子どもの疑問への対応①
かずです。
よく現場の保育者が陥りやすい子どもへの良くない対応として、「子どもの疑問にたいして答えを教えてしまう」ということがあります。
幼児教育の場において、これはダメです。なぜダメなのかというと、子どもが思考していないからです。
子どもたちは乳児期から様々なものを発見し、大人に知らせてくれます。言葉がでないうちは、手や指を使って発見したものを示します。
そして言葉が出てくると、「あれは?」等の簡単な表現で、『自分が発見したものはなに?』と際限なく聞いてきます。
幼児期になると、こんどは目の前で起きた事象にたいして『なぜこんなことがおきるの?』とその理由を聞いてくるようになります。
そういうときこそ、幼児期の知的発達を促す大きな機会なのです。
子どもたちは発見に喜び、その不思議さを何度も租借して、思考力、発想力を伸ばしていくのです。
その疑問にたいして、大人が、科学的には正しいことであったとしても、簡単に答えを教えてしまうとどうなるでしょうか?
子どもの発見、思考は、そこでおしまい。これはあまりにももったいないのです。
長くなるので、今回はここまで~!
次回は具体例と、ぼくが普段している子どもの疑問への対応を書きます。
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