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人生最初に訪れた球場
季節は12月、ということはプロ野球は完全にオフシーズン。
選手の移籍情報や契約更改の悲喜交々がメディアを賑わし、シーズン中のあの熱狂からは遠ざかる静かな時。
ここでわたしのプロ野球ファン歴をもって、自己紹介をさせていただきたいと思います。
ファン歴としては40年を超えるため、数回に分けてお届けします。もしよかったらお付き合いください!
時は40数年前!?まだ幼稚園に入る前のことですが、初めて球場に連れて行ってもらいました。
当時、関西に住んでいましたので、そう、あの球場!
甲子園球場、ではありません…。
同じ市内ですが、西宮球場が最初に訪れた球場でした。
ネットで検索すると「阪急西宮スタジアム」というようですが、今はなき阪急ブレーブスの本拠地です。現オリックスバファローズの前身にあたります。
ただこの名称、阪急がオリックスになった後に本拠地が移ってからの名称のようですね。ですから当時の正式名称は「阪急西宮球場」のようです。
なぜ西宮球場に行ったのか?これはもうわかりませんが、おそらく以下の理由からだと思います。
まず、当時住んでいた家から近かったこと。西宮球場は阪急の「西宮北口」という駅の目の前にありました。当時の我が家は一つ隣の駅でしたので交通の便が良かったんですね。
それから、母親がロッテファンだったことも大きいと思います。ロッテはパ・リーグですから、甲子園に行ってもロッテは観れないですね。
ちなみに母がロッテファンであることが分かったのは、ずっと後のことです…。
当時は関西にパ・リーグの球団が3つありました。阪急ブレーブスと南海ホークス、そして近鉄バファローズです。
阪急ブレーブスの本拠地、西宮球場がいちばん近いのですね。
幼稚園に入園する前といっても、実に鮮明に覚えています。
野球場の雰囲気もさることながら、西宮球場の外野を縁取るオレンジ色のアンツーカー。
テレビで見ていてもなかなかお目にかかれない独特な色使いが印象的。
先日同世代の野球好きの友人にこの話をしましたら
「あのオレンジ色の球場でしょ!」
って言ってましたから、結構みんな印象に残っているのではないでしょうか。
席は3塁側の内野席でした。割と前の方の席だったと思うのですが、3塁手が近かった印象です。
その後、東京に引っ越したためこれ以降西宮球場に訪れる機会はなく、最初にして最後。
1年前に仕事で西宮北口に行きましたが、もう跡形もなくなっていました…。
東京に来てからは兄が巨人ファンでしたので後楽園球場や神宮球場の巨人戦に行った記憶があります。
観客数が圧倒的に違って、人の多さにビックリしたことを覚えています。あまりいい印象はなく、野球もあまり覚えていません。
ですのでわたしの球場のファーストインプレッションは西宮球場。
ナイトゲームでしたから、カクテル光線とグラウンド、オレンジ色のアンツーカー、適度な観客、太鼓と笛が、球場のイメージ。
以上、人生最初に訪れた球場でした。今やドームや新設の球場も多くなり、当時のプロ野球本拠地は甲子園球場と神宮球場だけです。いやぁ、感慨深い…。
次回は「初めて買ってもらった自転車はあのチーム」をお届けします!
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