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よみがえる幼いころの感激、映画と原作両方楽しめる!---ハリーポッターと賢者の石

10月に入って秋も深まり、新たな読書に関する挑戦を始めました。
そう、それは・・・

”ハリー・ポッターシリーズを全部読み返すこと!”

実は昔に第5作目の「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」まで読んだ記憶があるのですが、今となっては詳細どころか大まかな設定さえも思い出せず、キャラクター名もあやふやな状態。あの強烈なアンブリッジ先生も記憶から消されてました。

また読もうかな~映画だけでも観てみような~なんて思いながら時は過ぎ・・・いつの間にかアラサーでした。

そんな中、東京のとしまえん跡地「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター」なるハリポタファンにはたまらない施設が誕生したこともあり、20年の時を経て再び興味が湧き、原作を読み返し、完璧な情報を頭に叩き込んで訪れるんだ!と思いこの挑戦を始めました。(もちろんこの施設は映画製作の舞台裏がコンセプトですので、映画もすべて鑑賞します!)

※ここから先ネタバレ含みます、ご注意を!


そしてやっと第1作目「ハリー・ポッターと賢者の石」を読了。

ハリー・ポッターと賢者の石 --- J.K.ローリング

まず映画を見てから原作を読んだのですが、この順番での楽しみ方、全世界の人にお勧めしたい・・・

まず映画でストーリーの全貌を把握して、音楽や映像でしか味わえないあの高揚感や緊迫感を楽しみながら世界観に没入!
動く階段や絵画、豪華な食事、様々な魔法の数々・・・やはり文字だけでは表現に限界がある中、映画は視覚で楽しめる。魔法の世界が目の前に広がっていてワクワクが止まらない・・・
音楽はあの有名なフレーズを聴くだけで自分もホグワーツにいるような感覚に陥ったり。ホグワーツがあったらな~
そして私の大好きなハーマイオニーは小さいころからほんとに綺麗・・・もう眼福でした。

そして復習するように本を読み始めると新たな発見が。

映画には無かったシーンや登場していなかったキャラクターが出てきたり、映画とはまた違った楽しみ方をすることができて、ページをめくる手が止まらない!

映画には映画の良さ、本には本の良さがあるのは前提として、やはり映画だけだと「これは何で?」と細かい箇所が気になったりするんですよね。

私が気になったのはラストの「賢者の石」について。
映画ではさらっとハリーのポケットに賢者の石が入っていて、それをクィレル先生もといヴォルデモートが奪おうとし、ハリーが直接クィレル先生に触れることで粉々となってしまうというラストだったのですが、なぜいきなりハリーのポケットに賢者の石が?なぜ触っただけで粉々に?とずっと疑問に思っていたことを思い出しました。
映画を見た後はハリーの勝利を見届けて満足し、グリフィンドールの優勝に歓喜してすっかり忘れていましたが・・・

原作にはその理由がしっかりダンブルドア先生から説明があって「なるほど~」と思わず声が出てしまうくらい納得しました。

あと映画でも嫌な奴としてキラキラと輝いていたキャラクターたちが原作では一段と嫌な奴なんですよね!!
ひときわ輝いていたのが、ダーズリー一家とスネイプ先生。
何度こいつ・・・と思ったことか。
でもこういったキャラクターが物語をより面白くしてるのは間違いなくて、これからの活躍も気になるところです。

また、個人的MVPは「ネビル・ロングボトム」!
彼は映画でも最後の最後で点数を稼ぎ、寮の優勝に貢献していましたが、原作では結構メインで登場していました。(ハリーたちと一緒に罰を受けたり、先生から隠れてよくハリーたちと行動しているイメージ)
おいしいところを持っていくやつ、といった感じで憎めないとてもいい子なんだな~と実感。推しが増えそうです。

そんなこんなでしっかり楽しんだ「ハリー・ポッタ―と賢者の石」
やはり第1作目とあってハリー含め読者の私たちも初めての「魔法の世界」ということで、一番ワクワク、ドキドキが強い作品なのかな~と個人的には思いました。

次は第2作目の「ハリー・ポッターと秘密の部屋」
個人的に日記のシーンが好きなんですが、原作ではどうだったけ・・・

また魔法の世界を楽しみたいと思います!

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