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アフター椿屋四重奏二十周年

先日こんなnoteを上げましたが。

結論から言おう。

中田裕二に完全沼落ちしました。



最初はSpotifyで椿屋四重奏二十周年のプレイリストばっか聞いてたんだけど「中田さんは今もソロでやってるわけだし、聞かないと失礼じゃね?」と思って聞き出したところ、まーーー止まらない止まらない。
ハロプロ出戻りの時とおんなじことしてる、、知らなかった間の空白を埋めるように過去の音源を漁る、調べる、SNSフォローする、ああCLUB PATHOSも入りたい(結局12月になって入会しちゃった)、、あなたが普段どんなものを見て感じているの?それが知りたいの、、ってこれ"恋"やん、、そもそもやっぱ好きな系統なんだよなと椿屋四重奏二十周年に触れて再認識したというか、この人が生み出すものが好きなんだなと気づいてしまったんですわ。
てかまずびっくりしたのが

ソロ約13年でアルバム12枚!?多産すぎる!!


尽きない創作意欲に面食らって。
そして掘れば掘るだけバラエティに富んだ楽曲たちに出会う、そんな感じ。とりあえずベストアルバム「TWILIGHT WANDERERS」は買ったけどやっぱりオリジナルアルバムでもっと曲たちを噛み締めたい、、そう思っている次第であります。(ちゃんと円盤を買って裕二に印税が入るようにね)(最初「中田さん」言うてたけど、だんだん「裕二」って脳内では勝手に呼び捨てにしてるごめんなさい)
なんでこんなに沼ってしまったのかちょっとだけ冷静になって分析してみた。

・直接「好きだ」って言わないとこ


たまに「君が好きだよ」ってそのままの歌詞も出てくることがあるけど、まぁほぼない。
そもそも「許されざる恋」とか不道徳な関係の話が多いからおおっぴらに愛の言葉を吐けないのもあるんだろうけど!←
「君が大切!大好き!!愛してる!!!」って確かに本人には言葉で伝えてあげないと伝わらないんだろうけど、曲の中でやられると興醒めというか、そんなお年頃になってしまったというか…
とにかく言葉選びが秀逸で、センスに富んでいて、遭遇するたびに「はあぁぁぁっっ…!」と声にならない驚嘆を覚えるのです。
ちなみに最近唸ったのは「リバースのカード」のサビの

ペース乱して スペース満たして

の部分。
1文字足して、濁点取っただけなのにそういう曲だって説明が足りてしまうこの感じ!!!ほんと遊び人やな…(言葉のね)


・声良すぎだし歌うますぎなとこ


どんなにいいメロディと歌詞が備わっていても、それを歌う声が好みじゃなかったり、そもそも「この歌唱力でボーカル張っていいんか…?」って思うバンドもといフロントマンとかいるじゃないですか←
でも椿屋四重奏二十周年によって久々に聴いた、中田裕二の歌は良過ぎたんですよ!!!!!
なんと表現したらいいんだろうなー、デプス?奥行きと深みがあって、特に階段昇っていくようなメロディなんかは歌のうまさと相まって、聴いていてカタルシスを憶えるくらい。(カバー曲だけど「シルエット・ロマンス」のサビとか至高そのもの)そして高音も無理がないしね。
てか自分で歌っても全然しっくりこないの!裕二の声のイメージが強すぎるし発声とかアクセントのつけ方とかちゃんと研究しないとだめ!!くやしい!!!(無駄に対抗意識)



・酒好きのお茶目で可愛いおじさんなとこ


オーイシさんのヤンタンにゲスト出演した際に「早くおじさんになりたかった」って発言してたんだけど。


確かに椿屋四重奏二十周年でもたかしげさんが登場したアンコールで「全員立派な40代になりました」的なことを言ってて、「若さ」に価値を感じてないんだろうなーというか言い方変えると「生き急いでた」のかなというか。
すっかり無自覚だったんだけど、そういえば高校生の頃「お兄ちゃんが欲しかったあああ!!!」と絶叫していたブラコン気味のわたし、推しと言える男性って大体3,4歳上の方ばかりなのよな…嗚呼またじゃないか…
そして酒好きで、好んで視聴する番組が一緒なのも高まりポイント。(「酒場放浪記」「町中華で飲ろうぜ」etc…)
雑誌「音楽と人」で連載している「東京ネオントリップ」も読み始めたけど、聖地巡礼的に同じところに行ってみたいし、なんなら酒場で遭遇してみたいもん、、
「ウィスキーのCMに出たい」って夢も、ウェブCMとかでもいいからマジ実現してほしいし、"#裕二と乾杯"アクスタをげっとして酒と並べて夜な夜な写真撮りたい、です。(下記参照)



最後に、まだ全部浚えてないんだけど、現時点での個人的に気に入っている曲を紹介してシメることといたします。



UNDO(2012)



「幻惑」のMVみたいなカットソー着てるなぁ。デコルテ…(そこ?)
音数が少ないというかシンプルな編成なんだけど、むしろ今聞いてもめっちゃオシャレやん、と思った曲。
にしてもメロドラマか火サスのエンディング曲っぽさあるよね。それは椿屋の頃からだけど。
「"UNDO"にしたいことみんなあるよねーー」って気持ちになるので皆さん歌詞を眺めてみてください。



MIDNIGHT FLYER(2013)



イントロのディレイ(フランジャー?)からして飛行機感ある。
珍しくコミカルなMV。
サビに行く前にメガネ外す仕草がたまらん…スクショしたくなる気持ちわかる…というかどっちのスタイリングもとても良い。
ギターソロも自分で弾くんかい!ってツッコんでしまった。ほんと器用だなぁ。
間奏明けにパンケチャしたくなるし、サビのダンスは踊りたくなる。(すみませんフリコピ系アイドルヲタクなもんで)でもライブでやったら浮くってか和を乱すやべー奴だよね、、?

てかこの年代あたりまで右手中指にゴツめの指輪してるんだけど、拗らせすぎて指輪買って真似っこしちゃったよね!←



誘惑(2015)



オシャな曲。これ2015発表なの!?流行の最先端行き過ぎてたんちゃう!?後から時代が追いついてきたような気さえした。
ちなみに音源もいいんだけどこのライブアレンジがサイコーすぎる!!!



最後の最後でビートがジャズっぽくなるのとかね。
てかタロウちゃんがギター弾いてない"Vocal&others"なんて贅沢使いだな!!!(そこかい)



正体(2018)



先に音源聞いて「めっっっっっちゃ良い…!!!!!」ってなった後にMV見て戸惑った曲w
でもこれはこれで印象には思いっきり残るのでアリ。



本人出演ver.もあります。
くしゃくしゃヘア、眼鏡、チェックのネルシャツなんてレアなビジュアルの中田さんにもキュンキュンしてしまう。リズムにノッてる時の首の動きも好き。
アウトロなしでスパッと終わる展開が予想を裏切られた感あるんだけどそれも潔い。



ハグレモノ(2023)



音色もメロもMVの色味や質感もザ・昭和
ド直球すぎて最初はお腹いっぱいというか「あ、これ以上は結構です…」と思ったんだけど、だんだん馴染んてくるというか気づけば口ずさんでいたという。
疎外感とか社会への諦めとか、きっと大なり小なりみんなこんな気持ちになったことあるんじゃないかなーと思える歌詞です。



2024年はぜっったいライブに行くからなーーー!!!

(年忘れライブは行けなかったので…)


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