新卒社員の仕事紹介「Yahoo! JAPAN」トップページを担当するソフトウェアエンジニア編
LINEヤフーには、さまざまな領域で活躍するエンジニアが数多く在籍しています。そのなかには、新卒入社し、早くも重要な役割を担っている若手エンジニアも多くいます。今回は、「Yahoo! JAPAN」トップページの開発に携わるソフトウェアエンジニアの福本 大介さんに、新卒入社社員としての仕事内容やその魅力について伺いました。
プロフィール
自己紹介をお願いします。
福本 大介です。2021年、旧ヤフー(現LINEヤフー)のインターンシップに参加後、2023年4月に新卒入社しました。インターンシップでは「Yahoo! JAPAN」トップページの開発を行うプログラムに参加し、現在も「Yahoo! JAPAN」トップページのスマートフォンブラウザの開発を行うチームに所属しています。
入社してからはどのような業務に携わっていますか。
「Yahoo! JAPAN」トップページのスマートフォンブラウザの開発を行っています。「Yahoo! JAPAN」のトップページはLINEヤフーが提供しているあらゆるサービスの入口になっており、ポータルサイトの役割を担っています。私たちのチームではトップページ全般、アプリ版の一部タブ・ページ用のWebビューのフロントエンド開発を担当しています。また、「Yahoo! JAPAN」のトップページは多くのサービスの導線がある性質上、非常に多くのサービスのAPIを叩きます。その際のバックエンド開発も行っています。特殊なところで言うと、災害発生時などで「Yahoo! JAPAN」トップページへのアクセスが増え、リクエストが急増し、負荷が高まる際の対応です。リクエストが急増した際にも必ず最低限の情報は表示しなければいけないため、事前にレンダリングした静的HTMLで作成した簡易ページを表示する仕組みとなっています。
具体的な業務の事例を紹介します。「Yahoo! JAPAN」トップにはワールドカップやオリンピックなど大規模なスポーツイベントをはじめとする期間限定で表示する特設タブがあります。これはイベントごとに要件が異なり、個別に対応しています。これらの特設タブの対応を行うためのアーキテクチャの刷新プロジェクトにメインのフロントエンドエンジニアとして参加することになりました。既存の特設タブのアーキテクチャをほぼ1からつくり直すプロジェクトで、現在イベントがある際に表示されているタブは私が開発・実装したものがほとんどになっています。新卒入社1年目のエンジニアでも大役を任せてもらい、非常にやりがいを感じながら取り組んだプロジェクトとなりました。
プロジェクトにおけるエンジニアの立ち位置はどのようなものがありますか。
「Yahoo! JAPAN」トップページの場合、ビジネス系のプロジェクトと、開発主導のシステム改善プロジェクトの大きく2種類があります。ビジネス系のプロジェクトとは、企画側で起案し、会議を経て承認された要件が開発側に降りてきて、企画担当者と相談しながら開発・実装を進めていくものになります。さきほど紹介した特設タブのプロジェクトもこちらに含まれます。新機能や期間限定のイベントやキャンペーンの訴求をしたり、バナーでアプリの導線を追加したり、UIを変えることによってクリック率などの数値がどのように変わるかのA/Bテストを行ったり、企画担当者が企画したものを開発側で実装するケースが多いです。エンジニアとしては、いかに要件を満たしながら不具合なく、納期通りに進められることが重要だと感じています。
一方で、開発主導のシステム改善系のプロジェクトはインターフェイスにまつわる事故防止のための提案を行ったり、アーキテクチャの変更をしたり、余剰に使ってしまっているリソースの最適化を行い運用コストを下げたり、エンジニアならではの提案を行い開発に取り組むプロジェクトです。課題解決意識を持ち、どのような改善が見込めるのかを考えながら、最新技術をキャッチアップしながら運用するための開発が求められていると感じています。
選考を受ける前に取り組んでいたことはありますか。
周りの友人もWeb系の企業を受けている人が多く、志望領域が似ている友人たちを集めてチーム開発をしたり、ハッカソンに出たりしていました。いくつか賞を取れたこともあり、モチベーション維持をしながら多くのことに取り組めたと思っています。また、競技プログラミングにも挑戦しました。面接の場でも「こう考えて実装しました」と説明できることも多かったので、競技プログラミングに参加したことで自分の開発に自信を持てたように思います。
入社の決め手を教えてください。
インターンシップの参加を経て、Web開発が自分に向いていると改めて実感したからです。実際の業務で「自分が実装したサービスをユーザーに届けられる経験をしてみたい」と感じていましたが、インターンシップに参加したことで具体的なイメージもつかめました。また、実際に働いてみて、働く環境としての不安も少ないと感じたことも大きいです。入社後もギャップはなく、楽しくやりがいを持ちながら働いています。
入社後、チームの雰囲気やカルチャーはどうでしたか。
私はインターンシップを経て新卒入社をしましたが、インターンシップに参加した当時から褒めて伸ばす文化があると感じました。自分が学んだことや経験したことを提案したり、開発する際に盛り込んだりした際、すごく褒めていただけてとても嬉しかったことを覚えています。現在も1on1ミーティングやペアプログラミングをする際にそのカルチャーを感じます。新卒だからと言って遠慮せず、積極的に自分の強みや経験を発揮していける環境だと思います。
今後のキャリア目標を教えてください。
私のキャリア目標は、素早く価値提供できるエンジニアになることです。「Yahoo! JAPAN」トップページではイベント系の企画が多く、締切が次から次へと来ますし、スピードはエンジニアとしての価値であると思います。技術は勉強して身につけてきましたが、案件を進めるうえでは企画、広告、分析チーム、別のプロダクトの開発メンバーなど、さまざまな職種の方々とのコミュニケーションもスピードに大きく関わると感じています。積極的に大きな案件に挑戦し、これらのスキルを身につけていきたいと思っています。
最後にメッセージを。
LINEヤフーは、若いうちからチャレンジができる場所です。上司からも「失敗するなら今だ!」と熱い応援を受け、失敗を恐れずに挑戦する励みになっています。私自身も特設タブの刷新といった大きな案件を任され、達成することができましたし、さらにステップアップした課題にも挑戦しています。
もし多くのユーザーに使ってもらえるプロダクトの開発に興味があるなら、そして開発そのものを楽しみたい、エンジニアとして成長したいなら、LINEヤフーのソフトウェアエンジニアはおすすめです。ともに挑戦、成長していけることを楽しみにしています。
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