“Switchが大人気過ぎて株主に怒られた任天堂” さおだけ屋はなぜ潰れないのか?/山田真哉【読書メモ】
「会計学を身近な題材で解説したベストセラー」だと、本の存在だけは以前から知っていたけど、まさかその有名な本の著者が、最近見ているYouTube「オタク会計士チャンネル」の配信者と同人物だとは全然知らず、ついこのまえ気が付いてびっくりした!
ちなみにこの本には当然ながらSwitchのことは書いてなくて、読後、去年のニュースを思い出したのでタイトルにしました。
ルース的おもろかったとこ3選
①個人の副業も連結決算(企業で言う親会社・子会社の関係)で考える
→鉄道会社の子会社がデパートや住宅街をつくるのは、親会社の本業にも利益があるから。個人の副業も同じで、本業に相乗効果があることをしよう。
②Switchが大人気過ぎて株主に怒られた任天堂
→このステイホーム需要になに完売してるんだ!転売対策しろ!と、昨年の株主総会では任天堂は株主に批判されてしまった。商売目線では、不人気すぎるのも問題だけど、完売というチャンスロスも褒められたものではない。
③"50人に1人無料!"vs"5%割引"でわかる数字センス
→冷静に考えよう。倍にして100人にすると2人無料だからわずか2%引き。だから5%引きのほうがよっぽどオトク。なのに「無料」という言葉に踊らされるので、売る側の広告インパクトとコスパは◎。
こんな人におすすめ
結局さおだけ屋はなぜ潰れないのか気になる人
会計は面倒くさそうだけど起業に興味はあるという人
(2021年3月16日読了)
※僕の読書メモは本の”要約”ではなく、僕が個人的に『珍しい表現だ!メモしとこ~』と思ったことベスト3を挙げています。類似ジャンルの本を読んでいると、どの本にも共通して書いてある点がありますが、それはさて置きユニークなとこだけ拾ってます。言い方を変えれば、"要約"ではないため、全然ネタバレになってません(いいんだか悪いんだか 笑)
僕が読んだのは普通の新書版でしたが、コミック版もあるみたいです↓
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