後悔しない人生を

前回のこの記事

好きになった途端、その人が退団してしまう・・・というのは宝塚あるある。
ここnoteにも、半分失恋みたいな記事がたくさん溢れてます。

わかる!わかるよ!
何だろうね・・・「退団オーラ」ってやつでしょうか?
カッコイイのに、さらにカッコイイor可愛く見えちゃう的な。

もっと前から知りたかった!と思ってしまいがちだけど、多分その時はスルーしちゃうのかもね。
ファンになったその時がタイミングです。

で、蘭寿とむさんのファンになり、ファンになった途端退団発表をされ、悲しみに打ちひしがれていた私でした。

その時、色んなヅカヲタ先輩にこう声をかけられました。

「後悔しないように(応援)してね」

当たり前じゃんって感じるかもしれませんが、後悔しないって結構難しい。
私たちは、色々言い訳をつけて色々諦めがち。
で、色々な理由をつけて自分を納得させがちです。

私もそんなことたくさんあります。

でも、宝塚って後悔のダメージは結構大きい。

退団して、舞台の世界に行けるのはほんの一握り。
蘭寿さんはブログは更新しているものの、現在は一般人です。

そして、最も大きいのは・・・

劇場(宝塚大劇場&東京宝塚劇場)に男役or娘役として戻って来ない。
あの世界観は宝塚のものだけです。

もしかしたら、卒業後は舞台人として活躍してくれるかもしれない。
でももう、男役・娘役として見ることはできません。
「女優」になってしまいます。

なので、今悲しみにうちひしがれている方は、どうぞ涙を拭いて立ち上がってください。
残された日々で精一杯応援しましょう。

チケットがもう売り切れ、劇場に行けない。
それぞれ色んな事情があると思います。
でも、自分なりに「やりきった!」と言えればそれでOKです。

仕事とか、家庭とか・・・実は行動したら何とかなっちゃうものです。
悶々としている間に時はどんどん過ぎてしまいます。

せっかく好きになったんですもの。
今まで真面目に生きてきたんですもの。
人生に1度くらい無茶しても、神様は許してくれますよ。

まぁ、2度も3度も無茶しちゃうのが宝塚の恐ろしいところ←深イイ話でまとめておけよwww

私は蘭寿さんの退団公演でやりきりました。
東京千秋楽のフェアウェルパーティーから戻ってきたホテルの部屋でひとしきり泣いたけど、心の中は晴々としていました。
後悔はなかったです。スッキリしました。人生で初めてのことでした。

なんか偉そうに書いてしまったけど、あの時「後悔しないようにね」と言ってくれた先輩の気持ちがわかりました。

ファンも優しい。素晴らしき宝塚の世界!
だから私をとらえて離さない。

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