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わたしのデータ化、リスト化遍歴3〜紙相撲1

今から三十数年前、中学生の頃、勉強ギライのわたしはスーパーファミコンに夢中でした。

幸いにも自分の部屋を与えられていましたが、スーパーファミコンとテレビはリビングに。

幸いにも!?厳しい父母がいましたので"いつまでゲームなんかやってんの!"と怒られ自室にこもる、"いつまで~!"と怒られ自室に…を繰り返していました。

自室にこもる=勉強する、わけではありません。勉強する"フリをする"ということになります。なんつったって根っからの勉強ギライなもんで…。

"はて、どうしたものか?"

と悩んだわたしはあるモノに目をつけました。それは、

紙相撲

です。

わが家の紙相撲の歴史

さらにさかのぼること十数年前、わが家に紙相撲がやってきました。力士はもちろん、土俵も手作りする"紙相撲キット"です。おそらく兄が買ってきたものと思われます。

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この紙相撲キットは結構本格的で、土俵はサンドペーパー仕様、カタカタと土俵が揺れるようにクギと消しゴムで土俵を少し浮かしています。

力士は寸法をはじめ、腕の長さや足の角度もこの範囲、などと細かく規定が設けられていました。

力士同士が組みやすく、上手投げ、下手投げも繰り広げられます。

調べてみたらありました。日本紙相撲協会。こちらに仕様など載っています。

このキットにそって力士を作り、家族4人、それぞれ二つずつ相撲部屋を設けました。各自が思い思いにしこ名をつけます。

私はまだ小学生にもなっていなかったのでしょう、「八畳部屋」なる相撲部屋が…。しこ名も「新宿」など地名や「マジンガーZ」なるものまであります。

そしてそして、わが家の「紙相撲本場所」が開催されました。計4回実施された模様。

この本場所の成績で横綱、大関など序列を決めていました。

ま、わたしもこの何やらマニアックな家族の一員、血を引いているわけです。

この紙相撲、今やだれも興味などしめしていない。そして、押入れを探すと、ありました。これなら自室にこもって遊べる。

しめしめ、と、ここからわたしだけの紙相撲ライフが始まります。

(つづく)



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