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教室ではまるで別人の小学生時代①

小学2年生の授業参観

内容はよく覚えていないが図工の授業だったと思う

教室にある机を全部さげ班ごとにわいわいと床での作業

なんて楽しそうなんだろう


私以外


ちっとも楽しくなかったのです

普段と違う慣れない授業とたくさんの親たちの目

そして何より学校では全くといっていいほど自分を出せておらず

異常におとなしかった私

それをついに親に知られてしまうんだなと構えていた

かなりの緊張状態


授業参観に来ていた母親は私の様子を観てかなり驚いていた

母親の隣にいた友人の母親も私の様子がおかしいことを一緒に気にしていた

そうですよね

学校の外での私とまるで別人なんですから

え

小学校に上がるまで・・・いやこの小学2年生頃までは

人見知りなどはあったが心配するほどのことはなかったと思う

思い返すと小学2年生から小学4年生ごろまでが一番ひどかった記憶


授業参観があった夜のこと母親は家族に今日のことを話した

学校での様子を聞いて兄はかなり驚いていました

「え!なんで?人気者にでもなっているのかと思ったよ」とのことです

全く人気者ではありません

そんな力・・・我に無し

「目立たないように」と妹はひっそりとした学校生活を送っています


学校外での私は繊細な面は持っていたがふざけるのが大好きで

幼い頃の写真はまともな表情のものは少なく定番の変顔ばかり

なかなか口が達者な方で家族や友達を笑わせるのが好きだったりもした

それなりにふざけた子供だったのです

なので家族にとって学校での私の様子はかなり衝撃的だったよう


この事がきっかけじゃないかなと思うことがあります

小学1年生頃かな

その頃の私はすべらない話のようなものを自分の中で一つ持っていました

(そんなもん持つな)

それをクラスのお友達ふたりの前で得意げに披露したんです

そして大スベり

くすりともしないお友達の表情に私は傷ついてしまったのです

当たり前です

ここは学校

色んな幼稚園からたくさんの子供たちが何十人も集まっています

今までのようなノリではダメなのです

みんながみんな私の全てを受け入れてくれるはずがありません

特別仲がいいわけでもない

そもそもその話は全く面白くない

しかし私のプライドはボロボロ

初めての失敗に絶望してしまいました

話すことが怖くなり自分を出すことをやめたんだと思います

殻に閉じこもりました

かいに

勉強についていけないというわけでも友達がいないわけでもなかったので

学校へ行くのが嫌だということはなかった

(こ の こ ろ は ね)

それなりの学校生活を過ごせていました

「帰ったら自分に戻れるもんね」という感じで


しかし自然と学校での自分をどんどんと演じていくようになった思う

学校ではこういうこと言っちゃダメとか謎のルールを自分で作って

自分で作ってしまったルールに勝手に苦しんでいたように思う

おんおふ

そういった生活が当たり前になり

全く話さないというわけではありませんが

かなり消極的な子供になってしまったと思います

学校へ行くと喋りたいのに上手く声が出なかったこともある

それは4年生頃だったかな

今思うと精神的にかなりやられていたんだろうね


学校などでの集団生活に少しずつ生きづらさを感じるようになっていった私

私なんかだめだ・・・とそう思うようになってしまった気がする

このことは今後の自分の性格や人間関係に大きく影響を与えたと思います


大丈夫よって言ってあげたい


自分を振り返って整理中






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