紅白歌合戦ジェンダー問題からの身近な恐怖

ども。久しぶりの投稿です。
皆さんが今年を振り返っていらっしゃるので私も便乗して振り返ってみようかと(笑)
今年は振り返り応えのある年になりました。

約20年勤めた会社を辞めて、転職をしました。「転職できるもんだなぁ」ってしみじみ思ったり。今の職場で働いてる自分がいることが妙に不思議な気がしてみたり、まだどこか現実味がないような、フワフワした感覚が抜けてないところがあります。

自分が採用されるまでの経緯を耳にして、「縁があったんだなぁ」とか思いつつ、社長の鶴の一声で採用が決まって良かったような、悪かったような、何とも言えない心持ちになりました。

社長が求人の応募者が気に入らなくて採用が延びてたらしく、私が座るまで椅子が空いてたのは私にとっては僥倖でした。
でも、以前の記事にも書きましたが、嫌われる天才の社長にある意味気に入られて採用されたというのは些か気になる部分ではあります(笑)

そんな嫌われる天才の社長が新聞を読みながら紅白歌合戦について苦言を呈してたと聞いて、私は今の時代感に合ってない。男女を区別するものじゃない。と言う意味で苦言を呈してたと思ったんですけど、、、
おっとどっこい!逆の意味だったようです。

逆の意味というのは人の性別は男女しかなくて、ジェンダーレスとか言ってる人には天罰が下ると時代錯誤な発言をしていたみたいです。この人マジかよ、、、、。

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私自身、自分の性別について違和感もなく【女】であることを自覚し受け入れてきました。周りに性別について悩んだり、カミングアウトする人もいなかったので直接的にジェンダー問題に触れたことはありません。

でも昔からBLも百合も好きだったので、いろんな人がいていいし、いろんな恋愛や家族の形があっていいと思ってました。

それに自分の人生は自分のものだし、他人の人生は他人のものとも思ってたので、身内が亡くなってもあまり悲しく感じない奴なんです(汗)
ここは自分と自分以外の人との境界線をビッチリハッキリ引けちゃうんですけど、引けきれない部分もあります(笑)

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世の中にはジェンダーを受け入れられない人もいるのは分かっているので、「あなたはそういう考えなんだね」ということだけで否定をする気もなくて、単純に「いろんな考え方の人がいるなぁ」くらいにフワッと捉えてます。

でも前述の社長の発言を又聞きですが聞いて戦慄を覚えましたよ!!
いい年して言って良いことと悪いことも分からないのかなぁ?とか、その発言で傷つく人も居るかもしれないとか配慮できないのかなぁ?とか。
もしかしたら両方大丈夫だと分かった上での発言だったかもしれませんが、この人は自分の思想や意見を曲げない上に人に向かって突き立てる人なんだと怖くなりました、、、。

この人には自分の声が届かないかもしれないってことがこんなにも怖いとは、、、。

更にこんなに頭が固くて会社の舵取りホントにできてるの!?とめちゃくちゃ心配になりました。っていうか不安でしかない、、、。

ジェンダーの話は氷山の一角にしか過ぎなくて、自分の信念や思想、思考が固い社長にどうやったら新しいことを取り入れてもらえるか、策が見えなくてお先真っ暗な気分になりました。

相手にとってのメリットで譲歩を引き出すのがセオリーなんでしょうけど、社長にとって新しいことを取り入れるメリットってなんだろ??あるのかな??
仕事の事では入社数ヵ月のペーペーにはまだ発言力がなくてなんだかもどかしい気持ちです。

揺るがない信念や思想はめちゃくちゃ大事だったりもしますが、諸刃の剣なんだなぁと痛感した出来事でした。

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