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適応障害と私。休職と退職~3~

退職書類がようやく届いたが…

退職してから、約1ヶ月して退職書類が届いた。
書類の端っこが随分と適当に合わせてあるのが自分的には気になったが、届いて一安心した。
だけど、書類に目を通してびっくりした。

正社員として働いていたのに、
書類の雇用形態が「有期契約労働者」(契約社員)だった。

入社するとき募集要項で雇用形態に「正社員」と記載があったから、面接を受けた。
3ヶ月の試用期間中は、契約社員として働くことを説明されていたので承諾し契約書を交わした。
その後、正規採用となり正社員として働いていたはずだった。
(正規雇用となった時は契約書を交わしていなかった)

どうして契約社員になっているのか意味が分からなかった。
頑張って働いてきたこれまではなんだったのか?
正直に言えば、「騙された」と思ってしまった。

一旦冷静になって考えてみた。

まず、契約社員が嫌なわけではない。
正社員として募集してその後正規採用されたのに、契約社員として雇われていた事実が腑に落ちない。面接や試用期間内に説明して欲しかった。

腑に落ちない事をどうにかするにはどうしたら良いのかと考えたが、自分がここから会社と戦うほどの気持ちの元気はなかった。
それに、募集要項のサイトをスマホでスクショしていたわけではないし、正規採用された時に契約書を交わしていないから証明できるものが無い。

もうこれ以上会社と連絡を取るのが苦痛だった。
心と脳みそを休ませて、また働けるようになったときに活かせることができたらもうそれで良かった。

契約書の大切さ

雇用形態に関して説明が無かったことは腑に落ちないけれど、
同僚も同じ雇用形態で働いているのかと疑問になった。
知るすべがないけれど気になっている。

退職書類の端っこが随分と適当に合わせてあるのは、所詮ただの紙切れと言われてしまえばそうだけど、会社の適当さの現れといえると思っている。
退職書類も「手元に届くまで1ヶ月かかってしまう」と予め知らされていれば、別に何も感じないし無駄に連絡を取り合うこともない。
会社に対して雇用形態を含めこんなに不信感を持つこともなかった。

今後、いろんな契約を交わすことになった時にはきちんと契約書に目を通して、契約書というものを交わしたほうが良いと思った。

退職と自分

私が適応障害と診断されて、休職し退職するまで
こんなに悶々とするとは思わなかった。
だけれど、結果的には退職できてよかった。
仮にこの会社で復職したとしても、適応障害と向き合って働き続けることはできなかったと思う。

自分の心の悲鳴は自分にしかわからない。
誰かは良い加減でしか自分のことを見ないから、自分は自分のことをきちんと見つめて理解出来るようになりたい。
「自分に厳しく、人には優しく」ではなくて、
「自分に優しく、人にも優しく」過ごせたら良いなと思う。
私の幸せを少しずつ見つけられると良いなぁ。

最後に

2つ前の投稿の「休職と退職」を沢山の方に閲覧して頂き、とても驚いています。
そして時々、noteで適応障害を経験された方の投稿を読んで「自分だけじゃないんだ」と励まされたり、「こういう考え方もあるんだ」と発見したりしています。
私も誰かのそんな存在になれたら幸いです。


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