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夏の料理は過酷、だからこそ有難くいただく

今朝はあまりの暑さに起きてしまいました。今日の高知は、日中、非常に熱かったです。一転して、明日からは雨。蒸し暑いのは勘弁です。

さて、こんな暑い日には冷麺や素麺など、のど越しのよいものに惹かれる人もいるでしょう。我が息子によると、大学もこうった『冷やし系』が大人気だそうです。まぁ、そうなりますよね。もちろん、火照ったカラダに冷たいものも必要です。ですが、実は夏こそ温かい食べ物が良かったりします。

冷房の入るこれからの時期は、とにかく体内が冷えがちです。あまり冷たいものばかり食べると、腸に負担がかかり、体調を崩すとも言われています。ですので、冷たいものばかりではなく、温かいものを食べることも、頭に入れておいた方が良いです。

てっとり早いものでは、みそ汁でしょうか。夕飯を家族とともにとるのなら、みそ汁があると良いですね。「え?夏にみそ汁なんか飲めないわー」という声も聴こえてきそうです。ですが、料理する側は夏の暑い時期に、家族のことを考えて、暑いキッチンで作っているのです。しかも、カラダを温める栄養のあるみそ汁を。有難くいただきましょう。

料理をする人は、これからキッチンに長時間立つのが本当に苦痛な時期です。みそ汁は確かに有難い料理です。ですが、たまには即席でも良いと思います。即席であっても、ネギやゴマなどトッピングするだけでも、栄養度は増します。これで文句を言う家族がいるようなら、その人にみそ汁を一度作ってもらいましょう。暑い夏のみそ汁作りの大変さを理解してもらえるチャンスです。

夏の暑い日の夕飯は、とにかく無理をしないことです。冷たいものが欲しいという家族もいるとは思います。冷やし中華や素麺……あれ、意外と面倒くさいんですよね。しかも、茹でて冷やす、あの手間がホントつらい。蒸気がハンパないですから。

冷麺となると、トッピングになる野菜のカット、卵焼きづくりとそのカットなど、正直やってられません。世の中には素麺や冷麺はカンタンなものと思っている人もいるかもしれません。ですが、料理は片付けまでが料理です。その大変さを知らずに「素麺でいいよ」的発言をする人には、一度素麺づくりをさせてみましょう。かなりの労力に二度と「素麺でいいよ」など言わないはずです。

料理の大変さを知れば、手抜きすることに文句が生まれることはありません。夏休み、子供さんがいる方は、この機会に、料理を一緒にさせてみると良いと思います。ご主人がいらっしゃる方は、休みの日に担当してもらうのも良いです。

料理の大変さを理解してもらえていると、料理に対してのプレッシャーは取っ払えると思いますよ。ちなみに「なんで、自分がしないといけない?」的発言をする人は、正直パートナーとして考えなおす必要があるかもしれませんね。今は令和です。

人生100年時代。今後も支え合って生活していくのなら、それぞれ料理は知っておいて損はないと思います。

暑い夏、本当に大変だと思いますが、ムリをせず、料理をしていきましょう。


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