見出し画像

今回は「赤裸々リゾートライフ」からは少し脱線気味の投稿です。

今回のテーマはインド。そう、つい先日バケーションを利用して行って来たインドについてです。なんだかんだで、今回が3回目の渡航。

実は行く度に、もう次はないよねって思っていながらもまた飛んでしまうインドの魅力。

聞く話によると、インドに行って人生観が変わったというプラスな意見とあんなところ一生行くかというマイナスな意見の真っ二つに別れることが多いようです。

私はどっちだろうと考えてみましたが、どっちでもなさそう。いや、どっちにも属すると言った方がいいのか?

リゾート宿泊ゲスト事情

普段のモルディブはロシア人の渡航客がダントツで多いんです。
ただ、現在私のリゾートでは、インド人の宿泊率が50%を上回っているんです。その理由としては、検疫期間として14日宿泊するゲストとトランジットとして1〜2泊するゲストが9割越えです。
残念なことに、アメリカ、カナダ、ニュージーランドに渡航する際、インドから直接の入国を認められていません。
また、各国入国の際に「14日前はどこにいたか」と聞かれる質問に対し、インドという回答を免れるためにモルディブを利用することが有効とされてゆえに、インド人ばっかり。
ちなみに、香港入国の際に関しては21日まで遡って聞かれるため、21日間検疫期間として宿泊される方もいます。

赤裸々インド人ゲスト事情

宿泊される方の金銭事情も様々で、余裕があって泊まる方、仕方なく大金を叩いて泊まる方、親が払ってくれる方、子供が親に払ってあげる方など。宿泊費ひとつとっても人間模様が鮮明に見受けられます。

それに加えて、

・まくし立てるように話す早口のインド訛りの英語
・ドラマチックにいや、ヒステリックに物事を表現する
・Yesのときはもちろん、日常的に首を左右に揺らす動作

全てが化学反応を起こして、めまいがする。
正反対の日本国民としては本当に疲れます。

・Can I have your good name?
・email ID
・RT-PCR
・Can you click for me? (Take pics)

そして、このワードが出ると、もう笑いが込み上げる。

これだけ聞くとインド人をディスってるように聞こえるかもしれないけど、なんだかんだインドが好きなんです。

大好き?大嫌い?

今回のタイトルに選んだこの言葉。本当にいつぶりかというくらいぶりに使った「嫌い」。私の辞書に「嫌い」という言葉がないので、自身でこの見出しをつけることに少し戸惑ったんですが、あえてこの言葉をチョイスしました。

料理は世界一美味しい。辛すぎる、甘過ぎるという味の振り切り方は何ともコメントし辛いですが、レストラン、大衆食堂的なところからストリートフードまで、とにかくハズレなし!
ただ、衛生面は最低レベルと言っていいでしょう。食べる前は「みんな病気になってないから大丈夫!」と思って食べることがコツです。

魅力的な世界遺産・寺院・自然も沢山あり、国自体が見どころ満点。

ただ、聖なる牛たちがどこもかしこもウロウロ。そして、自由気ままに糞尿をその辺に撒き散らしているので、決して衛生的ではありません。それに加えて、ホコリっぽいのもインドを語る上では欠かせないかな。

歴史が古く、多様な人種・文化・言語から形成されるとても面白い国。

ただ、インド訛りの英語は耳が慣れるまで聞き取るのが大変です。

お陰様で私はインド英語リスニングの上級者なので、大概のことは聞き取れます。それに、すぐディスカウントを要求してくる決して心地の良くないインディアン・ジョークも軽く受け流すことができる体制が整っています。


気軽に旅行ができるようになる日も近いと願う今日この頃。インドを旅行先でお考えの方がいらしたら、一度はご自身の五感を使って体験してみるのがいいでしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?