水戸黄門は生きている、でも…
『この紋所が目に入らぬか!』
とは、助さんだか角さんだかの名ゼリフ。
この後皆が『ははぁ』とひれ伏します。
水戸黄門のクライマックスシーン。いわゆる権力や権威を前に「すいませんでした」と罪を認める場面です。
遠山の金さんが『この桜吹雪を忘れたとは言わせねぇぜ』って言うのも同じですね。
勧善懲悪もののストーリーはスカッとして大好きです。
ただ、黄門様は特に当時の身分制度を利用して、その違いによって罪人を観念させるという構図です。
ちょっとズルイですよね。
しかし、そんな身分制度のない現代でも、黄門様は効果があるようです。
先日ある有名な方が封鎖された喫煙エリアでゴミ拾いをしながら「ここは今タバコ吸えないんですよ」と呼びかけるYouTubeを観ました。
この時点では顔を隠しているので誰だかわからない。けど、大抵の人はタバコを消してその場を立ち去ります。
吸い殻を拾っている人を前に、ちょっとくらいいいかっていう気持ちが間違っていた、恥ずかしい行動をしたと感じるからだと思います。
しかし中には悪態をつく人がいます。みんな吸っているじゃないか、なんで俺たちだけに言うんだと。
そこでおもむろにマスクと帽子を取ります。現代の水戸黄門登場。
すると…態度が一転!すいませんでした。もうしませんの一点張り。
勧善懲悪は気持ちいい!と言いたいところなのですが、なんかこの展開は後味が悪いのです。モヤモヤします。
身分制度などない現代でも、有名人に注意されると観念するという状況。
今も昔も変わらないと言えばそれまでですが、水戸黄門はあくまでフィクション。
リアルの世界でも印籠が必要なのは、頭ではわかっていましたが目の当たりにすると衝撃的でした。
というのがモヤモヤの原因なのかな?
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