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断食?絶食?③完

断食終了

6日 朝の体重66.5㎏、夜の基礎代謝も思ったほど良くない。
今日はとても目覚めが悪かったが少量の便が出た。
これで2日に食べたものが消化吸収され全て出たことになる。 そういえば下痢で出た便の中に、31日に食べたシイタケがそのまま出てた(笑)。 食物繊維は消化しないのだから当たり前といえば当たり前。 そのまま大腸に移動したというのは大腸に住んでいる菌はお手伝いしてくれなかったということ。 大腸が疲弊していると住んでいる菌たちも悪いほうに導かれてしまう。 特に悪玉菌といわれている菌群(腸が正常であれば悪いことはしない)と日和見菌群は大腸の環境次第で変化する。 胃や腸の調子が悪いときは食物繊維を避けたほうがいい理由です。 食物繊維が含まれている食材は野菜です。 野菜にはミネラルとビタミンが豊富含まれているが、食物繊維を多く摂る必要はない。 さきほどシイタケの話しをしましたが、大腸まで固形物のままで移動するということには問題が多い。 そもそも「からだ」に入ったものは消化しなければならない。 そして最小単位(ミネラル、ビタミン、ブドウ糖、アミノ酸、脂肪酸など)になり、吸収されて肝臓に行かなければ何も始まらない。 大腸は最後に水分を吸収するところであって消化はしない。 
PM8時を回り断食終了。
いつものミカンと味噌汁に加え、かぼちゃのスープと魚介類スープも飲んだ。 PM8時に断食は終了したが、さすがにこの時間から食事をすると、今度は胃と食道に負担がかかる。 逆流性食道炎を予防するなら、胃に食べ物が残っている状態で寝てはいけない。 胃液で噴門(胃の入り口)が痛みやすくなります。 胃液はたんぱく質を分解する強酸の消化酵素です。 胃も筋肉(=たんぱく質)なので、自らが痛まないように粘液(第一次消化液)で胃の表面を保護しています。 「断食?絶食?①」に書いた「ミカンも焦らずゆっくり舌で味を確認しながら」と言ったのは「胃」のためです。 人間には味覚があります。 味覚は何のためにあるのか? そう酸味・塩味・苦味・甘味です。 この意味はとても重要です。 
とにかく、明日の朝から食べることにしました。 明日はちょうど七草粥の日です。 
PM10時半過ぎ、布団に寝ていつもの内臓の体操、胸式呼吸、首の体操、寝るための準備体操をして寝よう。
夜66.3㎏、さすがに水分摂りすぎたかな~。

断食明けのご飯

7日 朝の体重66㎏。300g?
今日も便が出た。 大腸の調子も良くなってきている(この便は2日に食べたものだろう)。 
今日は七草粥ならぬ七草ご飯(白出汁で炊きました)を食べました。
あ~こういう時に写真を撮っておくべきだった(反省)。
普段は朝ごはん(固形物)を食べない(絶対ではない)。 断食でもわかるように3日から7日の朝までミカンの汁と味噌汁の汁しか食べなかった。 生活(日中の活動量)が違うから一概に言えないが、その人の生活によって食べ方を変える必要がある。
食べ物はまだ胃にある状態で栄養にもエネルギーにも構成組織にもならない。 この胃にある食べ物はいつ「栄養」と「エネルギー」になるのか? 「断食終了」で触れた「胃」や「舌の味覚」など身近な題材を使って説明していこうと考えています。
今回は暴飲暴食から始まって断食することになりましたが、改めて「健康」を考える良いきっかけと「からだ」について発信する良いきっかけになりました。
これから「からだ学のすすめ」を通して少しでもお役に立てれば幸いです。
それでは次回の記事でお会いしましょう。

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