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【日記】上京した保育士1年目が適応障害になった話 #2

#1を読んでくださってありがとうございます
ここからは7月から現在にいたるまでの経緯を書き綴ってみたいと思います。

7月~8月現在まで

~7月編~
もう仕事が始まって3ヶ月か…いやまだ3ヶ月か…。と毎日カレンダーを見つめるように。ほんとに日が経つのが遅くて遅くて、、。
運良く、同じクラスの担当の先生方に恵まれたためいじめやパワハラなどは全くなく、ほとんど残業もないため噂で聞くような他の保育園と比べるとかなりホワイトなところなんだなと実感しました。しかし、日が経つにつれどんどん子どもたちへのイライラが募っていく。子どもたちのはしゃぐ大きな声や泣き声が響く保育室の中で、頭痛や耳鳴りが起きるようになりました。合同保育なんて、もう耳を塞ぎたくなるほどのストレスでした。
注意しても言うことを聞いてくれない子どもたち。もちろん自分の声掛けがつまらないから、私に甘えているからというのも理解しています。それでももう、改善していこう、とか工夫してみよう、という気持ちすら起こらなくて、「あーもうどうでもいいや」と投げ出したくていっぱいいっぱいになってしまうほど、子どもたちへの小さなストレスが積み重なってきていました。これは本格的に保育士向いてないかも、と思い始めた瞬間でした。
こんな状況の中、プライベートでも東京で遊ぶ友達がいない、保育園に就職した同期も同学年もいない、彼とは月1回しか会えないという孤独な環境で少しずつ心が壊れていきました。
家に帰ると無気力で食欲もなく、ふつうに買い物をしているだけで涙が止まらなくなることもありました。
彼に会ってからバイバイするときは本当に心臓を握りつぶされていると感じるほどの辛さで、一晩中泣き続けました。「もう生きてる意味が分からない」そう感じ始めてしまっていました。

~8月(現在)~
8月に入ると、買い物中だけでなく道を歩いているだけで涙、ご飯を食べているだけで涙、と気がついたら毎日泣いている日々が続きました。日曜日の夜なんて、明日からのことを考えると寝れなくなってしまい、平日の朝いつも通り起きても急に吐き気が襲ってきて1週間連続で吐き続けたこともありました。私はむしろ休みの日のほうが辛く、焦燥感を感じてなにかしていないと落ち着かなかったり、ほとんど1日中動悸が苦しくて気が狂いそうになったりと、明らかに自分でもおかしいと思うような症状が現れてきました。

これはまずいかもしれない

とりあえず動悸を抑える薬や睡眠導入剤が欲しい、耐えられないと思ったのもありますが、ついに勇気を出してメンタルクリニックを受診することにしました。
私の知り合いに適応障害と診断された方がいたため、もしかしたら自分もそうなのでは、と思ってはいたのですが、予想通り私は「適応障害」と診断されました。

正直、理由も分からずに苦しんでいるよりも診断名がはっきりと分かったことに少しほっとしている部分もあります。しかし問題は、保育士を経験した方なら共感していただけると思うのですが、年度途中で辞めることのタブー感……。あの空気、ほんとにやめて欲しいですよね。私はもう診断される少し前から今年度いっぱいで退職しようと覚悟は決めていたのですが、3月までこの状態で仕事に耐えられるかどうか、自信がなくなってしまいました。
近いうちに上司に相談して、退職時期を考えていこうと思っています。

まとめ

こうして上京を夢みた21歳の保育士は、このような形で保育士人生に幕を閉じようとしています。
私のように、大人数の家族でわいわいガヤガヤが当たり前だった人や、上京で恋人と遠距離恋愛になってしまう人には本当に上京は孤独に感じます。私は絶対にオススメしないです、ほんとに。(笑)
また、保育士という職業は本当に素敵でやりがいのある仕事だと感じますが、体力勝負で業務量も多く、自由がほとんどない仕事です。そして未だに低賃金なのも現実です。私は奨学金も借りて保育士養成学科に進学したため、悪く言えば無駄な借金を抱えてしまいました。
保育士として勤務されている方を心から尊敬します。
保育学生の方、保育士を志している方、本当に自分はこの道に進んでいいのかな、ともう一度自分の心に手を当てて聞いてみてください。後悔のない生き方をして欲しいと思います。
ここまで私の話を聞いてくだって、ありがとうございました!
これからも退職までなにかしらつぶやくのでぜひフォローお願いいたします◝✩

#上京 #東京 #保育士 #保育園 #遠距離恋愛 #人生
#仕事辞めたい



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