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大事なことは意外なところに隠れている❗️

歴史をざーッと眺めてみると、科学技術は飛躍的に進歩している一方で、人の心はあまり変わっていないように思います。

「歴史は繰り返す」と言いますが、戦争は至るところで時代を超えて繰り返されます。

Wikipediaで西暦年を入れてみてください。その年に起こった出来事が記載されています。

おどろくべきことに多くはどこでなんの戦いが起こったかの記述ばかり…。

でも大事なことは歴史として名を刻むことなく、ひっそりと慎ましくどこかに潜んでいます。

何者でもない人がもたらすもの

どこの誰かはわからないけど、街中で突然受ける善意。

突然の雨に傘を差し出してくれる人、席を譲ってくれる人、重い荷物を持ってくれる人、誰かの身代わりになる人…。

何者かになりたいという欲求を持つ人が多いのですが、何者でもない人が心に残る温かい行動を人知れずとっているのです。

そんな行動が心に響きいつの間にか自分の血となり肉となる。

必ずしも大事なことは本に書いてあるとは限りません。

身近で誰もが素通りするような、なんでもないところに隠れています。いや、隠されているといっていいのかもしれません。

都会のビオトープ

ある人が東京のど真ん中でビオトープを見つけました。

ビオトープとは生物が生息可能な植生のこと。夏には蛍が飛び交うそうです。

都会のど真ん中ですから本当に小さいようですが、駅から5分足らずの素通りするような場所にひっそりとたたずむビオトープ。

小さな気づき、小さなしるしに過ぎないのですが、心の底から温かくなるような発見で、慰みや希望を感じることができたそうです。

路上の立ち売り

「ビッグイシュー」をご存知ですか?

大きな繁華街を抱える駅前で立ち売りされている1冊450円の雑誌ですが、そのうちの230円が路上で立ち売りをしている人の手元に残ります。

実はこのビッグイシュー、ホームレスの方を自立支援する事業。立ち売りしている人はホームレス状態から抜け出そうとしている方々です。

ビッグイシューの表紙を飾るのは有名人や有名キャラクター。いわゆるチャリティ価格で登場しているそうです。

もし立ち売りしている人から買えば、その販売員さんへの直接支援となります。

街角の小さなしるし。

立ち売りの存在は以前から知っていましたが、自立支援の一環だったと気づいたのはつい最近。

このような発見は、日々何気ないところにあるわけです。

小さなしるしを大切に

もちろんそれを気づきと捉えるか、取るに足りないこととするかは本人次第。

わたしの場合、むしろ気づかぬうちに人を傷つけたり、後になってあんなことしなければよかった、言わなければよかったと反省しきりの日々…。

だからあえて何気ない瞬間、素通りするような場所での出来事を大事にしたいと思っちゃいます。何かの罪滅ぼしのつもりかもしれませんが。

ちょっとしたことでも心が温かくなるだけで気力をもらえますので、小さな気づきは大きな活力を生むと信じています。

長い歴史を見ても貧富の差は埋まらず、強い者が弱い者を助けるどころかないがしろにし蹂躙する。これが今でも続いています。

表向きの重大事は会議室や料亭!?で決まっているのかもしれません。

ですが、小さなしるしに気づかことを大切にすれば、本当に大事なことを見失わずに済むのではないでしょうか?

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