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【体験談】職場の人間関係からメンタル不調に。

こんにちは、mezzanineスタッフの古川です。mezzanineでは、毎週水曜と日曜の無料相談を担当しています。
今回は、私がメンタルヘルス、そしてカウンセリングに興味を持ったきっかけをお話しします。

職場の人間関係からメンタル不調に

現在は保健師として企業に勤めながら産業領域のメンタルヘルスの仕事をしていますが、今から3年ほど前、私は会社での人間関係が原因でメンタル不調になりました。

私が務めていた会社は、自宅から車で40分程度の場所にありました。
その会社に勤めて1年経ったあたりから、通勤中に急に背中が痛くなったり、胃が痛くなったりするようになりました。でも、会社に着いてしまうと、いつの間にかその痛みは消えていつも通り仕事に集中できるのです。
なので、自分がメンタル不調とまで思っていませんでした。

それでもいつの間にか、会社に行くのが億劫になり、遅刻する回数も増えていきました。
きっかけは同僚との意見の食い違いでした。ものすごくショックを受けて立ち直れなくなってしまい、自宅に帰ってからどうしようもなく涙が溢れていました。
その後もなんとか、会社へ出勤を続けてきましたが、それから3ヶ月後、再び同僚とうまくいかず、その同僚がいるだけで胸が苦しくなってしまい、いつものように仕事ができなくなってしまいました。


カウンセリングを経験する

その後、心療内科を受診しました。渡された診断は適応障害。3週間の休養が必要とのことで、会社を休むことになりました。

どうして、こうなってしまったんだろう。
気づけば、家族の関係もうまくいっていないように感じる。

そんな時に、話をじっくり聞いていただいたのが月1で会社に来てくださる社外の産業カウンセラーさんでした。わたしのどうしようもない悩みをたくさん聞いていただきました。

最初は、話を聞いてもらうだけでは何の解決にもならないと思っていました。
でも、カウンセリングを続けるうちに、ぶつかってしまった同僚に対する気持ちだけでなく、「自分ってこんなふうに考えていたんだ」と自分自身を客観的に見ることができるようになりました。

このカウンセリングの原体験が、今のわたしの仕事につながっています。
わたしと同じようにメンタル不調になった方のお話をじっくり聴いて、その方の生きづらさ、悩みに向き合っていけたらと思い、3年前にカウンセリングの勉強をし始めました。
今は、学んだスキルを活かして、保健師として健康相談の対応をしています。


”頼ることができる誰か”でありたい

人は一人では生きてはいけません。
誰かの支えがあってこそ、今の自分があって生きているのだと私は思っています。

私は周りに気を使いすぎて疲れてしまい、疲弊してしまっていました。
誰かを頼ること、相談することで、その人に迷惑をかけてしまうかもしれないという思いがあって、でもそれは日々忙しく働いている社会人なら実は自然な考えかもしれません。
だからこそ、自分は誰かにとって相談できる相手でありたい、そんな思いから今は保健師として仕事をしています。

最後に、保健師らしい仕事をしておこうと思います。
メンタル不調のサインをご存知ですか?
知っておくことで、早めの休養やストレス対処が可能になるかもしれません。

【身体面の反応】
動悸、冷汗、胃痛、吐き気、下痢、手の震え、
筋緊張による頭痛・頭重感、疲労感、食欲低下、
不眠、めまい・ふらつき

【行動面の反応】
遅刻、欠勤、ミス(エラー)、アクシデント
頻発する口論、
飲酒量の増加、喫煙量の急増

※身体面の反応では、疾患が隠れていることもあるかもしれませんので、長引くときはなるべく早くかかりつけの先生もしくは、お近くの病院受診をオススメします。

何かお悩みございましたら、一人で抱え込まず
いつでもメザニンへご相談を(*^^*)




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