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新規サービスで医療に貢献。M3Cプライムのセールス&コンサルティング職

エムスリーキャリアでは現在、M3 Careerプライム(以下M3Cプライム)というサービスを用いた医療機関の採用支援に取り組んでいます。

このサービスは当社初のサブスクリプションモデルで、m3.comへの求人広告掲載、採用市場データの閲覧、スカウトメッセージ送信といった機能を顧客に提供しています。

新しいサービスであるため、M3Cプライムを提供しているメンバーが、日々どのような仕事をしているのかはあまり知られていません。

そこで今回は、人材紹介コンサルタントとして活躍し、現在はM3Cプライムの運用支援を行っている山本さんに、人材紹介サービスとの違いや具体的な業務内容について伺いました。

医療機関の課題に向き合う。
人材紹介サービスとM3Cプライムの違い


横山:人材紹介のコンサルタントとしても活躍されてきた山本さんから見て、M3Cプライムはこれまでの人材紹介サービスとはどんな点が違うと感じますか?

山本:求職者の希望をどう実現するかを考える人材紹介サービスに対して、M3Cプライムはどうすれば医療機関の採用課題が解決できるかを考え、提案していくという違いがあります。

単発の採用ではなく中長期の人材・採用計画を共有したうえで、その計画達成に必要な支援を行っていくイメージです。

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例えば採用面では市場を踏まえたうえで医療機関の優位性を具体化したり、スカウトメッセージや市場データ閲覧といった機能をより活用してもらう方法を考えたり、採用活動の中で見えてきた課題をフィードバックして一緒に対策案を考えたりします。

私自身は医療機関が実現したいビジョンに向かって、担当者と二人三脚のようにして仕事を進められる点が良いなと思っています。

医療機関の採用計画は自院の課題だけでなく、各都道府県の医療計画や地域医療構想を考慮して作られるので、とても公共性が高いです。M3Cプライムを通して採用活動を進めていくことは、社会から求められる医療インフラの整備につながる、とても意義のある仕事です。

応募獲得から面接まで幅広く支援。
M3Cプライムチームの仕事内容とは


横山:具体的な業務の流れについても聞かせてください。

山本:新規営業チームが契約締結した医療機関を支援することが基本の流れです。時期や契約内容によって変動しますが、1人あたりの担当施設数は30~50くらいです。

担当が決まるとサービスを利用して医療機関が実現したいことと目標期日を確認のうえ、求人票の作成を行います。各施設の院長・事務長といった病院の経営層と一緒に、募集ポジションや採用ターゲットはもちろん、人材要件の背景や課題も整理していきます。

そしてデータベースに登録のある人材の中から採用候補をピックアップし、当社の人材紹介コンサルタントを通してアプローチします。

その後は医療機関に合わせて週次や月次で採用の進捗を報告し、見えてきた課題に対する改善提案と実行も担います。

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一例ですが応募獲得がなかなか進まない時は、人材紹介コンサルタントに対してオンライン勉強会を開催します。院長の人柄や経営方針など、求人票には書き切れない情報が伝わると施設理解が深まり、求人紹介が促進する効果があるためです。

応募を獲得した後は応募者から内定受諾をしてもらえるよう、意向を高める面接の進め方の提案や、採用時の条件調整を行います。

横山:業務を進める中で大切だと思うポイントはありますか?

山本:担当する施設によってサービスへの期待や担当者の採用リテラシーも異なるので、私個人は医療機関ごとのゴール設定、期待値調整が大切だと思っています。

医療従事者の採用競争は激しく、すぐには採用が決まらないこともあります。問い合わせや面接数の増加といったプロセス改善をゴールとし、一つ一つ課題をクリアしていくことが必要です。

成果=採用結果ではなく、長期的な視点で顧客の課題解決に向き合うことが大事だと思います。

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医療機関の課題解決パートナーになる。
M3Cプライムでのやりがい


横山:M3Cプライムの仕事をする中で、大変だなと思うことはありますか?

山本:サービス自体がまだ完成していないなかで、新規契約獲得や導入後の運用支援をするのはやはり大変です。

代表取締役の沼倉は「M3Cプライムは永遠のβ版」と言っている通り、顧客からのフィードバックをもとにサービスをより良いものへ改善し続ける必要があります。サービス提供と機能改善を同時並行で進めるのを楽しめるかどうかが大切かもしれません。

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横山:仕事では大変な場面もあるなかで、山本さんが頑張り続けられる理由は何でしょうか?

山本:一番大きいのは社会貢献に直結する仕事ができている実感がある点です。例えば自身の関わる採用活動が、各地域で定められている医療計画の問題解決に繋がっているケースもあります。

また、医療機関の経営者が言語化できていない悩みを相談される機会が以前より増えましたし、その内容も「採用」にとどまらず「組織改善」といったところまで幅が広がってきています。

これは求職者視点だけではなく、医療機関の視点からの採用支援もできるようになったことが大きいと思います。

自分を課題解決のパートナーとして見てもらえている感覚があって嬉しいです。私たちは今後、採用だけにとどまらない医療機関の人事戦略や経営課題の解決にも注力していきます。

もし競合サービスが生まれたとしても、当社が一番だと思ってもらえるようさらに頑張っていきたいですね。

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M3Cプライムは発展途上。
一緒に目標達成を目指したい人物像とは


横山:現在のM3Cプライムチームが掲げている目標などがあれば聞かせてください。

山本:今は国内の4,000病院、10,000クリニックへサービス導入を目指しています。そのためには新規営業・運用支援・サービス改善企画といった機能をチーム全体で高めていく必要があります。

特に新規営業・運用支援については顧客と長期的な関係を作り、その中で見えてきた課題を一つ一つ解決していく実行力が求められます。

しかしそれを一人で行うのはなかなか難しいので、顧客の声や業務に役に立ちそうな情報を積極的に共有し合い、チームで課題解決できる組織にしたいと考えています。

当社であれば採用に限らず、顧客の抱える組織課題の解決にも幅広く取り組める環境があります。大変なこともありますが、顧客の課題を日々考え、未完成のサービスを一緒に完成させていく過程を楽しめる方とぜひ一緒に働きたいと思っています。

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