見出し画像

コロナ元年に家を建てる #3

 予算状況が整理出来たので、プレゼン準備開始。
 まず、最初に通常の新築の場合の設計開始から工事までの大きな全体の流れを簡単にご説明しておきます。


敷地調査・ヒアリング

プレゼンテーション

設計監理契約

基本設計

実施設計

本見積・確認申請

工事請負契約

工事

 こんな感じです。
 今回は、一番上の敷地調査・ヒアリングについて少し書いていきます。

細かな内容は設計事務所視点になりますが、、

1.  地積測量図から敷地図をおこす

画像1

 これが所謂、地積測量図と言われる図面ですが、これだけではさっぱり分かりません。。
 外周部の小さな赤い線と赤い丸が敷地境界線を示していて、赤い丸が敷地の境目ポイントとなり、これを繋いでいくと敷地形状になります。
 ポイントの記号が右の座標と連動していて、座標のポイントをCAD上で落としていくと敷地図が作成出来ます。(設計事務所に入ると、最初の方に任せられる大事な仕事→敷地が間違っていたらお分かりの通り、大事に。)

 土地購入からのお施主さんは、購入された不動産屋さんに依頼すればほとんどの場合、用意してもらえます。(元々、購入の際の資料として付いている事が多いです。)
 もし建替えの場合などで土地測量図が無い場合は、土地家屋調査士さんに依頼して作成して頂く必要があります。
 費用は、境界確定・登記の有無や隣地との調整がどこまで必要かによって変わってきますが、基本的な測量と図面作成のみだとおおよそ10万程度です。 

2.  敷地条件の整理(法的内容の確認等)

 建築基準法を筆頭に、各行政区の条例、消防、景観、バリアフリー等々
建物の規模や用途によって関わってくる法律も変わってきます。
 
 「こんな形の家にしたいな」
 「これぐらいの広さとか高さは欲しいな」

なんて考えていたのに、土地を買ってから見てもらうと法律や条例に引っ掛かって出来ませんなんて事はよくあるので、土地購入前に設計事務所などに相談する事をオススメします。

3.  ヒアリング

 簡単に言うと、お施主さんの要望を伺ったり、お施主さんの思いを設計側から聞き出す工程です。

 今回の場合は、そんなに要望は多くなく、

・LDK
・和室(将来、おばあちゃんの部屋として使うかも)
・水廻り
・主寝室
・洋室×2
・駐車スペース×2
・今後、パン屋が出来るようなスペース

 それぞれ広さは特に指定無し。
 少し変わった特徴で言うと、将来用パン屋スペースが欲しいということ。

 所要室の用途や広さ、全体予算などはこのタイミングで聞くのですが、他にも設計の手掛かりになるような事を色々聞いていきます。

 例えば、

・趣味
・車種
・出身地
・職業
・好きなもの/こと

 一見、関係の無いような事もそれぞれの方に合った家をつくりあげていくためにとても重要なヒントが眠っていたりするものです。
 むしろ、そこに暮らしを豊かにする+αがあったりします。

 今回も母親がずっとパン屋でパートしたり、趣味でパンを焼いていたりするので、少しそういった事を許容出来るスペースが欲しいなと。

画像2

 最初から家に併設された店舗としてつくるのではなく、趣味として楽しみながらパンを焼ける環境をつくりつつ、将来的に趣味の延長で週に1〜2日開くようなパン屋が出来る余地を残しておくことを要望としました。


#4につづく・・


STUDIOMONAKA

Instagram:@studiomonaka
                 :@studiomonaka_works
                 :@m_s1221

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?