子どもを叩くこと

かずです。

ぼくはあくまで家庭において、また感情的なものであれば、親が子どもを叩くこともある程度肯定しています。

子どもを叩くことについては、今の風潮としてかなり過敏になっている問題だと思います。

ぼくも熱心に子どもを叩くことをすすめているわけでは決してありません。

家庭の場において、親子という情緒的にもっとも深い関係性の上でなら叩くという行為も時には肯定される結果になる、ということです。これは親子のみに成立する行為で、他の大人からのものはただの暴力です。

そして、叩くのであれば『感情的に』するべきです。無感情に、冷酷に子どもを叩くのは『虐待』と同じトラウマを子どもに植え付けさせます。

こどもが良くないことをしたときに、親を怒らせるようなことをしたときに、感情的に子どもを叩くことは、親が生きている人間であることを伝え、また子どもを一人の人間として認めていることにもなる場合があります。

だからといって頻繁にするべきだとはもちろん言いませんが、子どもを怒り、叩くことで子育てが良い方向にいくこともあるのです。

ただし!
これはあくまでも親子関係だけで成り立つことです。保育現場、教育現場では暴力は絶対に許されません!

ぼくたち教育者は、子どもの家族ではないんです。
あくまでもプロの教育者なのです。

論理的な根拠と、教育者としての誇り、子どもへの敬意と理解をもって子どもを指導していかなければいけません。

そしてその理論を、親に押し付けるようなことがあってはいけないのです。

家庭での子育ては感情的なもの、感情だけで成立する唯一の関係性。

家庭と現場の違いをきちんとわかっている必要があるのです。

今回はここまで~!

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