妻に浮気されてしまった 40代男性へ
大阪府高槻市での夫婦関係修復専門
カウンセラー行政書士の木下雅子です。
幸せなご夫婦、幸せなご家族を世に増やすため、日々活動しております。
日本人の平均結婚年齢は、30歳前後となりました。
また、平均寿命が延びたので、夫婦は別れるか どちらかがいなくなるまで40~50年も一緒にいることになります。
血もつながっていない一人の人と半世紀も一緒にいることができるのは、ある意味 奇跡でしょう。
その間の道は、決して平坦でないはずです。
あなたが生きてこられた今までを振り返っても、辛いことが何一つなかったなどと言う人はいないでしょう。
人生には、いい時もあれば、辛いときもある。
その時を共にすることができる人と一緒にいれば、喜びは倍に、悲しみや辛さを半分にすることができるはずです。
そのようにするためには、相性の良い価値観が似ている人と結婚した方がいいですね。
とはいえ、すべての価値観がピッタリ同じ人など、この世に存在しません。
当然ながら、人間は不完全だからです。
自分も、妻も。
それなのに、人は自分が不完全なのを棚に上げ、相手に完璧とまではいかなくても、常に自分を理解してくれるよう求めがちです。
誰しも、自分は正しいと思っている。
「自分は正しいから、相手が間違っている」という思考に陥りやすいのです。
本来は、正しさは人の数だけあるのに、です。
「私を理解しない あなたがおかしい」
「この人と、ずっと一緒にいられるだろうか」
「私に合う人が、他にいるのではないか」という気持ちになってしまうのですね。
でも、仮に離婚して別の人と結婚したとしても、同じことが起きるでしょう。
もしかしたら、前の妻の方が良かったと思うことすらあるかもしれません。
私の事務所に、「一人目の夫は働かない人だった。今の夫は浮気をしている」と、40代の女性が、ご相談に来られたことがあります。
確かに、働かない人も浮気する人も困りますね。
だからと言って、また離婚したとしたら「三人目の夫は暴力をふるうんです」ということになりかねません。
他人と過去を変えることはできませんが、自分と未来なら変えることができます。
今の夫に浮気を止めるよう言ったところで、すぐ浮気相手と別れるとは限らないでしょう。
むしろ、ロミオとジュリエットのように、燃え上がってしまうのが関の山です。
残念ながら、他人を変えることはできないのですね。
では、どうすればいいのか。
変えることができるのは、自分だけ。
だとしたら、妻(夫)が二度と浮気したくなくなるように、自分の魅力を上げるしかないのです。
男性でも、女性でも同じです。
あなたが男性で、浮気している妻を許せるかはわからないが、幼い子どものために家庭を壊したくないとお考えなら、望む未来を作ることができるはずです。
その時に、「妻の愛情が、自分に戻ってくることがあるのか?」ということに焦点を当ててしまうと、無理な気持ちが増幅されてしまうでしょう。
怒りが爆発し、浮気相手の男性を懲らしめてやりたい気持ちは ごもっとも!
まずは冷静になって、「自分が どうしたいのか?」を考えてください。
その上で、妻と妻の浮気相手に慰謝料を請求して離婚したいとお考えなら、新たな人生の出発点とすることができるでしょう。
そうではなくて、妻との生活を再構築すると考えるのなら、それに全力を注いでください。
浮気をした妻を許すことはできなくても、今から新たな人生を作っていくことに焦点を当て、「自分にできること」を実践していくのです。
「悪いのは浮気をした妻なのに、なぜ自分が歩み寄らなくてはいけないのか?」という思いはあるでしょうが、そのことばかり考えてしまうと、再構築できるものもできません。
今のあなたにできることは、たくさんあるはずです。
今まで多くを任せてしまっていた家庭や子どものことに目を向けてみる。
できる家事をやってみる。
部屋の整理整頓をする。
夜の生活にも、問題があったかもしれません。
そのように考えると、妻の浮気は、今まで潜在化していた問題を表面化させることで、以前よりずっと強い信頼関係を築くきっかけになったと言えなくもないでしょう。
浮気した側(この場合は妻)は、負い目があるものです。
負い目がありながら修復の道を選んでくれた夫に、やがて感謝の念が生まれることでしょう。
それには、結構な月日が必要です。
その間、気持ちが挫けないとは言えません。
その時に立ち返るべき場所は、「目的」です。
夫婦関係を修復させると決意した目的は、何だったでしょうか。
離婚するより、夫婦関係を修復させる方が幸せだと思ったからですね。
だとしたら、その「幸せ」を実現させましょう!
あなたの考える幸せとは、どのような状態でしょうか?
健康で、夫婦と子ども達とが笑顔でいられること。
そのように思えるなら、それが現実になるよう出来る限りのことを実践していってください。
ここまで読んでくださったあなたなら、きっと実現できるはずです。
幸せなご夫婦、幸せなご家族が増えていきますよう応援いたしております。
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