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本番力アップコーチ✨藤森みえ子の自己紹介③ リピート率9割司会者➡️テレビデビュー

緊張しててもバッチリ伝わる!
本番力アップコーチの藤森みえ子です。

本番力アップコーチ/司会者/フリーアナウンサーである私の自己紹介
第3弾。以下はこれまで携わってきた仕事の数々です。

◉ 司会歴20年で式典・婚礼・講演会等2000件超担当。リピート率9割超

◉石川テレビ/金沢ケーブルテレビ/インターネットTV/ MROラジオ/FMとなみ等リポーター、キャスター、パーソナリティーとしてメディア出演1000本超

◉プロ司会養成講座講師・研修講師として指導のべ人数1000人超

自分の夢や やりたいことがはっきりしたものの、堅実な道こそ幸せだと
信じていた前々回の話はこちら ⬇️ ⬇️ ⬇️

同級生が女子アナになったことをきっかけにやる気スイッチが発動!
ついに行動を起こしてプロ司会者の道へ進みだした前回の話はこちら⬇️⬇️⬇️


1円でも報酬をもらったら「プロ」なんだよ

事務所のオーディションも合格し、晴れてプロ司会者となった私。
行動力・熱意・努力でしゃべりの仕事をゲットしたのです。

・・・その前に、私を育ててくれた師匠について語らないワケにはいきません。

司会者事務所の門を叩いたとき、明るく対応してくれたのは男性でした。

私はプロ司会=女性が多い と勝手なイメージを持っていたので、すごく
意外でした。のちに私の人生の師ともなる男性司会者・フリーアナウンサーの
Kさんです。

「僕は厳しいこともたくさん言うと思う。自分自身がゼロから飛び込みで
しゃべりの世界に入って、現場で失敗しながら、怒鳴られながら歯を食いしばって
学んできたんだ。どこに行っても通用する、本物を育てたいんだ。」

Kさんは様々な金言を私に与えてくれました。

「本当のプロってなんだと思う?」
「たった1円でも、クライアントから報酬をいただいたら、それはもう、立派な
プロなんだよ」

たとえ3000円だろうが、1000円だろうが、安いギャラだなんて言って
手を抜くなんてもってのほか。
新人だからって甘えてなんていられない。

求められて、現場に行き、マイクを持ったら、それはもう「プロ」なんです。

アドリブ力を鍛えられた魔の1分間フリートーク

Kさんの指導で思い出されるのは「魔の1分間フリートーク」です。
ルールは簡単。
ある「お題」を話す直前に与えられ、そのお題をテーマにした
フリートークを1分間行うというもの。

なんだ、出来そうじゃん。と思ったそこのあなた。
やってみたらいい。

ほんとに、何も思い浮かばないものです。

レッスン生が輪になって集まり、ストップウオッチで1分間をセット。

「お題は・・・ テレビ!」 
「用意、スタート!!」

「・・・・・・・・・・・・えーと、私の家には2台テレビがあって・・
あのー、それでー・・・・えーと・・・」

私はこの1分間フリートークが大嫌いでした。
1度だけ、何も言えずに1分間固まってしまったことがありました。
ほかのレッスン 生たちの視線が刺さり、なんとも言えない気まずい雰囲気が
流れる・・・。

それが、レッスンを進めるうちにコツがわかるようになり、どんどん
話せるようになり、残り5秒くらいでオチにもっていけるほど上達したんです。
最近ずっとそんな恐ろしい練習をしていないので、今やれと言われると
難しいですが・・・。

このときの経験が、今の「場つなぎトーク」「即座のアドリブ」に生きていると
思います。

司会の仕事では、これまで様々な経験をさせてもらいました。

・地元の夏祭りの司会(屋台やイベントの紹介、カラオケ大会の盛り上げ役も!)
・結婚披露宴の司会(野球スタジアムでボールを投げて結婚宣言!なんて式も)
・地元有名企業の50周年パーティー(カッチリした式典から賑やかな懇親会)
・叙勲受賞記念式典
・県や市が主催のフォーラム
・日本でいちばん歌がうまいと言われるあの歌手のコンサートの影アナウンス
・ものまね界の帝王と言われるあの人のそっくりショー司会
・オリンピック入賞経験もある有名スケーター講演会の司会
・有名パティシエと有名フレンチシェフの夢の対談 料理実況&トークショー
・県内トップの収容数を誇るホテルの大宴会場がびっしり埋まった大物政治家の
 成果報告会

などなど、様々なジャンルで司会経験を2000件以上積み、ありがたいことに
またぜひお願いします!」と言われるリピート率9割超えの司会者になる
ことができました。


またあなたにお願いします!と言われるのは一番の喜びです

思いがけないテレビデビュー

司会の仕事がある程度形になってきて3年の月日が流れ、縁があり
引越し先にて新しい事務所でお世話になることとなりました。

そこは司会派遣だけではなく、イベントプロデュースや映像の仕事も
行っている大きな会社でした。

ある日社長から電話がかかってきて一言。
「テレビに出てみないか?」

まさに青天の霹靂でした。
え?この私が? 
テレビに出るの??いいの??大丈夫かな??

不安でいっぱいだったけど・・・
えーい、乗り掛かった船だ! やるしかない!!

与えられたミッションは、
「ケーブルテレビの生放送で5分間のニュース枠を担当する」
というもの。

これって、短い尺だけど、ニュースキャスター?
アナウンサーだよね??

感動するまもなく スタジオでの練習、デモテストが行われました。

顔が怖いよ。カメラ睨んでない??

事前にバッチリ練習してきたから、原稿読みはある程度自信がありました。

カメラテストでなんとか噛まずに仮原稿を読み上げたその時、
ディレクターに掛けられた言葉がこれ。

「うん、だいたいいいね。合格。 でもね・・・
藤森さん、顔、怖いよ??
カメラ睨んでないかな??

私は、結構黙っていると怖いよね、と言われるタイプです。

よく言えば、目力がある。
悪く言えば、睨んでる。メンチ切ってる。

力強くカメラを見つめたつもりが、こわーい表情をお届けしてしまって
いたのです。

ここで初めて、
テレビに映るって、見た目や表情はすごく大事なことなんだ。
見ている人に内容を間違いなく伝えることはもちろん大事だけど、
その前に。
まずは見た目を整える。見ている人に安心感を与える。
それが大事なんだと知りました。

「見た目問題」はテレビ出演においてはかなり重要なウエイトを占めると身をもって体感した出来事でした。

そして、やはり映像の世界は甘いものではありませんでした。

次回へつづく








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