見出し画像

休職から退職まで

お久しぶりです。前回の記事を書いてから少し時間が空いてしまいましたが、続きをまた書いていこうかと思います。

休職する旨を伝える

心療内科では医師の診察の末、『中等度のうつ病』と診断が出た。
(また診断にまでは至ってないものの、『ADHA』の傾向にあるのではと言われた。)

心療内科受診後、今回の診断を電話で職場に伝えた。
上司には仕事でもプライベートでもお世話になっていて、とても心配してくれた。
伝えた直後はすごく心がスッキリした。
『ああ、これで毎日涙を流さなくていいんだ』

そこから自宅での療養生活が始まった。

休職中の生活

休職中は最初は家事をしたり、動画を見たり、ゆっくり寝たり…
いたって普通の生活をしていた。
『なんか休んだら意外と普通に生活できてるな』
『別に休まなくても良かったかも』とさえ思っていた。

ただ胸のつかえ、吐き気は続いていたし、食欲もあまり戻らない。

休職期間はまず1か月半だったが、復職予定日が近づくにつれ
急に不安感に駆られて涙が出てきたり、考え過ぎて眠れなくなったり、
些細なことで喧嘩して泣きはらして過呼吸になったり、
メンタルが安定しない日が続いた。

医師からは休職の延長を勧められたが、このまま休職し続けてももっと不安な日々が続き、改善しないのではと思い始めた。

彼と話し合い、休職のまま退職することにした。

退職の報告をする

退職するにあたって再度上司に連絡をしなければならない。
休職時は電話で連絡した。

退職の旨は原則直属の上司に直接報告するのがマナーと言われているが
休職中の場合、電話やメールで退職の意思を申し出ることもよいとされているよう。
今回も電話で報告しようとしたが、伝えることを整理してカンペを書いて、いざ電話をしようと思っても、不安と緊張でいつまでたっても電話ができない。
そんな日が3日続き、ここは無理せずにLINEで連絡した。

文中では、以下のことを伝えた。
(メール等で退職を伝えたいけど、どのように伝えればいいか悩んでいる方の参考になれば幸いです。)

  • 休職期間中の状態

  • 医師から休職の延長が必要と診断があったこと

  • ただ今後復職しても再び体調を崩してしまうのではと不安が大きいこと

  • 医師と相談して休職期間いっぱいで退職したいこと

  • 直接ご挨拶に伺うべきところを体調がすぐれずまだ伺えない為、このような形で伝えることになった旨の謝罪

  • 急な休職で迷惑をおかけしたことへの謝罪と、今までお世話になったことへの感謝の気持ち

上司からは
休職中は私の負担になると思い連絡できなかったこと、
環境を劇的に改善できないから復職してもまた負担になるのではと心配していたこと、
力になれなくて申し訳なかったとのこと、を伝えられた。

その後もメッセージをやり取りしたが、とても暖かい上司で一緒に仕事ができて本当によかったと思えた。

退職日まで

退職が決まってからは、担当者とメッセージで事務的なやり取りをおこなった。
最終日は挨拶に伺えればと思っていたが、現状の体調では出向くことは無理だったため、借りていた物品も退職日までに宅配で返却した。
また急な休職だったが、職場にある私物は文具類のみで少なかったため、処分してもらうよう伝えた。

休職中に連絡をもらっていた方には、数日前に個人的に退職を伝えていた。
退職日当日にはスタッフのグループラインで退職する旨を伝えて、すぐにグループから退会した。

そこからは一人一人から個人的に連絡をいただき、
心配してくれていたこと、ゆっくり休んでとのこと、体調が落ち着いたらまた会おうとのこと…
沢山の暖かい言葉をもらった。
改めて、周りの人間関係に恵まれたなと実感し、連絡が来る度、涙があふれた。

退職してから現在に至るまで、休養を続けていますが、少しづつ落ち着いた日々を取り戻しています。
これからも ゆっくり、どんな自分も受け入れてあげられるように、自分と向き合っていきたいと思います。
よろしければフォローやスキで見守ってくれると励みになります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?