【日記】子供たちと平成
平成の最後の日。世間は何を勘違いしたのか年末の様な大騒ぎ。長時間の特番まで組まれたり福袋が発売されたり、まるで大晦日のようだ。これも改元の効果なのだろうか。昔の為政者はこれを狙って元号を頻繁に変えていたのかもしれない。
大型連休の中日。初日から不機嫌だった天気はいよいよもって崩れ、平成の最後の日は鬱々とした雨の中だった。
家にいると持て余した子供たちのエネルギーが全てこちらに向かってくるので、嵐でない限りは外に連れ出す。今日も例外に漏れず、午前は近所の児童館、午後は電車で40分ほどの場所に連れていき拡散を図る。
私は10歳の時に旧元号産まれになってしまった。親が壁に何か大きなポスターだかカレンダーだかを貼って昭和を懐かしんでいたことを覚えている。私の子供たちはそれを下回る年齢で旧世代になってしまった。偶然でしかないのだけれど、なんだか時代の流れの速さを勝手に想像してしまう。令和が何年続くのか分からないが、どのような時代であってもこの子たちらしくあってほしいと願う。
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