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わたしのデータ化、リスト化遍歴2〜古き良き野球ゲーム2

自己紹介を兼ねて、わたしのリスト化、データ化遍歴を並べてみます。ちなみに中学生のころの話です。大目に見てください。

防御率を計算してみる

前回に続き三十数年前の野球ゲームの話。

当時のゲームはただただ試合をこなすだけ、試合ごとに選手のデータなど変化せず、ペナントレースなどの機能すらありません。

そんな中妄想力を働かせ、6チーム作ってペナントレース実施。妄想上の全選手の打率をノートとペンで記録するという闇深わたし…。

そこでふと気づいたのですが、打者の記録をおさえているならば、投手の記録だっておさえるべきではないかと。よしそうしよう、ということで防御率の記録をとることを一人会議で決定しました。

でも防御率ってどうやって計算するの?当時は謎の世界でした。

何をどうやって調べたのか今や覚えていませんが、防御率は"ピッチャーが9回投げたときに与えた得点の平均"ということがわかりました。

防御率が3.00であれば、9回投げたら3点取られる投手、ということです。

計算式は

9÷(実際に投げた回数)×失点

となります。

当時は自分で発見した!誰も知らないはず!と興奮気味でしたが、それは若気の至りですね。

しかし防御率の計算は打率に比べるとやや面倒くさい。ですが、とにかく電卓片手に計算しました。

特に回途中で交代したときの計算がとにかく面倒くさい。アウトカウント1が3分の1となります。1アウトであれば0.33、2アウトであれば0.67で計算しました。

防御率はそれなりに登板数が増えないと落ち着いた数字にならず、しかも当時のゲームは超超打撃優位なのでよくて防御率5点台だったと思います。

2ケタも当たり前。防御率54.00とかですね。

さて投手陣も各チーム設定しました。先発陣3名、中継ぎ2名、抑え1名と。妄想の世界ですが…。

そして防御率とあわせて勝敗数、ホールド数、セーブ数も記録記録。

データ記録の成れの果て

ここまでやってくると、全球団のベスト5集計もやり始めました。打撃部門、投手部門と。

計算するのは、当時の闇深いわたしにとってはニヤけるくらい楽しかったのですが、一方で、こういう集計をゲーム側でやってくれたらいいのになぁ、なんて思っていました。

すると、確かスーパーファミコンになってからでしょうか、出てきましたよ夢のゲームソフトが!

チーム名も、選手名も、背番号も、利き腕も、ユニフォームのデザイン(色だけね)も、すべて自由自在に設定できる夢のソフトが!!

今まで妄想の世界で決めていたことすべてがかなうなんて!!!

これを機に記録をとるのはやめることとなりました。

しかし、そういう機能が整ったということは、そういう需要があったということ。

もしかしたら同じようなことをしている人が他にもいたのではないか?

と思ったでんぱ少年であった…。

(まだつづく)

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