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「怖い」って言っていい。恐怖を癒しに変えていく。


#防災いまできること  
防災と共に心の健康の為にちょっと覚えていてほしいこと

心理的トラウマを抱えていて、自分の心に向き合うことのヒントや
これからの子どもたちへの関わりで考えてほしいこと。

あれからもう13年の月日が経ちました。
あの日の揺れの瞬間、私は当時勤めていた保育園のトイレ掃除をしていて
揺れとともにトイレ飛び出して、お昼寝をしている遊戯室に急ぎ
子どもたちの身を守っていた。

電気が消え、雪が降り、電信柱が揺れていた。

混沌とした日々
あの時も、 被災地の人の為に何かしたいと思いつつ、
目の前のできることしか出来なかったもどかしさ。

友達と連絡がついた時の安心感。

癒えない悲しみも抱えながら
今生きていることを大切にしていきたいと思わされる3.11

今もまだ避難生活を送っている方や
最近の能登半島地震での被災した皆さんが早く日常に戻って安心して生活できることを願いながら✩.*˚

当時、私は被害が少なかった方で
大人だったけれどもやっぱりあの時の怖さは、トラウマのように刻まれていて
怖いことが起きた時に、怖いってことを人に伝えた方が、 その怖さが軽減することを知っていて欲しい。

地震や災害などの怖さだけの話じゃなくて、
日常の中で、子どもたちの怖いって思った感情を、 ちゃんと受け止めて欲しい。
(子どもは、虫もお化けも鬼も、風の音もなんでも怖いものは、怖い。)

怖いことが起きた時、息を飲んで声がでない。
そんな恐怖で固まってしまう様子を見たことがある、あるいは自分が経験したこともあるかと思います。

そんな時に「大丈夫だよ」と一緒に、「怖かったね 」の声もかけて欲しい。
怖かったけど、 それを人に言えずにいると
ずっと一人でその思いを抱え込んで生きていかなくてはいけなくなるから。

怖がっちゃいけない。

強くいなきゃいけない。

弱さをみせちゃいけない。

自分が悪かったからしょうがない。

そんな必要のない思い込みを身に付けていくことになってしまう。


子どもだけじゃなくて

子どもを守るための大人も怖かったよね。

自分だって怖かったよね。

それを何年かけてもいいから大人も自分で
時に人を頼って癒していく。


地震とかみんなが同じ時に同じような体験をしたことは、その「怖かったね」がみんなで共有できるから、あの時 、みんなで「怖かったね」って言って癒しあえたのかもしれない。


一人で恐怖体験をしたことを私は人に言えなくて、ずっと抱えているトラウマ体験もある。


普段から「助けて」が言えるような関係を
親子関係で作っていけたら

怖い怖いって何回も言える子や泣ける子は、怖がりなんかじゃなくて 伝えること、 表現することで解消し、 安心感を貰える子、安心を求められる子だけど、 怖くてもそれを怖いと言えず抱え込んでしまう子もいる。

何回も何回も伝えに来る子、怯えている子に、「怖くないよ」って返していませんか?「大丈夫だよ」よりも「怖かったね」の共感が安心を与えてくれます。
(脳は否定語を理解できないってここにも関係してそうです。)



生まれつき肝っ玉据わってる子もいるかもしれないけど、 ごく稀だと思う。

「怖かったね」「 怖かった」と伝え会える関係だったら、 それが信頼に変わっていく。

楽しかったね 、楽しかった。
嬉しかったね、 嬉しかった。
悲しかったね、 悲しかった。
怖かったね、 怖かった。

子どもはオウム返しをしながら、言葉を覚えていく。
そこに意味はあるのか? みたいな会話の中でコミュニケーションを学んでいく。
そして信頼関係が築かれていく。
自分の気持ちを受け止めてもらえるという安心感。

普段から、楽しかったね、楽しかったのやりとりが成立しておらず、
「別にそんなに楽しくなかったけど」否定される
泣けば、泣くなと言われる。無視される。

そんな小さなことがちりも積もれば、信頼は失われて、
本当にピンチの時に、助けを求められなくなってしまいます。

気持ちを素直に相手に伝えるって大事なこと
ママも怖かったよって素直に伝えてもいいと思うし、
それが逆に安心に繋がるかもしれません。

伝えていいことなんだ。
伝えたら共感してもらえることなんだ。

それが安心感です。
恐怖を感じても、すぐにフラットな感情に戻ってこれる。
そんな人がそばにいてくれる。

安心感が人を本当の意味で強くしてくれる。

これは、親子関係のやりとりだけでは、なくて
自分自身にも自分でやってあげるんです。

そういう風に幼いころから、
自然に自分にやっていると思います。

私は最近になって、筋トレのように

どんな感情も感じていいよ。
人に頼っていいよ。
助けを求めてもいいよ。

って練習してて 大人になってからも、
変われるってことを実証しようとしてるけど、
やっぱりそういう体験を刷り込まれる幼少期に、
信頼できる親子関係の下で育った子は、それが当たり前のように許された子は 基礎が強いと思う。

怖いよって言うことに怖がりってレッテルを貼らずにいて欲しい。
人の心に寄り添って貰えることで、あるいは自分自身で自分に寄り添うことで恐怖は癒しに変化する。

私も自分の中にある怖いなっていうトラウマを少しずつ、
怖かったねって共感してあげて癒しに変えていこうと思った 3年目の3.11


これを書いていて思いだしたのが

あわぶくたったにえたったの遊びで、
とんとんとん、なんの音?
風の音
あーよかった
のやりとりをするあの遊びは、

恐怖を安心感に変えるっていう意味深い遊びだったのかもしれないと
思った。

そうやって子どもたちって遊びやなにげないコミュニケーションから
たくさん日々学んでいる。


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