見出し画像

父への手紙

今日は少しだけ、家族の話をしてみようと思います。

・毒親の家庭で育った。
・何年も経つのに親のことが許せない。
・家族との思い出が長い間トラウマになっている。
・コロナ禍で一緒にいる時間が増えたことでストレスになっている。
・万が一親に何があっても、会いに行くつもりはない。

親子関係で確執があった皆さんは
こういった風に考えていることがありませんか?


私事ですが
2020年8月に
実の父が亡くなったそうで

72歳だったんですけど、
膵臓癌の末期だったらしいんですけど。

ずーっと手術も入院も拒否していて
いよいよどうにもならなくて
身内の説得を受け
近辺整理をした後に
病院で亡くなったらしいんですけど

プライドの高い人だったから
多分だけれど独りの時に
亡くなったんじゃないかなって思うんですけど

表現がこうも曖昧なのは
父の最期に会っていないからなのです。

私はとても長い間、
父を憎んできた人間で。
幼少期のトラウマの大半の原因は父で(笑

数年前の父の自殺未遂をきっかけに
もう会うことも連絡を取ることも
2度としないと決めていたから。

それこそ死んでも絶対に会いに行かないと
5年前、
父との連絡を絶った時に決めました。


訃報を知ったのは
亡くなった3日後だったんです。

数年前に父と離婚した
母から突然電話があって

なんだか嫌な予感がしたんだそうで。
(母の勘はめちゃくちゃ当たる)

こっそり戸籍を確認したら
数日前に死亡届が出されていました。


亡くなったと聞いた時、

世間的には不謹慎だけれど

嬉しいと言うか、
安心、安堵するのかと思いきや

全然そんなことなかったんですよね。

だからと言って後悔でもない。
批判や否定したいわけでもない。

経験したことのない感情が出てきて、
涙がボロボロこぼれてしまって。

戸惑ってしまったんですね。
なんだこの感情は?って。

どうしたらいいのかもわからなくて
不思議で不思議でしょうがなかった。


そこで改めて父に手紙を書きました。

直接書いて
渡したわけではないですよ。

思いのままに父に対して
言いたかったこと、考えていたこと、

傷ついたこと、全部を
P Cのワードに書きました。

二日ほどかけて書きました。

父への手紙は
いずれどこかに載せようかなと思います。


で、書いていたら
自分の奥底の
本当の感情に気付いてしまったんですね。

涙が止まらなかった理由がわかりました。

書き終えたと同時に心の奥底に
こびりついていたものがスッと取れて
身体が軽くなる感覚がありました。


親との縁を切ったなんて。と
マイナスな感情を抱く方も
読んでくれている方の中にはいるかも知れない。

でもやっぱり私にとっては、
これが最善の方法だったし
これが父との最善の距離でした。


いろんな家族のあり方があるし
いろんなカタチがあっていい。

正解はありません。

環境がそもそも違うから。
周りと自分を比べ続けて
我慢して抱えなくてもいいんです。


同じように毒親を亡くして、
長い間忘れられなかったり

許せない、怒りや
憎しみの感情があったり

そういった人にこそ
手紙をかく、という行為を
ぜひ試してみて欲しい。

誰にも見せなくてもいいから
ぜひ手紙を書いてみて欲しい。


私は想いが昇華されました。
今も時々読んでますが
読むたびに正直泣いています(笑)

でもそれは恥ずかしさとか
父に対する恨みでもなんでもなく

ただ、あの時
こんな気持ちだったのか。って涙が出ます。


一人で書けなかったり
想いが溢れ出てしんどい方は
私に連絡してきてください。

カウンセリングで話をお伺いして
書くお手伝いを一緒にしますよ。

辛い思いが少しでも
昇華されていきますように。


🟠カウンセリング
https://satyalife.amebaownd.com/posts/10841502

🔴Twitter
https://twitter.com/satyalife_mi

🔵HP
https://satyalife.amebaownd.com/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?