ほりほり/ワークショップデザイナー/LSPファシリ

しがない事務員。「考える」について考えています。「考える」場を主催していけたらいいなと…

ほりほり/ワークショップデザイナー/LSPファシリ

しがない事務員。「考える」について考えています。「考える」場を主催していけたらいいなと思っています。https://www.takatetsu.net/タカテツを主催しています。

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最近の記事

2024/10/27 人生航路で迷っていること×レゴシリアスプレイ レポ

人生において、様々な迷いごとを言語化してやっつけよう!という目的で開催しました。 レゴブロックの練習の後、本題のテーマは 「現在、仕事や家庭等の所属するコミュニティで悩んでいること」 ある方は、自分のゆく道を迷っていて、迷っている自分を「プロペラがついて、目が色んな方向を見ている、でも歩き出している」と表現してくださいました。 また、他の方は、「現在の仕事と、あるいはもう一つの居場所で、岐路に立っている様子」を表してくださいました。プロペラが付いている方が、現在の職場だ

    • 2024/10/24「どんなきっかけで自分の行動は変わるか」レポ!

      今回は、初!横浜開催でした。タカテツが川崎市高津区を飛びだし、横浜駅徒歩5分の、かながわ県民センター会議室にて開催されました。 6人定員で、人数が集まるか不安でしたが満席となり、当日体調不良のため欠席の方もいらっしゃいましたが、無事に初開催をすることができました!嬉しいです! さて、今回のお題はかなり具体的で、自分事として考えやすかったのではと思います。わたしとしては、自分の退職の契機になったことや長男の急な受検モード突入のキッカケとなった出来事などが思い浮かんだため、テー

      • 2024/10/8「空気を読むってどういうこと?」レポ!

        このテーマは高校生との哲学対話で選ばれた問いで、大人とも話してみたいテーマだったので、設定しました。 今回はタカテツの哲学カフェに初めましての方が5名+常連さん2名の計7名で行いました。 対話の概要 ・小6と中2のこどもも、学校で空気を読んでいると言っていた。 ・空気を読めないと、自分が不利になる場合がある。 ・空気を読んでいる自分が嫌だ。 ・仕事では、思ったことを言う義務があるので、空気を読まずに発言するが、プライベートでは友人と角が立つのが嫌なので、空気を読んでいる。

        • 2024/9/23「なぜ死を選んではいけないのか」レポ

          今回は、以前参加してくださった方からのリクエストテーマ「なぜ死を選んではいけないのか」を開催しました。 タカテツでは、いままで死がテーマになった回はなかったので、ドキドキでした。 はじめに、このテーマをリクエストしてくださった方からの、テーマ選定理由の説明があり、そのあと対話となりました。 7人での対話となりました。 以下対話で挙がったキーワード ・自殺(自死)は絶対ダメなのか? ・現代は生きることに対する価値が重い。昔は口減らしや姥捨て山があった。 ・残された周りの人が

        2024/10/27 人生航路で迷っていること×レゴシリアスプレイ レポ

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        • タカテツの対話レポ(参加対象:中学生以上)
          46本
        • タカテツのこども哲学レポ!
          19本

        記事

          仕事について×レゴシリアスプレイ

          今回は3名の方にご参加いただきました! この方たちは、以前タカテツでレゴシリアスプレイを体験済みの方でしたので、今回はごちゃ混ぜブロックも使って、作品を作っていただきました。 今回のお題は、しごと。仕事にまつわる問いを立ててみました。 「仕事において、あなたは100年に一度の逸材と言われています。さて、何を成し遂げますか?」 この問いは結構、発想が飛躍して、良問だなと思いました。 今の自分のできることから、どんどんスケールが大きくなり、日本、世界と広がって最終的には「紛

          2024/9/15「自分がちょっとした幸せを感じるのはどんな時?」レポ

          9月1回目のタカテツは、テーマを参加者で決める回でした。 参加者からは、「自分の意見を否定されて、でも相手の意見に自分が納得したのはどんな時?」「介護・育児・家事の負担についてモヤモヤしている」アイスブレイクで使った「こころかるた」の問いで「あなたが最高に贅沢だと思う食事は?」に対して「離れて暮らしている家族とご飯を食べたとき」と回答した方の発言から連鎖して、「幸せについて考えてみたい」という意見が出ました。 テーマ決めに対して、なかなかうまく問いが作れず、「自分の意見を否

          2024/9/15「自分がちょっとした幸せを感じるのはどんな時?」レポ

          2024/8/25哲学対話×レゴシリアスプレイ「私の弱さや強さ」レポ

          哲学対話の場とLEGO®SERIOUS PLAY®をコラボしたらどうなるのかな?という実験イベントの第6回目。 過去5回の振り返りをもとに、参加者4名で3時間AT1の作品は一つ。そのあとは対話の時間。と決めて臨みました。 目的:レゴで思いを表してから哲学対話をすると、対話が深まるのか試してみる 参加者:PEATIXを使って一般公募、4名 時間:3時間 使用教材:WEB テーマは「わたしの弱さと強さ」 冒頭に、時間が短いので、本日は「弱さ」に重点を置いて対話するこ

          2024/8/25哲学対話×レゴシリアスプレイ「私の弱さや強さ」レポ

          2024/8/20「自分が成長したと感じるのはどんなとき?」レポ

          「自分が成長したと感じるのはどんなとき?」 をテーマに高津市民館で哲学対話を開催しました。 主催者として、この時間が終わったあと、参加者のみなさんがどんな状態になっていたらいいかをお話してから会を始めました。どんな状態になってならいいか→「自分のことを内省して、お互いの意見から学び、発見や気づきを得た状態」 はじめに久々の「こころかるた」を使いました。 大人のサマースクール@層雲峡でアイスブレイクにカードを使っていたので、最近眠っていた「こころかるた」を取り出しました

          2024/8/20「自分が成長したと感じるのはどんなとき?」レポ

          2024/8/12哲学対話×レゴシリアスプレイ「不安と上手に付き合うには?」レポ

          哲学対話の場とLEGO®SERIOUS PLAY®をコラボしたらどうなるのかな?という実験イベント、3月から始めて、早くも第5弾となりました! 目的:レゴで思いを表してから哲学対話をすると、対話が深まるのか試してみる 参加者:PEATIXを使って一般公募、5名 時間:3時間 使用教材:WEB×2セット はじめに、レゴブロックを組み立てる練習として、 「タワーを作る、見本を見て作る、見本に少しアレンジを加えて表現、悪夢のような○○を作る」を行ってから本題に入りました

          2024/8/12哲学対話×レゴシリアスプレイ「不安と上手に付き合うには?」レポ

          2024/7/17 「どんな状態になると対話が深まったといえるのか」レポ

           哲学対話の場とLEGO®SERIOUS PLAY®をコラボしたらどうなるのかな?という実験イベントの第4弾を実施しました。 目的:レゴで思いを表してから哲学対話をすると、対話が深まるのか試してみる 参加者:PEATIXを使って一般公募、3名 時間:3時間 使用教材:WEB×2セット 〈プログラム〉 AT1「あなたが体験したことのある、深まらなかった対話とは」を作る。 AT1「どんな状態になると対話が深まったといえるのか」を作る。 ふせんに「対話が深まるために、大事だと思うこ

          2024/7/17 「どんな状態になると対話が深まったといえるのか」レポ

          2024/7/4「あなたの人生を語る上で、コロナ禍はどんな影響がありましたか?」レポ

          猛暑の中、哲学カフェを開催しました。 気温35度の炎天下の中、午後1時30分の開始時刻に間に合うように、意を決して玄関を開け、電車やバスを使ってわざわざ足を運んでくださった7名の参加者の方々、本当にありがとうございました。みなさんが熱中症にならずに会場にたどり着けて本当に良かったです。 今回のテーマは「あなたの人生を語る上で、コロナ禍はどんな影響がありましたか?」でしたが、「コロナ、大変だったね~、そんなこともあったよね~」というおしゃべり会にはしたくなかったので、最近読

          2024/7/4「あなたの人生を語る上で、コロナ禍はどんな影響がありましたか?」レポ

          2024/6/4「人生における成功とは何か?」レポ

          今回のタカテツは8名の方で対話をしました。 初めましての方が5名で、新鮮な回となりました。 レゴの回ではないのですが、はじめに、参加者それぞれに1分でアヒルを作ってもらいました。 「いろいろなアヒルができましたね。」 「おなじテーマでも答えがたくさんありますね。」 「アヒルを見る角度が違うと(立場が違うと)、見え方が違いますね。自分の見え方が絶対ではありませんね。俯瞰しないと全体は見えませんね。他の人の意見も尊重しましょう。」という説明をしました。 今回のテーマ「人生にお

          2024/6/4「人生における成功とは何か?」レポ

          2024/5/23「自己開示するとき、どうやって距離感図っていますか?」レポ

          今回のタカテツ(川崎市高津区の哲学カフェ)は、参加者5名で行いました。お題は、その日の参加者で決めるという回でした。 一人の方から、「今日のように初対面の方が多い場で、どの程度自己開示していいのかがわからない。皆さんはどのようにされていますか?」という問が挙がりました。 その方は、自分で話したくなって自己開示した結果、重い空気になってしまったり、相手嫌な思いをさせているかも。と気になる、とのことでした。 対話の要旨 ・その場の目的に応じた自己開示をしているのではないか?例

          2024/5/23「自己開示するとき、どうやって距離感図っていますか?」レポ

          2024/5/18哲学対話×LEGO®SERIOUS PLAY®~「こころの豊かさとはなにか」について考える~レポ

          哲学対話とLEGO®SERIOUS PLAY®をコラボしたらどうなるのかな?という実験イベントの第3弾を実施しました。 目的:レゴで思いを表してから哲学対話をすると、対話が深まるのか試してみる 参加者:PEATIXを使って一般公募、4名 時間:3時間 レゴの基礎的な練習の後、「自分が、こころが貧しいなと思う時はどんな時?」と「こころの豊かなときはどんな状態?」という作品を作っていただきました。 各人に、作品について説明してもらいました。 「こころが貧しいとき」のキー

          2024/5/18哲学対話×LEGO®SERIOUS PLAY®~「こころの豊かさとはなにか」について考える~レポ

          2024/4/19哲学対話×LEGO®SERIOUS PLAY®~「はたらく」について考える~レポ

          哲学対話の場とLEGO®SERIOUS PLAY®をコラボしたらどうなるのかな?という実験イベントの第2弾を実施しました。 目的:レゴで思いを表してから哲学対話をすると、対話が深まるのか試してみる 参加者:PEATIXを使って一般公募、6名 時間:3時間 レゴの基礎的な練習の後、「はたらくにあたって、あなたが大事にしていることは何ですか」と「その大事にしていることを実現するために、やらなければいけないことはなんですか」という二つの作品を作っていただきました。 各人に

          2024/4/19哲学対話×LEGO®SERIOUS PLAY®~「はたらく」について考える~レポ

          2024/4/11 自分の「利用価値」や「機能性」ではなく、存在そのものを受け止めてくれる場とは?レポ

          今回のテーマ「自分の「利用価値」や「機能性」ではなく、「存在そのもの」を受け止めてくれる場とは?」という問いが長く、わかりづらいため、方向性を見出すのに時間がかかりました。 前半は、問いを精査する対話となりました。 後半に、方向性が決まり、「客観的に誰が見ても、存在そのものを受け止めてくれる場には、どんな条件が必要か」になり、 ・否定されない ・大勢の中のひとり、ではなく「あなた(唯一性)」として見てくれる ・安心できる →カウンセリングの場? →宗教のコミュニティ?

          2024/4/11 自分の「利用価値」や「機能性」ではなく、存在そのものを受け止めてくれる場とは?レポ