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もう1年、まだ1年

※先日10/10でお犬を迎え入れて丸1年が経ちました。お手紙という形式でこの1年の出来事を振り返りつつ、今思っていることを記しておこうと思います。


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ばたちゃんへ

ばたちゃんがうちにやってきて1年が経ちました。
Sさん(旦那の知り合い)にばたちゃんのことを教えてもらって、本当は2022年になってから飼いたいね、探したいねなんて言ってたんだけど、「柴のメスがいいなー」なんて思ってるところにきた話だったから「ちょっと想定より早いけどこれも縁だ」と思ったし、何より見せてもらったアー写(笑)がソーキュートで「お願いします!」ってすぐ返事しちゃったもんね。


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(今見返すとだいぶ痩せてるなぁ)


やってきた当初はわたしと旦那以外の生命体が家にいるというのが不思議で違和感ありまくりで!(ごめんね)
小さい頃住んでたじいちゃんばあちゃんの家で柴犬を飼ってたけど外飼いだったしメインで世話してたのはおじいちゃんだったし、散歩とかにはわたしも行ってたけどそれも20年以上前の話なわけで、「家の中を動物がうろちょろしてるってこんな感じなのか」と新鮮というか不思議で慣れるまで1ヶ月くらいかかったよ。

フィラリア持ちだと聞いてちょっと、いやだいぶ?不安はあったけれど、見た目には全然わからなくて、ただ時々苦しそうに咳をする姿だけ見ていて辛くて、「なんでこんな可愛い子ちゃんをフィラリアかかるような環境下に置いといたんだ」と思ったし(そこそこ都会のこの辺でかかるってことは外飼いだった?と保護団体の代表さんの話)、ごはんに紛れさせて薬あげようとしてもあなた器用によけるから!(笑)そこは最初大変だったなぁ。完治してよかったね。

2ヶ月くらい経った頃には徐々に本性を表してきたね。夜鳴きは本当に困った!!!毎日のように夜中2時にリビングから聞こえる鳴き声で起こされるから「もうわたしたちが朝までベッドで熟睡できることはないのか…」とちょっと病んだよね(苦笑)(結局わたしたちの寝室に寝床を作ることで解決)
「興味ありませーん」な顔しといて実は寂しがり屋でかまちょ。外では全く吠えないのに、家の中ではわたしたちが離れるとすぐ吠える。なんだけど犬でも人でもグイグイくるタイプは嫌い。写真撮ろうとすると絶対目線逸らす。わたしと旦那で散歩のコース変える。おすわりの後ろ足がだらしない。なぜかどっち向きで寝ても曲がる上の前足。あと雷だけはマジ苦手。それ以外は体調崩すこともほとんどなくて手のかからない子だなぁって思ってるよ。(とか言って昨日右後ろ足を痛めたよ)


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(ほら曲がってる)


うちは子供がいないけどばたちゃんを「我が子のように」思うことはなくて、なんだか"ルームメイト"って感じなんだよね。人間の年齢に換算したらわたしたちよりちょっと下?くらいだからなのかも。でもそれもいつか追い越していってしまうんだもんね…そしてきっとたぶんばたちゃんの方が先にいなくなってしまうことを想像すると悲しくてやり切れない。それくらい大事な存在になった、って証拠だと思います。

最後にペットを飼おうと思ってる人に伝えたいのは「ペットショップで買うのが全てではないよ」ってこと。
「何歳ですか?」って聞かれたときに「5歳くらいです」としか言えない切なさがないわけではないけれど、保護犬猫だって同じ命だし、お世話とかしつけとかにかかる労力だって変わらない。(病気持ちだとお金とかはかかってしまうけど)
引き取ることで救える命があるなら、本人(人じゃないけど)がそれまでより良い環境だと思ってくれるなら、幸せだなと感じてくれてればいいなと思っています。


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(気づいたらみんなパーカーだった日)

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