19歳女子大生、高安病になる②

②も見て下さるなんてとても嬉しいです。
①からの続きになりますので、まだご覧になってない方はそちらからどうぞ。

近所のお医者さん、めちゃくちゃ優秀の巻

大学の健康診断で血圧に異常があった私は
近所の幼少期から通ってるかかりつけ医へ行きました。
「肩こりがあるのみで体調は悪くない。でも血圧がおかしいと言われてしまった」と相談。
内心大学に提出しなきゃいけないから、とりあえず見てもらって、なんもなしで終わりやろと思ってました。そこで血液検査をすることになります。
血液検査の項目でCRPってご存知ですか?
まあ私はこの時初Siriです。
というのも、数値は体の炎症値を表しているそうです。
風邪をひいていたりすると、このCRPがあがったりすることもあるそうで、基準値は0.03以下のようです。この時の私は14。

14!?

君、今風邪ひいてる?って聞かれるも沢尻エリカばりの別に、、な気持ち。ほんとに肩しか痛くないもん。
いや、絶対体調悪いと思うよ。大きい病院に紹介状出すからすぐ行って。と言われる。

健康診断といい、かかりつけ医といい、自分はポカンなのに周囲がヤバそうな雰囲気。

後から聞いた話では、この時からかかりつけ医の先生は高安病を疑っていたそう。あなた体調悪いと思うよってなんで自分以外の人が断定すんねんとか思っちゃってすんません。
様子見で済まさずに、すぐに紹介状を書いて下さった先生にはすごく感謝しています。

アンチCTの先生vsどんどん弱っていく私

紹介状を携えすぐ大きな病院へ行った私ですが、実際病名がわかるまで2ヶ月ほどかかりました。

大学入学直後で必修授業も多く休む事が出来ず、水曜のみ授業を入れずに毎週病院へ通いました。
というのも、肩こりのみだった私の体もだんだん異常が出始めたためです。
37度の微熱が常にあり、肩コリというより左腕が常に疲れていて、右手で左手を支えていないといられなくなりました。
普通に登れていた大学の階段も、途中で休憩しないと息が切れてしまって登れなくなりました。
大きな病院で、毎週何時間も待たされながら毎度どこが悪いかが特定できませんでした。
レントゲンやMRIも何度も撮りました。

小さい頃から勝手に、お医者さんって人の症状を聞いたらこの病気だなって、わかる神のようなものと思っていたんですが、意外と消去法なんだと知りました。なんか残念な気持ち。

頭は痛い?痛くない
じゃあ頭が痛くなる病気ではないねと消去法で探していき、4時間待って結局病気がわからない。また1週間様子を見ましょう。を繰り返して私も母も疲れ切って行きました。

足の裏の血管が痛くて、立って電車に乗れなくなった頃。フラフラで体育の必修科目もなんとか見学で単位を落とさないように必死だった頃。もう限界でした。ずっと水曜に行っていたのを学校を休んで木曜に病院に行きました。
ずっと水曜担当だったの男の先生は、優しい先生でしたがCTの被爆をとても嫌がり、本当の最終手段だと言い、今までCTをとったことはありませんでした。
たまたま木曜は、研修医の様な若い女の先生でその先生がすぐにCTを撮りましょうと言ってくださり、撮影後すぐに高安病と判明することになります。
今でもこの時の先生がCTを撮ろうと言ってくれなかったらどうなっていたかなと思う時があります。

「あなたは高安病で、難病で、完治はありません。」と聞いて、ショックというより、ずっと原因不明で辛かった日々がやっと終わる、病気に対し何かしら対処をしていけるという喜びのが大きかったです。実際この意味を体感していくのはこの後ですね。

そして始まる治療、、、並行する大学生活、、、、
またまた続きもす👍


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