認定パーソナル管理栄養士養成講座を半年以上かけて受講し、ハードなトレーニング・研修をクリアしている管理栄養士です。

「どんな方法を選ぶか」の前に決めることは「どんな自分になりたいか」

どんな自分だったら、自信を持って納得する人生を歩めますか?“自己肯定感”が低く、コーチングの先生のところに通っているという方の話を耳にする機会も多くあります。

実は、食事サポートは食事が変わるだけではなく、思考がポジティブに変化し、心も体も健康で元気に生まれ変わることが多いのです。

食べちゃった…」のようにネガティブな思考の場合、食事以外の物事も無意識のうちに後ろ向きになっていませんか。

食事は毎日、未来に向けた選択です。
食事への考え方が「おいしかった!」「今日は楽しんだから、明日は調整しよう」というようにポジティブにとらえられるようになると、自分自身への評価が肯定的にとらえられるようになるのです。考え方が変わると食事も変わり、自分の体もメンタルも変わる、という好循環になるわけです。

とくに食欲は生きるために必要な欲求。
「食べてはダメ」と制限することは「生きることを否定する=死」を無意識に刷り込んでいきますから、とくに心身が疲労している場合は、反動で暴飲暴食につながってしまうというのは、当たり前の生体反応です。

私のお客様の中にはサポート修了後、希望していた会社に就職が決まったり、彼氏ができたり、ご結婚したり、ご出産したり、人生が大きく変わる方も多いんですよ(笑)

最近はオンライン面談も選択いただけるようにしていますが、ほとんどの方がリアルを希望されます。理由を伺うと「パワースポットになっている」だとか。ありがたいことです。

パーソナル管理栄養士によるお試しカウンセリングへ

当協会のパーソナル管理栄養士が『お試しカウンセリング』を設定している理由は、お客様と管理栄養士の相性をはかっていただきたいため。専門性はもちろん、安心して自身の生活や悩みを話せるか(話しやすいか)といったサポーター(ナビゲーター)との相性も感じてみてくださいね。

あれダメ、これダメ、と一方的なコミュニケーションではなく、『あなた』の話を伺った上で、『あなた』の目的に合ったご提案させていただきます。

まずは『お試しカウンセリング(セッション)』で、食や健康の悩みをお話してみませんか。

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詳しくは↓こちら↓

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

#JPDA #日本パーソナル管理栄養士協会

日本パーソナル管理栄養士協会代表理事/San-CuBic代表 三城円です。当協会のパーソナル管理栄養士チームとともに、おいしく食べながら「内臓力アップ」と「健幸美ライフ」の情報、管理栄養士としての想いを発信してまいります。よろしくお願い申し上げます。