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新卒スタートアップ社員が入社4ヶ月で実感したこと

たまたま入社して既に3つプロダクトをリリースした、社員数が20人くらい増えたなど、社内の動きも自分の業務も爆速で色んなことがありました。

その分、4ヶ月で色々考えさせられることがあり、自分なりに悩んで考え抜いたことを言語化してみたので最後までみていってください〜!

早くポジションを取る

このツイートはわかりみが深くて、会社の成長のためには、いつか自分よりも圧倒的に優秀な人と業務がバッティングすることは避けられない現実。

超優秀な人の下で働きたい気持ちもあるけど、一方で裁量権が狭まるのもまた事実(※1)で、しかも新卒だからとちやほやされるのは今だけなので、自分のできることを少しでも増やしてポジションを確立していかないといけない、と毎日自分を奮い立たせています。(焦る日々、生き急ぐ私)
(※1 会社が成長していたら業務増えるから大丈夫っていう意見もあると思うけど私は、業務の多さではなく、責任の重さで判断しています。チームでうまく分配して仕事を最大化できるのが望ましいけどね。)

気をつけていたこととしては、3つ。
①失敗を恐れず挑戦し続ける
「何よりもまずなんでも経験してみることが財産だ」と、分からないとかやったことないとかどうでも良くて、できます!とハッタリかけて全部巻き取ってやってやるくらいの気概で仕事を増やす。積極的にPJリーダーなど責任ある仕事を引き受ける。
②早いスピードでアウトプットを出す
その上で周囲よりも圧倒的に早いスピードであらゆることを学習し、吸収していくしかない(それも自分で)と当たり前だが、本をめっちゃ読んだり、他人に意見を乞うたり、あらゆる施策を試すために、早い決断をする(決断力を磨く)。
③ブルーオーシャンの領域に行く
これは昔から意識していることですが、自分は凡人なのでなるべく人と違うことをする。他人ができないこと、しようとしないことの中から自分の得意なことを探す。「ニッチ」を攻める。

スタートアップはそんなに甘くないので、自分のできる仕事が増えないと食いっぱぐれるなーと思ったのには原体験があるからなのだけど、この記事がかなり言語化していたので紹介したい。

要約すると、元々いた社員が後から入ってきた優秀な後任に業務を引き継ぐ時に少なからず葛藤があるよね、固執してしまう業務もあるよね、という話。(わかりみしかない)

これまでその業務に就いていて、社内においても「自分が担ってた」と自負する初期メンバーが、その後入ってきた優秀な後任にその業務を引継がないといけない場合、前任者は不貞腐れて適切な引継ぎをしなかったり、その業務に固執したりする場合が過去にあった。(中略)僕自身も創業期からいろんな業務をやり、いろんな業務を引継いできた。多くはちゃんと引継いだけど、それでも固執してた業務もあったなぁと反省してる。会社の成長をマクロで考えれば引継ぐべきだった。

私は新入社員だけど、だいぶ昔からインターンしていて周囲よりも昔の会社のことをよく知っているという複雑な感じだったのと、人数が急激に変化し、いかにお金をかけず少人数でやり切れるかの個の力量からチームとしていかに結果を出せるかのフェーズ(※2)に急に切り替わって自分がその変化にすぐに対応できなかったことで、普通の新卒とちょっと違った悩みを抱えていて。それがこの優秀な後任に自分の業務を食いっぱぐれる問題。

(入社早々引き継ぎ?って感じだと思うんですがそこは置いといてw)
まさに4月くらいに戦っていた事象で、頭では分かっていても、行動にするのは難しくて、固執してしまったり、相手に完璧を求めすぎてしまって、仕事をやりづらくさせてしまったなーと今になって反省しています。
でも何故かテリトリーを侵されてるように感じてつらいので、引き継ぎ作業に慣れるしかないのかなーと思ったり。チームで仕事することに慣れていかないといけないなーと思ったり。まだまだ未熟です。
そもそも人よりも負けず嫌いという性格がこの悩みを引き起こした原因だと思うのだけど・・・

今は、干渉しすぎない・自分よりもできることを認める・自分の業務に集中する、でなんとか無駄な競争心みたいなのを払拭できてきました。(まじ自分幼稚だなーと思ってたけど、多分少なからず手放すことに抵抗ある人多いと思うので書いてみた)

※2 ちなみに人数によるフェーズの話は、この図がわかりやすい。)

最も酷いBadストーリーを考える

いきなりなんだ?、と思うかもしれないですが、私的最も酷いBadストーリーは、この会社が今期で潰れたらどうしようだったので、このBadストーリーを思い浮かべながら働いています。笑
最初は、新卒だし、いろんなこと吸収しながらゆっくりやっていこうという気持ち?甘え?が自分のどこかしらにあったように思ってて。このBadストーリーを思い浮かべた時は、もう4月の時点であと7ヶ月しかないと急に青ざめてやらなきゃという強迫観念に囚われたのを覚えています。

でもBadストーリーを考えるのは結構いいことで、ちんたらしてる余裕はなくなるし、これでもかってくらい色んな機会を生かそうと思うし、会社から死ぬ気で色んなことを吸収しようと思うし、毎日キリキリした思いを抱えながらできる限りのことをしようと全力投球できます。

そして、会社にとっていい選択で、なるべく後悔しない行動を取ろうとするので、年齢がどうとか関係なく自分が後悔しないように間違ってることは違うと言い放つなど正しいことをやっていくようになれます。

正しくないことは違うと主張する

上記につながる話ですが、立場とか年数とかあんまり関係なくて、自分がきちんと考えて導き出した答えはしっかり主張すべきだし、より良くしたいと考えた結果、意見がぶつかることは決して悪いことではないと思ってます。
このツイート↓でいう、②の社員でありたい。

当たり前のことですが、やっぱり直接意見をいうことは結構な労力を要するし、社内の人数が増えるほど社内調整が増えるし、意見を主張するのが億劫になってしまう気持ちもわからなくはないなーと思って、書いてみました。基本的には直接主張すべき派ですが、やっぱり年代が上の人が言うと丸く収まる場合もあるので一概にはいえないです。
みんな一生懸命考えると熱量上がってぶつかってしまうのは仕方ない。

あの有名なD・カーネギー著の『人を動かす』の名言を貼っておきます。

”意見の不一致を歓迎せよ” ーー「二人の人間がいて、いつも意見が一致するなら、そのうち一人はいなくてもいい人間だ」

でも、非難しても人は動かない

意見を提案するのと、代替案もなしに頭ごなしに否定したり不満ばかり漏らしたりするのは違うと最近ひしひしと感じます。非難されてモチベーションが上がる人はいないので、些細なことでもありがとうと伝えたり、異なった意見でも理解しようと努めたり、何か困っている場合には、一緒に悩んであげたり同情しつつ解決案出したりと、相手の立場になって意見を主張できるといいかなと思ってます。

完璧主義ではない人に細部まで色々突っ込むと嫌がられるのと同じで、相手がどんな人でどんな気持ちなのかまで考えられるようになると、仕事がやりやすくなるのかなーと。

言い方は悪いけど、やっぱり人を動かすのが得意で、周囲がみんな気持ちよく協力しながらオープンに仕事をしているのが1番仕事の効率が高いと最近思うので、私はもともと人の意見を聞くのが苦手ですが、意識的に耳を傾けるように努力しています。

そして経験上、ある程度相手を信頼しないと些細なことでぶつかってしまい人間関係が拗れるので、一緒に仕事する相手は信頼すべきです。
この図解のようにまずやってみて精神の方が人は伸びると思ってて、ある程度信頼して渡さないと細部まで管理してお互い嫌な気持ちになりがちです。
(指導やマネジメントが下手やなーと思う人は大抵この図解の前者だと思ってます笑)

出典:https://twitter.com/kinoshitay/status/1022087365752283136

まあ、このようなことを書いている時点で、組織的な問題があるんだろうという予想はつくと思うのですが、まさに今私はマーケの立ち上げをしている中で組織や文化の課題を感じていて改善せねばと思っていた矢先に、『マーケティングとは「組織革命」である。』という本を手に取ったところ、これがドンピシャでいい内容だったので今度実践してみて、レビュー記事書いて紹介します。

全員が主体性を持って全力でやり切る

特に、小さい会社だと、誰かがやってくれる精神の人は本当にいらない。当たり前だけど、「誰か」なんて存在しないので自分がやるか、自分が誰かにお願いするかの二択しかないです。

話がそれますが、スタートアップ(事業の立ち上げ)向きの人は、

・不確実性や曖昧な状況、変化への耐性
・自分の頭で考え続ける+学び続けることができる力
・周囲の要望を吸い上げてなんとかできる力
・何かあった時にリカバリーできる力

を持ち合わせているかなーと新しく入ってくる人を観察して改めて思っています。この下記ツイートしかり。

自分たちは必ず成功できると信じる

結構人の気持ちって伝播するので誰かひとりでもこれうまくいかないかも、と思うと周囲に伝わって悪い雰囲気が漂うことになります。
絶対うまくいく。だって私たちがやっているんだもんという気持ちが大事。きっとうまくいく。という根拠のない気概も時には必要です。

最後に

4ヶ月でまあ色々あり、私はハッキリ物事を言うタイプなので何度もぶつかったし何度も他人に嫌な思いをさせたかもしれませんが、色々学んできてのびのび自由に仕事をしています。
仕事自体に不満はないのですが、60人近くなってきて意思疎通や情報共有が難しくなってきて、人間関係の悩みが増えてきてストレスを抱えることが多くなってきたので。これが50人の壁かなーとか思っています。おかげで組織って面白いかもと思えるきっかけにもなったわけですが。

そして正直、結構焦っています。
4ヶ月経ってもさほど出来ることはあんまり変わっていないし、正直スキルや専門性がなくて他人との差別化ポイントも自分の強みもあんまりないので、漠然と不安。冒頭で話していたポジションを取るに紐づくのですが、私はジェネラリスト気質が強いものの、この領域だったらこの人に相談しようと思ってもらえるくらい、誰にも負けない専門性を磨き、強みを発揮できるように早くなりたいです。

結局は、自分が死ぬ気で人間性を捧げたいと思う領域を探さねばならんのだと思うけど、それが難しいなーと思う日々。目の前のことをがむしゃらにするのも大事だけどもう少しちゃんと人生プランニングしないとダメだなーと思っているのでがんばります。

とりあえず今は、ディープラーニングのような未知で技術ドリブンな市場をマーケの力で更に活性化させ、人々に浸透させるために活用の仕方などを提示・訴求できる凄腕マーケターになることが目標です。

ちなみに、渋谷ランチゆるく募集しているのでお気軽に!では!

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