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オーストラリアの身体拘束と隔離について考える・その1
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教授から「ちょっとオーストラリアの現状調べてみて」と言われ(;'∀') オーストラリアのメンタルヘルスにおける身体拘束と隔離に関して、リサーチを始めました。そもそも、日本ではどのくらいの人が縛られたり、強制的に隔離をされて自由を制限されているのか、正しい報告がなされているのか。
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日本の精神科病院の病床数に愕然としました。一番右が日本です。人口1,000人あたりのベッド数を表しています。諸外国は1床以下ですが、日本は2.6床です。そして、一度入院すると年単位で出てくることはできないという恐ろしい事実。精神保健医療分野における諸外国との差はどこにあるのだろうか?
オーストラリアでは公的医療機関 (パブリック病院) が中心となり、ヘルスシステムが発展してきました。それゆえに、国の施策はパブリック病院に反映され、一斉に同じ方向に向かって進むことが可能になるわけです。反対に、日本は民間医療機関が多いので、民間に頼る⇒儲けるための苦肉の策⇒長期入院という構図が生まれたのではないだろうか?
オーストラリアのメンタルヘルスについては、もう少しリサーチを重ね、次回に書くことにします。
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